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センター試験 倫理,政治・経済

学習アドバイス -あと45日で押さえるポイント

  • 「倫理」分野では、源流思想、日本思想、西洋近現代思想を中心に、青年期の自己形成、現代社会の特質などを含む広い範囲から出題されることが予想されます。また、「政治・経済」分野では、政治(国際政治を含む)、経済(国民生活の諸問題、国際経済を含む)から総合的に出題されることが予想されます。したがって、不得意分野を残さないようにしておきましょう。
  • 「倫理」分野、「政治・経済」分野とも、応用力や倫理的思考力を試そうとする設問が出題されると考えられます。これに対処するためには、用語の暗記に走るのではなく、内容や歴史的な背景などに目配りを利かせた学習が必要となります。また、用語選択の設問でも、用語の内容理解を疎かにした学習では確実に得点することができないので注意しましょう。
  • 「倫理」分野、「政治・経済」分野とも、場合によっては、一部の教科書にしか記載のない知識や事実が問われることがあると考えておいた方がよいでしょう。したがって、高得点を狙う受験生は、用語集や資料集などを活用して知識の幅を広げておく必要があります。

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第3回全統マーク模試から見直しておきたい問題

第3回全統マーク模試の問題から、センター試験までに見直しておきたい問題を河合塾講師が解説します。

第3回全統マーク模試から
見直しておきたい問題

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2018年度問題構成と設問別分析

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大問 分野 配点 マーク数
1 現代社会の諸課題と青年期 14 5
2 日本の思想・源流思想 18 7
3 西洋の近現代思想・源流思想 18 6
4 国家の役割の変遷 22 8
5 国家間、地域間、個人間の格差 14 5
6 女性の社会的地位の向上 14 5
合計 100 36

設問別分析

第1問

「優しさ」をめぐる会話文をもとに、青年期の自己形成、ヒューマニスト、センの思想などが問われた。センの思想が問われた問5は、すべての選択肢に「潜在能力」というキーワードが出ているため、その正確な理解がないと正答できず、やや取り組みにくかっただろう。

第2問

「教え」をテーマとした本文をもとに、日本の神話、仏教思想、近世思想、近代思想などが問われた。八正道について問われた問2は、細かい内容が問われているように見えるが、消去法で容易に正答できる。三宅雪嶺について問われた問6は、多くの受験生が思想内容まで理解していない人物であるため、やや取り組みにくいかもしれない。日本思想に関しては、基本的な人物についての学習はもちろんのこと、教科書の脚注に記載されている人物についても確認しておくような綿密な学習が求められる。

第3問

「遊び」をテーマとした本文をもとに、パウロやロックの思想、自然をめぐる西洋の思想などが問われた。ロックについて問われた問2は判断に迷うかもしれないが、正解にならない選択肢において他の思想家のキーワードが示されているため、消去法で正答できるだろう。人々に生き方の指針を示してきた書物について問われた問5のイザヤは、受験生にはあまりなじみのない人名であっただろう。

第4問

国家の役割の変遷に関する本文をもとに、日本国憲法の基本的人権、アメリカ・イギリスの政治制度、法の支配、需要・供給曲線、ローレンツ曲線、電力、日本の安全保障政策などについて出題された。問6は、問題文に示されているローレンツ曲線についての説明をよく理解したうえで解答することが必要である。電力をめぐる施策について問われた問7や日本の安全保障政策について問われた問8は、時事的動向についての出題であり、日頃から時事問題への意識をもちながら学習する必要がある。

第5問

国家間・地域間・個人間の格差をめぐる本文をもとに、トレード・オフとベーシック・インカム、国家間の格差に関する事項、一次エネルギーに関する資料における国名判断、社会保障制度、各国の教育費に関する資料の読み取りが問われている。問1のベーシック・インカムは時事的傾向を意識した出題であるが、消去法で解答は可能。問5は知識を前提としない資料の読み取り問題である。全体に取り組みやすい問題であり、教科書の範囲内の学習で対応可能である。

第6問

女性の社会的地位の向上について述べた本文をもとに、男女の賃金格差や管理職に占める女性の割合などの国際比較、国会の種類や議院の会議の名称と説明、形式的性差別に当たる措置の例外、働き方に関する法律の名称と内容、最高裁判所により違憲とされた法制度に関する知識が問われている。ほとんどの問題は教科書の範囲内の学習で対応できる。

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平均点の推移

年度 平均点
2018年度 73.1
2017年度 66.6
2016年度 60.5
2015年度 59.6
2014年度 67.3

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