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センター試験 生物

学習アドバイス

センター試験の知識問題で問われる知識は、教科書に記載されている内容に限られますが、単に用語を問うような形式の問題は少なく、選択肢が文章となっていて、その正誤を判定するような形式のものが多いです。したがって、用語の丸暗記だけではほとんど対応できません。しっかりとした理解に基づいて、用語の意味や他の事項との関連性なども覚える必要があります。このような知識を身につけるためには、センター試験の過去問やセンター試験向けの問題集などを利用して、問題演習を十分に重ねておくことが必要です。また、「生物」のすべての範囲から幅広く出題されるので、苦手とする分野や学習が進んでいない分野がないように、バランスよく学習することも大切です。
 センター試験の考察問題では、実験の内容などを読み取る読解力と、グラフや表のデータなどを読み取る考察力・分析力が要求されます。このような力を身につけるためには、やはり、センター試験の過去問やセンター試験向けの問題集などを利用して、問題演習を十分に重ねておくことが必要です。特に、読解力・考察力・分析力は一朝一夕で身につくものではないので、センター試験の直前になってから短期間で対策を立てるのは難しくなります。早い段階から計画的に学習を進めておきましょう。

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2019年度問題構成と設問別分析

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大問 分野 配点 マーク数 テーマ
1 生命現象と物質 18 3 A 光合成
3 B 生体膜
2 生殖と発生 18 2 A X染色体不活性化・伴性遺伝
3 B 気孔密度の制御
3 生物の環境応答 18 3 A 視覚
2 B 植物の窒素源不足への応答
4 生態と環境 18 3 A 個体群
2 B 植物の耐塩性と種間競争
5 生物の進化と系統 18 4 A 系統分類
4 B 生物の変遷
6 生命現象と物質 10 3 DNAの複製・遺伝情報の発現
7 生態と環境
生物の進化と系統
10 3 種間関係・自然選択
合計 100 32  

設問別分析

第1問

Aは光合成の反応に関する知識問題と考察問題、Bは生体膜のはたらきに関する知識問題と考察問題であった。問1は、実験1がヒル、実験2がルーベン、実験3がカルビンとベンソンの研究によるもので、それぞれの実験に対する知識があれば解答しやすかったと思われる。問5は、赤血球の浸透現象についての設問であった。

第2問

AはX染色体の不活性化に関する考察問題、Bは気孔密度の制御に関する考察問題であった。Aでは教科書で「発展」として扱われている伴性遺伝の内容が出題された。問1は生まれる子猫の半分が雄である点に注意する。問題文から正確に情報を読み取り、どのデータを比較すればよいかを考えることが必要である。

第3問

Aはヒトの視覚に関する知識問題と考察問題、Bは植物の窒素源不足に対する応答に関する考察問題であった。問2は視細胞のはたらきと網膜上での分布をもとに考える問題であったが、これらの情報は問題中に示されていた。また、問4は文章と実験データから考察する問題であった。問題演習を通じて、必要な情報を問題から素早く読み取る練習をしておこう。

第4問

Aは個体群に関する知識問題と考察問題、Bは植物の耐塩性と種間競争に関する考察問題であった。すべての設問が、与えられた文章と実験データから考察する問題であり、問1以外は教科書の知識を必要としない設問であった。センター試験の過去問などを利用した考察問題の演習が有効である。

第5問

Aはドメインを中心とした生物の分類と系統に関する知識問題、Bは生物の変遷に関する知識問題であった。すべての設問が知識を問う問題であり、問5は選択肢の文章の特定の部分について正誤を判断するタイプの設問であった。教科書に記載されている内容について、繰り返し復習して知識を定着させておこう。

第6問

DNAの複製と転写・翻訳、トランスジェニック動物に関する問題であった。問2は開始コドン・終止コドンに対応する塩基配列を見つけ、これをもとに合成されるmRNAのコドンの読み枠を決定しなければならない。塩基配列をもとに考える問題を数多く解き、このようなタイプの問題に慣れておこう。

第7問

セイタカアワダチソウ、ハエ、ハチ、鳥の間の種間関係について考察する問題であった。ハチと鳥の存在が、ハエがつくる虫こぶの大きさに対してどのように作用するかを与えられたデータから読み取ることがポイントである。このようなタイプの考察問題を数多く解くことで、考察力をつけておこう。

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平均点の推移

年度 平均点
2019年度 62.9
2018年度 61.4
2017年度 69.0
2016年度 63.6
2015年度 55.0

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