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センター試験概況

動画による動向分析レポート センター試験概況について、動画による解説をご覧いただけます。
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センター試験概況 (約8分) 再生する ※動画の提供は終了しました。

2010年度センター試験志願者・受験者数

 2010年度大学入試センター試験(以下、センター試験)の志願者数は昨年から9,387人増加して553,368人となった。とくに現役生志願者数は前年から8,885人増加しており、現役生のセンター試験志願率(センター試験志願者数/新規高卒者数)は過去最高だった2009年度の40.5%からさらに0.5ポイント上回り41.0%となった。

 1月16・17日に実施されたセンター本試験の受験者数も、外国語ベースで昨年より12,170人増加の513,267人となり、受験率はここ5年間では最高の92.8%となった。追試験の受験許可者は、前年より増加して972名となったものの、心配されていた新型インフルエンザの影響はそれほど大きくなかった。


センター試験科目別平均点の動き
  
〜数学IA、物理I、化学Iで平均点大きくダウン、得点調整はなしの見込み〜

 【表1】は河合塾が実施した自己採点集計「センター・リサーチ」参加者の平均点である。科目別に見ると、数学I・A(約16点ダウン)、物理I(約10点ダウン)、化学I(約16点ダウン)、政治経済(約10点ダウン)の4科目が難化し、平均点が大きく下がった。数学I・Aや化学Iは、昨年は満点を取った受験生も多かったが、今年は高得点者が激減している。

 なお、各教科の科目間で20点以上の平均点差が生じた場合に検討される得点調整は、対象となる理科Iで科目間得点差が広がり河合塾のデータで15点差となっているものの、今年もなしの見込みである。

 「センター・リサーチ」集計結果をもとに河合塾が予想した各教科・科目の予想平均点はこちらを参照いただきたい。

【表1】 センター・リサーチ 教科・科目別平均点
【表1】 センター・リサーチ 教科・科目別平均点

理系型の平均点が大きくダウン
  〜文系7科目型557点(−8点)、理系7科目型554点(−29点)〜

 【グラフ2】は「センター・リサーチ」参加者の総合型別の平均点の推移である。

 多くの国公立大で必要となる7科目型の平均点は、文系7科目型、理系7科目型いずれもダウンした。特に、数学、物理、化学など理系受験者が多い科目での平均点ダウンが影響して理系7科目型は減少幅が大きく、29点ダウンの554点となり、文系7科目型の平均点をも下回った。

【グラフ2】 センター・リサーチ 総合型別平均点の推移
【グラフ3】
文系7科目型得点分布

理系7科目型得点分布

 【グラフ3】は7科目型生の得点分布である。平均点ダウンにより、文系・理系とも昨年より分布が左にシフトしている。また、理系7科目型では、昨年・一昨年と比べ高得点者が大幅に減少している様子がわかる。理系生にとってはとくに厳しい試験であったといえよう。