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センター試験 倫理

学習アドバイス -あと45日で押さえるポイント

  • 源流思想、西洋近現代思想、日本思想、現代の倫理的課題の各分野からほぼ均等に出題されることが予想されるので、不得意分野を残さないようにしておくことが大切です。
  • 読解力や論理的思考力を試す設問のウェイトが高まり、教科書に出てくるキーワードを丸暗記しただけでは解答できないように工夫された設問が増える傾向にあります。このことに対処するためにも、最後まで教科書の熟読を繰り返し、基本事項の正確な内容理解に徹した学習を続けましょう。
  • 倫理は教科書によって記載内容にかなりのバラツキがあります。しかし、センター試験では一部の教科書にしか記載のない知識も問われることがあります。したがって、高得点をねらう受験生は、標準的な用語集や資料集を活用して知識と理解の幅を広げておきましょう。
  • この時期に丸暗記型の教材に手を出すのは逆効果です。分量は少なめでもよいので、過去のセンター試験の問題や模擬試験の問題にじっくり取り組みましょう。そして、問題を解く際には本文を熟読し、下線部の前後の文脈、各設問の指示に注意しながら解くようにしましょう。誤答した箇所については必ず教科書に立ち戻って、内容理解を確実なものにしておきましょう。

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第3回全統マーク模試から見直しておきたい問題

第3回全統マーク模試の問題から、センター試験までに見直しておきたい問題を河合塾講師が解説します。

第3回全統マーク模試から
見直しておきたい問題

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2018年度問題構成と設問別分析

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大問 分野 配点 マーク数
1 現代社会の諸課題と青年期 28 10
2 源流思想 24 9
3 日本思想 24 9
4 西洋近現代思想 24 8
合計 100 36

設問別分析

第1問

「優しさ」をめぐる会話文をもとに、現代社会論、ヒューマニスト、青年期の自己形成、環境問題、センの思想などが問われた。統計資料読解問題(解答番号7)は、例年に比べ取り組みやすいものになっている。センの思想を問うた設問(解答番号9)は、すべての選択肢に「潜在能力」というキーワードが出ているため、その正確な理解がないと正答できず、やや取り組みにくかっただろう。現代社会の課題について問うた設問(解答番号1、5、6)に見られるように、倫理の学習においては思想家にばかり注目するのではなく、倫理思想と現代社会との関わりについても意識した学習が求められる。

第2問

「他者の生を模範とする生き方」をテーマとした本文をもとに、東西の源流思想に関する基本事項が幅広く出題された。設問の多くが教科書の範囲内の学習で対応できるものであった。ただし、人々に生き方の指針を示してきた書物を問うた設問(解答番号11)のイザヤは、受験生にはあまりなじみのない人名であっただろう。八正道を問うた設問(解答番号16)は、細かい内容が問われているように見えるが、消去法で容易に正答できる。人間の欲望に関する先哲たちの洞察を問うた設問(解答番号18)におけるプラトン(短文イ)については、正誤が判断しづらかっただろう。

第3問

「教え」をテーマとした本文をもとに、日本の神話、仏教思想、近世思想、民衆思想、近代思想が幅広く問われた。三宅雪嶺を問うた設問(解答番号26)は、多くの受験生が思想内容まで理解していない人物であるため、やや取り組みにくいかもしれない。資料文読解問題(解答番号27)は、昨年まで古文や擬古文の読解が続いていたが、今年は現代文の読解となっており、比較的取り組みやすかっただろう。第3問の日本思想に関しては、基本的な人物についての学習はもちろんのこと、教科書の脚注に記載されている人物についても確認しておくような綿密な学習が求められる。

第4問

「遊び」をテーマとした本文をもとに、ヘーゲル、ロック、カント、ウィトゲンシュタイン、ベルクソンの思想などが問われた。ロックを問うた設問(解答番号30)やウィトゲンシュタインを問うた設問(解答番号34)は取り組みにくそうに見えるが、正解にならない選択肢において他の思想家のキーワードが示されているため、消去法で正答できるだろう。昨年はやや現代思想を重視した出題であったが、今年は近代思想を中心とした出題になっている。教科書の読解を中心にした着実な学習をしてきた受験生には取り組みやすかっただろう。

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平均点の推移

年度 平均点
2018年度 67.8
2017年度 54.7
2016年度 51.8
2015年度 53.4
2014年度 60.9

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