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現代社会

2021年度入試(2021年4月入学生向け入試)からセンター試験に代わり、「大学入学共通テスト」が導入されます。

共通テストまでの残りの期間でどのような学習を行えばよいのか、河合塾講師からの学習アドバイスをご紹介します。

学習アドバイス -あと45日で押さえるポイント

現代社会学習アドバイス

45日の期間を4つに分けて、次の各ステップをこなしていきましょう。

○第一ステップ:
共通テストで予想される出題形式を確認しましょう。本番で戸惑わないためにも、過去2回の試行調査、全統共通テスト模試などを通じて、新たな出題形式に慣れておく必要があります。本番ではどのような形の問題が出るか分かりませんが、現時点でできることをしっかりこなしていきましょう。
○第二ステップ:
今までの学習で手薄になっていた分野の「穴」を埋めるとともに、苦手領域を克服しましょう。「穴」になりやすい領域としては、思想史分野、地域紛争などがあります。苦手領域に関しては、教科書・参考書にもう一度立ち戻り、その上で、その分野の過去問演習をこなしましょう。
○第三ステップ:
穴埋め作業や苦手領域克服のめどが立ったら、「現代社会」全般をもう一度復習しましょう。復習は、今まで学習してきた過去問、模試、問題集を用いて、全領域の再チェックをしましょう。共通テストでも、知識を前提とした設問は少なからず出題されると思われます。基本事項を再確認しましょう。
○第四ステップ:
上記の作業を終えたら、残りの期間は、もはや問題を解くのではなく、総チェックを行い知識の定着を図りましょう。

第3回全統共通テスト模試から見直しておきたい問題

第3回全統共通テスト模試の問題から、共通テストまでに見直しておきたい問題を河合塾講師が解説します。

大学入試センター発表資料

令和3年度試験情報令和3年度試験情報

共通テストの時間割や問題作成方針などが掲載されています。

平成30年度試行調査平成30年度試行調査

平成29年度試行調査平成29年度試行調査

[参考] 2020年度センター試験 問題構成と設問別分析

大問 分野 配点 マーク数
1 持続可能な高度成熟社会の構築 22 8
2 青年の心理と職業 14 5
3 社会的課題と学問の領域 22 8
4 グローバル化の進展と異文化理解 14 5
5 資本主義経済と政府の役割 14 5
6 政治参加の在り方と統治の仕組み 14 5
合計 100 36
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設問別分析

第1問
東京オリンピック・パラリンピックのレガシーの継承としての「高度成熟都市」をめぐる会話文をもとに、環境に関わる法律と条約、戦後の日本経済、民法、情報に関わる法律、財政、最高裁判決、内閣などに関する知識が問われている。図表の読み取り問題も出題されている。民法改正による成年年齢の引き下げに関する問4選択肢番号3のような時事的な問題も出題されているが、ほとんどの問題は、教科書の範囲内の標準的な学習で対応できる。
第2問
固定観念について論じた本文をもとに、家族や労働に関わる法制度、青年期、調べ学習などに関する知識が問われている。マズローの欲求階層段階説が昨年に続いて出題されている。正規社員と非正規社員の手当の相違についての最高裁判決に関する問3選択肢番号1のような時事的な問題も出題されているが、ほとんどの問題は、教科書の範囲内の標準的な学習で対応できる。
第3問
学問領域について論じた本文をもとに、古代ギリシャや近代の思想、日本の会社法と企業の分類、国民所得、国家に関わる思想や制度、環境・資源、資金の動きなどに関する知識が問われている。図表の読み取り問題も出題されている。無償資金援助と資本移転等収支の関係に関する問7選択肢番号3のようなやや細かな知識を問う問題も出題されているが、ほとんどの問題は、教科書の範囲内の標準的な学習で対応できる。
第4問
異文化理解について論じた本文をもとに、日本の信仰や思想、偏見や差別に関わる概念や判例・制度、民族や人種に関わる政策や条約、比較生産費説、情報通信技術などに関する知識が問われている。仮想通貨業者の登録が金融庁によって拒否された事実に関する問5選択肢番号4のような時事的な問題も出題されているが、ほとんどの問題は、教科書の範囲内の標準的な学習で対応できる。
第5問
資本主義経済について論じた本文をもとに、アジア経済、経済思想、景気後退や経済危機、日本の労働や所得分配、社会保険制度などに関する知識が問われている。働き方改革に関する問4選択肢番号2のような時事的な問題も出題されているが、ほとんどの問題は、教科書の範囲内の標準的な学習で対応できる。
第6問
政治参加について論じた本文をもとに、各国の政治制度と体制、日本の政党政治、選挙制度、地方自治制度などに関する知識が問われている。昨年は出題されなかった本文の内容読み取り問題が出題されている。いずれの問題も、教科書の範囲内の標準的な学習で対応できる。

[参考] センター試験 平均点の推移

年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度
平均点 57.3 56.8 58.2 57.4 54.5
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※共通テストの平均点について

2018年に実施された共通テスト 試行調査では、平均得点率が5割になるように作問されました。
2021年1月実施の共通テストで想定する平均得点率は明示されていませんが、同様の得点率を想定して作問されると考えられます。

共通テスト 科目別学習アドバイス

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