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いざ学問選択!

  • 文化を味わう
  • 人間を知りたい
  • 社会の仕組みを考える
  • 自然の原理を探る
  • 技術をつくる
  • 食と環境を守る
  • 健康に生きる
  • よりよい暮らしへ

文化を味わう「時を越え、国を越えて人の営みを見つめる」 文化を味わう

「文化」と聞くと、平安時代やルネサンス期の文化など、どことなく高貴で自分とは縁遠い印象をもつかもしれない。しかし実際は、私たちにとってとても身近なものだ。
たとえば、メールのやりとりで使う顔文字。文章だけでは表せない感情を、文字で顔を作りビジュアルで表現するものだが、日本とアメリカで種類や形も違うし、人によって受け取る意味も異なる言葉の文化だ。また、標準語で「東西南北」というものが、沖縄の言葉ではそれぞれ「あがり・いり・はえ・にし」と読む。所変われば品変わるというように、言葉も文化も場所や人によってさまざまだ。
文化を表す「culture」は、ラテン語の「colere(耕す)」が語源だ。土を耕し作物を育てることで、人々は食の豊かさを享受してきた。一方、文化も、私たちの心をより豊かにしてくれるもので、言い換えれば「人々が心を耕し育んできたもの」といえる。大学では、こうした文化を扱う学問を「人文科学」といい、時を越え、国を越えて人の営みについて考えていく。人文科学にはどんな学問があるのか見ていこう。

  • 文学
  • 外国語学
  • 史・地理学
  • 文化学
  • 芸術学

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人間を知りたい「人間にとって「人間追究」は永遠のテーマ」 人間を知りたい

「人間とは何か」という問いにはどんな答えがあるだろうか。言葉を話す生き物、知識を伝える生き物、喜怒哀楽をもった生き物などいろいろ考えられるだろう。
17世紀フランスの思想家・パスカルは、人間について次のように書き記している。「人間は一本の葦にすぎない。自然のなかで最も弱いもののひとつである。しかしそれは、考える葦なのだ。」人間は風になびく葦のように、自然の前では無力な存在だ。しかし、考えることができる点で人間は偉大だと言える。
大学では、考える・話す・信じる・思う・教えるなど、人間のさまざまな活動に注目し「人間とは何か」について考えていく。人々の心に漠然とした不安や影が見え隠れするなか、人間と科学技術との関係、人と宗教との関係、人と人とのつながりや絆、次世代の育成などが大きなテーマとしてクローズアップされている。私たちはどう生きていけばよいのか、先人たちの知恵から学んでいこう。

  • 哲・宗教学
  • 心理学
  • 教育学・教員養成系
  • 児童学
  • 人間科学

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社会の仕組みを考える「社会が抱える問題に多様な視点で取り組む」 社会の仕組みを考える

人間が集まって構成している「社会」。私たちが暮らす現代社会では日々さまざまな変化や問題が起きている。
インターネットを例に考えてみよう。個人が閲覧した情報を自動的に記録し、それを利用して商品購入に繋げようとする「行動ターゲティング広告」を目にしたことのある人も多いだろう。広告効果を高める手法として注目されているが、プライバシー保護との関係が問題となっている。また、LINEなどSNSの利用が広まったことにより、誰とでも気軽に連絡を取れるようになった一方で、友達とトラブルになったり、知らない人から突然メッセージが送られてきたりする問題も起きている。さらに、SNSでの呼びかけが大規模なデモに発展するケースもあり、現代社会は激動の時代といえる。
社会で起こるこうした出来事を分析し、社会のルールや仕組みについて考えていく学問を大学では「社会科学」という。高校までの科目でいうと公民に近く、課題の解決策を探っていくという意味で実学的要素の強い学問分野だ。社会科学系にはどんな学問があるのか見ていこう。

  • 社会学
  • 社会福祉学
  • 国際関係学
  • 法学
  • 政治・政策学
  • 経済学
  • 経営・商学

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自然の原理を探る「科学技術はすべて「自然の原理」をベースにしている」 自然の原理を探る

17世紀の科学者・ニュートンには数々の逸話が残されている。りんごの実が木から落ちるのを見て「万有引力の法則」を思いついたというのもその一つ。内容の真偽は定かではないが、りんごの実が落ちるのを見たニュートンは、月や惑星などにも相互に引き合う力(引力)が働いているのではないかと推測した。
長い年月をかけて人間は自然の不思議に挑んできた。だが到達できていない謎もまだまだ多い。こうした謎の解明をめざし、自然界の法則性や根本原理を探究していくのが理学系の学問だ。理学の「理」は、「物事の筋道、条理、道理」という意味。自然界のあらゆる現象について、その理(ことわり)を追究していく。
理学系の学問は、高校で学ぶ数学、物理、化学、生物、地学にほぼ対応している。技術をつくる工学に比べると実学的要素は薄いが、理学での基礎研究は科学技術の発展を支えている縁の下の力持ちといえる。理学系の学問には、どんなものがあるのかを見ていこう。

