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センター試験 化学基礎

学習アドバイス -あと45日で押さえるポイント

  • まずは教科書で基本事項をまとめよう。
     センター試験「化学基礎」は、化学基礎の全範囲から出題され、難易度は教科書をしっかり理解していれば解ける基本問題がほとんどです。もちろん、応用力や思考力を試す問題(2018年では、第1問 問4、第2問 問5など)も出題されますが、まずは、大部分を占める基本問題を確実に解答できることが重要です。また、高1生のときに学習したため、忘れてしまった箇所があるかもしれません。そこで、教科書をフル活用し、章末や本文中に「まとめ」が記載されている場合は、これを活用してその章の骨子を押さえ、さらに本文中の太字の用語や説明が完全に理解できているかをチェックしましょう。
  • 問題を解き、知識の穴を埋めよう。
     次に重要なことは、問題を解く、つまり演習を積み重ねることです。ここでも教科書を活用し、例題や章末問題を解いて知識の穴を埋め、あやふやだったところ、間違えた問題は必ずやり直して完全に解けるようにしておきましょう。このとき、「なぜ、こうなるのか」を意識して解くことが大事です。次に、第1回からセンタープレテストまでのマーク模試をもう一度やり直してみましょう。化学基礎の範囲はそれほど広くないので、出題されそうな問題はほぼ網羅されています。これによって、正誤問題(選択肢から誤りあるいは正しいものを選ぶ形式の問題)に慣れ、また計算問題を要領よく解くスキルを磨くことができます。特に計算問題の演習は、数をこなすことより、マーク模試でできなかった問題にしぼって解説をじっくり読み、解法の道筋をつかんで解き直すことが重要です。
  • 教科書の「化学と人間生活」や「探究」も必ず目を通そう。
     センター試験では、近年、身近な現象や身のまわりの物質を題材にした問題が増加しています。(2018年の問題では4題、第1問 問6、問7、第2問 問4、問7) 教科書のはじめにある「化学と人間生活」は、まとめにくい分野ですが、プラスチックと金属の活用が中心なので、プラスチックは「高分子化合物」、金属は「金属結合と金属」や「酸化還元反応の利用」とあわせてまとめておくとよいでしょう。また、教科書に記載されている「探究」あるいは実験の欄も必ず目を通しておきましょう。

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第3回全統マーク模試から見直しておきたい問題

第3回全統マーク模試の問題から、センター試験までに見直しておきたい問題を河合塾講師が解説します。

第3回全統マーク模試から
見直しておきたい問題

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2018年度問題構成と設問別分析

横にスライドしてご覧ください

大問 分野 配点 マーク数 テーマ
1 物質の構成 25 9 元素の性質、結晶、電子配置、分子やイオンの電子数、化学量、物質の溶解と元素の検出、状態変化、物質の用途
2 物質の変化 25 7 化学量、溶液の濃度、pH、中和滴定、酸化還元、電池
合計 50 16  

設問別分析

第1問

元素の性質、結晶、電子配置、分子やイオンの電子数、化学量、物質の溶解と元素の検出、水の状態変化、物質の用途から出題された。
問1の陽イオンになりやすい原子、共有結合の結晶、問2のホウ素原子の電子配置は基本事項である。問3の電子の総数は、多原子イオンが含まれており、戸惑った受験生もいたと思われる。問4は、物質に含まれる元素の質量を求める問題であったが、モル質量が文字式で与えられているため、難しく感じた受験生もいたであろう。問5は、物質の溶解、元素の検出などに関する複数の知識を活用し、総合的に判断する力が問われた。問6は、水の状態変化に関する内容で、水が凝固して氷になると体積が増加することを知っていたかがポイントであった。問7では、例年どおり日常生活に関連する化学物質について取り上げられた。
基本事項を整理し、問題演習を通じて知識を定着させるとともに、普段から日常生活に関連する化学物質にも関心を持っておきたい。

第2問

化学量、溶液の濃度、pH、中和滴定、酸化還元、電池から出題された。
問1は、化学量の計算に関する問題であったが、アボガドロ数をNとした文字式で示されており、また、物質中の原子核の数について問われた点が目新しい。問2は、混合気体の質量を求める計算問題であった。問3は、溶液の質量パーセント濃度からモル濃度を求める問題であり、密度の比較で正答に至ることができる。問4は、炭酸水、血液、食酢、セッケン水、食塩水など身近な物質のpHを比較する内容であった。問5は、NaHCO3水溶液を塩酸で滴定したときの滴定曲線を選ぶ問題であった。この内容は、教科書によっては記載がなく、記載があっても参考や発展として扱われている。問6は、酸化還元反応を選択する問題であった。問7は、身のまわりの電池に関する問題であった。アルカリマンガン乾電池、鉛蓄電池、酸化銀電池の構成は覚えていなかった受験生が多かったと思われるが、リチウムイオン電池が「ノート型パソコンや携帯電話などの電子機器に使用されている」という記述から、リチウムイオン電池が充電可能な二次電池であることが判断できれば解答できる。
酸と塩基、酸化還元の基本事項を整理し、今年は出題されなかった化学反応と量的関係も含め、計算問題などの演習を十分に積んでおこう。

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平均点の推移

年度 平均点
2018年度 30.4
2017年度 28.6
2016年度 26.8
2015年度 35.3

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