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第3回全統マーク模試にみる2020年度入試の動向

河合塾ではこの秋(10月)に第3回全統マーク模試を実施し、30万人を超える受験生にご参加いただきました。ここでは、模試時に受験生に記入してもらった志望校を集計した結果を踏まえて、2020年度入試の動向を探っていきます。

私立大全体概況

私立大では都市部の大規模大で敬遠傾向

第3回全統マーク模試における私立大全体の志望者数は前年比100%と前年並みとなりました【図表3】。入試方式別の志望者数をみると、大学の個別試験を課す一般方式が前年比102%と増加した一方、センター試験の成績を利用するセンター方式が前年比96%と減少しました。

大学グループ別にみると、「早慶上理」「MARCH」「日東駒専」「関関同立」「産近甲龍」のすべてのグループで志望者が減少しました。次年度に入試改革が控えていること、近年私立大入試は難化傾向であることから、受験生の安全志向が鮮明に出ています。

学部系統別では理系学部で志望者増加

学部系統別の状況をみると、文系の各系統では「文・人文」が前年並みとなったものの、その他の系統では減少しました【図表4】。一方、理系では「理」で前年比103%、「工」で前年比104%をはじめ、志望者が増加した系統が目立ちました。「工」は国公立大と同様に「通信・情報」分野に多くの志望者が集まりました。なお、「農」でも志望者はやや増加しましたが、摂南大で農学部が新設されるためです。摂南大の志望者を除くと、国公立大同様、志望者は減少傾向にあります。「医・歯・薬・保健」は全体では志望者は増加していますが、「医」「薬」では志望者は減少しており、「医療技術・保健」分野で志望者は大きく増加しました。「総合・環境・情報・人間」は全体では志望者が減少していますが、「情報」分野は志望者が増加しており、私立大でも情報系学部の人気がうかがえます。

2020年度の注目大の動向

私立大についても受験生の志望動向に影響する大学の動きや入試変更点について、いくつか注目される点を見ていきましょう。

慶應義塾大(理工)では、一般入試は学門別に募集し、所属学科は2年進級時に決まります。2020年度から学門名称を1〜5からA〜Eに変更し、各学門から進級可能な学科構成が変わります。

中央大では総合政策、商、理工、国際経営、国際情報学部のセンター併用方式の出願締切日がセンター試験前からセンター試験後に変わります。センター試験の自己採点結果を確認してから出願できるようになるため、前年度までと動向が大きく変わる可能性があります。

キャンパス移転も志望動向に影響を与える要因の1つです。専修大は2020年度より神田キャンパスに新校舎を設置します。神奈川県の生田キャンパスから移転してくる商学部では志願者が大きく増加しそうです。


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