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センター試験 化学基礎

学習アドバイス

センター試験「化学基礎」は、教科書の全範囲から万遍なく出題されます。
 知識が必要な分野では、教科書などで基本事項を確認、暗記した上で、高校の教科書傍用問題集などで演習を積み、知識の定着度を高めることが重要です。計算問題は、教科書の章末問題の演習で十分対応できますが、単に公式を覚えるだけでは厳しい問題も出題されます。計算式の立て方や考え方を理解しながら学習を進めましょう。なお、基本的な学習では、マーク式の問題にこだわる必要はなく、教科書傍用問題集などを使うとよいです。
 センター試験で高得点を取るためには、センター試験の出題形式や時間配分に慣れておくことも重要です。センター試験の過去問に加えて、全統マーク模試や全統センター試験プレテストなどの模擬試験を活用すれば、本番のセンター試験に十分対応できます。これらの問題をしっかりと復習し、理解を深めておきましょう。また、日常生活に関わる物質、実験に関する内容が重視される傾向にあるので、教科書に載っている身近な物質や実験も確認しておきましょう。

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2019年度問題構成と設問別分析

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大問 分野 配点 マーク数 テーマ
1 物質の構成 25 10 原子の構造、物質の分離、化学量、気体の精製、元素の性質、化学結合、身のまわりの物質
2 物質の状態 25 6 物質量、化学反応と量的関係、酸と塩基、実験の安全、酸化と還元
合計 50 16  

設問別分析

第1問

原子の構造、物質の分離、化学量、気体の精製、元素の性質、化学結合、身のまわりの物質から出題された。
問1の原子中の陽子、中性子および電子の数、問2の物質の分離(昇華法、抽出)に関する問題は基本的な内容であった。問3はニッケルを含む合金中のニッケルの含有率を求める問題であり、比較的易しい計算問題であった。問4の塩素の精製は、塩化水素が水によく溶けるという知識を持ち、問題文から濃硫酸が乾燥剤としてはたらくことを読み取ったうえで、実験の仕組みと手順を判断する問題であり、やや難しかった。なお、教科書によっては、巻末に気体の発生・精製・捕集方法がまとめられている。問5の元素の性質(イオン化エネルギー、電気陰性度など)は基本的な内容であった。問6の電子対の数に関する正誤問題は、教科書記載の分子やイオンの電子式を書くことができれば判断できる。問7の身のまわりの物質に関する問題は、ベーキングパウダー、X線撮影の造影剤、中性の乾燥剤に用いられる物質を選択肢から選ぶ問題であるが、教科書によって記載の有無にばらつきがあるため、戸惑った受験生もいたものと思われる。
教科書を熟読して基本事項を整理し、問題演習を通じて知識を定着させること。さらに、身のまわりの物質や現象にも関心を持っておきたい。

第2問

物質量、化学反応と量的関係、酸と塩基、実験の安全、酸化と還元が出題された。
問1は物質量に関する正誤問題であったが、昨年に引き続き、混合気体、分子中の水素原子の数について問われた。問2は、グラフを用いた化学反応と量的関係の問題であり、化学反応式を正しく書き、グラフの折れ曲がり点で物質が過不足なく反応することがポイントであった。問3、問4は酸と塩基からの出題であった。問3は正塩の水溶液の性質についての問題であり、酸Aのうち弱酸に分類されるものがリン酸のみであることから正答に至ることができる。問4は中和滴定を素材とした正誤問題で、中和反応の量的関係、塩基の水溶液のpH、溶液の希釈が出題された。基本事項が理解できていれば、十分解ける内容である。問5は実験の安全に関する正誤問題で、教科書の巻末に記載されている探究活動や資料の内容を押さえておく必要があり、戸惑った受験生がいたと思われる。問6は鉛蓄電池を含む酸化と還元に関する正誤問題で、反応に伴う酸化数の変化や、物質の変化が酸化か還元かの判断が問われた。
酸と塩基、酸化と還元の基本事項を整理した上で、化学量の計算も含めて、十分に演習しておこう。

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平均点の推移

年度 平均点
2019年度 31.2
2018年度 30.4
2017年度 28.6
2016年度 26.8
2015年度 35.3

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