  • 数学
  • 物理学
  • 化学
  • 生物学
  • 地球科学

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技術をつくる「人類に夢がある限り技術革新は終わらない」 技術をつくる

次々に登場する新たな科学技術。身の回りを見渡せば、技術の恩恵を受けているものがあふれている。自然界の原理や知見を土台に、実生活に役立つ有用な技術の開発をめざす学問が「工学」だ。
「工学」というと、「モノづくり」を思い浮かべやすいが、それ以外にも土木・建築、情報通信の技術研究や、近年では省エネ技術の開発、医療と連携した技術開発なども盛んだ。
このように工学が対象とする領域は広範囲にわたっており、学科名だけでは学ぶ内容がわかりにくい。そこで参考までに、好きな科目から向いている学問を考えてみよう。(1)物理なら機械工学、電気・電子工学、通信工学、材料工学、(2)化学なら材料工学、応用化学、生物工学がオススメだ。(3)数学なら情報工学を調べてみよう。
また、興味のあるものが航空機やロケット開発なら航空・宇宙工学、工業製品などのデザインならデザイン工学、建物や都市なら土木・環境工学や建築学を見てみよう。

  • 機械工学
  • 電気・電子工学
  • 情報・通信工学
  • 材料工学
  • 応用化学
  • 生物工学
  • 航空・宇宙工学
  • デザイン工学
  • 土木・環境工学
  • 建築学

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食と環境を守る「食の安定供給と環境保護の両立をめざして」 食と環境を守る

私たちが毎日食べている食料はどのように生産され、どんな過程を経て私たちの食卓に届くのか。また、世界ではどんな環境問題や食料資源をめぐる問題が起きているのか。こうした食料や環境にかかわることを扱うのが、農学・環境学だ。
この分野の最近のトレンドは「バイオテクノロジー」と「環境」だ。バイオの分野では、インフルエンザ予防に効果があるといわれるR−1乳酸菌入りのヨーグルトなど機能性食品が開発され、環境分野では野菜を育てる植物工場の実用化や、生物の多様性・自然環境に配慮した技術が開発されている。
また、農学系学部では学科再編が進み、「農」だけではなく生物、生命、資源、環境などの言葉を組み合わせた名称へ変わり、学科名だけでは何を学べるのか分かりづらくなっている。興味のあるテーマが食料生産なら「農学(生物生産系)」、バイオテクノロジーなら「農学(応用生命系)」、農業を支える技術環境や森林資源なら「農学(環境系)」、環境との共生なら「環境学」、動物の医療なら「獣医学」を見てみよう。

  • 農学(生物生産系)
  • 農学(応用生命系)
  • 農学(環境系)
  • 環境学
  • 獣医学

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健康に生きる「健康を守り、豊かな「生」を支える」 健康に生きる

私たちの健康な生活を支える医療。この分野をめざす人には、日々進歩し続ける医療技術についての高度な専門知識と高い倫理観が求められる。
たとえば、他人の臓器を移植し人体機能を回復させる移植医療。心停止後に移植できる臓器は限られるため、「脳死」状態の人からの臓器移植が注目されている。ただし、脳死は「人の死」と言えるのか、「脳死」判定は正確にできるのかなど、倫理的な課題も残されている。
医療・保健系の学問は、大きく2つに分けられる。医・歯・薬学系では、医療の知識・技術の修得はもちろん、新たな治療法の研究開発も行う。保健・医療技術系では、医師とともに「チーム医療」に貢献するスペシャリストの育成を目的とし、患者や障がい者、高齢者が快適な社会生活を送れるよう援助する技術を学ぶ。また近年では、生涯学習への関心や健康志向の高まりからスポーツの果たす役割が注目されている。「健康」「生きる」をキーワードにどんな学問があるのかを見ていこう。

  • 医学
  • 歯学
  • 薬学
  • 看護学
  • 医療技術系
  • スポーツ・健康科学

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よりよい暮らしへ「快適で質の高い生活を創造する」 よりよい暮らしへ

「いまの生活をより豊かに、より快適にしたい」―そんな願いを実現するために、生活の中心となる「衣・食・住」を科学的に学んでいくのがこの系統だ。
以前は家庭の政(まつりごと)の意味で、「家政学」と呼ばれるのが一般的だったが、最近は家庭にとどまらず社会問題にまで研究テーマが拡大している。生活習慣病、地域社会の問題もその一例だ。また、ガス給湯器などの製品の事故、インターネット通販に伴うトラブル、食品の安全性を揺るがす事件といった、私たちの暮らしに身近な消費者問題についても対応が求められている。
そのため、人の生活全般をカバーするという意味で「生活科学」「生活文化」「ライフサイエンス」などの名称で呼ぶ大学も増え、「家政学」という名称は徐々に減ってきている。さまざまな問題を抱えている現代の生活。安全安心で、質の高い生活を創造していくためにはどんな方法があるのか。そのヒントを与えてくれる家政・生活科学系の学問について見ていこう。

  • 被服学
  • 食物・栄養学
  • 住居学
  • 生活科学

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