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センター試験 国語

学習アドバイス -あと45日で押さえるポイント


<現代文>

  • 「なんとなく」解答を選ぶのではなく、つねに本文中に解答の根拠を求めるように!
     5つある選択肢のうち、2つくらいまでは絞り込めても、その後、どちらが正解かを判断する決め手を欠いたまま、結局は「なんとなく」選択肢を選んでしまうという受験生が少なくないようです。最後の最後でカンに頼るのであれば、これまで学習してきたことの意味がなくなってしまいます。つねに〈本文のここにこう書いてあるから正解はこうなるはずだ〉と考えるという態度を堅持するようにしましょう。
  • 時間内に解けるように練習をしておくこと
     近年のセンター試験の現代文は本文が長くなる傾向にあり、現代文・古文・漢文あわせて80分で解くということが至難の業になっています。過去問などを解いて練習する際には、つねに要領よく解くということを念頭に置きましょう。また、評論・小説・古文・漢文のうちどの問題が難しいか、時間がかかるかといったことは、年ごとによって異なります。出題された問題に対し、臨機応変に対応できるようにしておくということも大切です。

<古文>

  • 語彙力をつける!
     センター試験では、本文の読解のためにも、選択肢を選ぶためにも、語彙力が大切です。本文中の設問に関わる箇所に書かれたキーワードの意味で、選択肢が絞り込めることが多いのです。単語は一つでも多く覚え、それを読解演習の際にも意識するようにしましょう。
  • 文法を確実にする!
     問2では、文法問題が出題されます。もともと「なり・に・ぬ・ね・る・れ・せ・し・らむ・なむ」の識別が問われることが多かったのですが、近年では問の形式も多様化しており、品詞分解、助動詞の意味用法の判別、助詞の用法など出題される範囲も広がっています。また、敬語も定期的に出題されています。敬語・助動詞・助詞の訳出は、問1でポイントになることも多く、文法の基本は重要です。
  • 和歌に読み慣れておく!
     センター試験には和歌が非常によく出題されます。しかし、受験生には、和歌に不慣れで苦手意識を持っている者も多くいます。掛詞・縁語・序詞・枕詞を理解し、今まで読んだことのある古文の和歌をまとめて訳してみるなど、集中的に見直しておくと、それだけでずいぶん和歌を理解しやすくなることが多いのです。和歌への準備を怠らないようにしましょう。
  • 練習を積む!
     センター試験は、本文も選択肢も長く、しかも、設問構成は毎年ほとんど変わりません。このように分量が多くて形式にはっきりした傾向がある試験では、過去問など同様の形式の問題で練習を積むことで、大きく得点が上がることがあります。決められた時間内で、本文を読むだけでなく、選択肢をきちんと読んで判断するには、練習が不可欠です。時間を計って問題練習を繰り返し、時間の使い方をしっかり身につけましょう。

<漢文>

  • 語句の読みや意味の問題では、重要語が問われやすいため、読みと意味を対応させて覚えておきましょう。
  • 基本句形・重要語をもう一度再点検し、確実に自分のものにしておきましょう。
  • 本文は大意をつかむことを第一に心がけましょう。その上で傍線部の理解へと進むことが肝要です。
  • 設問は、語句の読み・意味、解釈、書き下し文、内容説明、理由説明、趣旨説明などの問題が定番ですが、いずれも文脈の正確な把握が関わっていることに注意しましょう。
  • 書き下し文では、文の構造の知識、再読文字・使役形などの句形、「於・而・以・所」などの助字に関わるものが頻出しています。例文を通して、読み方や用法を理解しておきましょう。
  • 解釈問題では、疑問形・反語形・否定形・使役形・受身形などが頻出しています。主要な句形はしっかり押さえておきましょう。また、「て・して」(単純な接続)、「も・ども」(逆接)、「ば」(順接の条件)などの表現について、適切な訳を選択できるようにしておくことも大切です。

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第3回全統マーク模試から見直しておきたい問題

第3回全統マーク模試の問題から、センター試験までに見直しておきたい問題を河合塾講師が解説します。

第3回全統マーク模試から
見直しておきたい問題

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2018年度問題構成と設問別分析

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大問 分野 問数 マーク数 出典
1 評論 6 11 有元典文・岡部大介『デザインド・リアリティ―集合的達成の心理学』
2 小説 6 9 井上荒野「キュウリいろいろ」
3 古文 6 8 『石上私淑言』
4 漢文 6 8 李燾『続資治通鑑長編』
合計   36  

設問別分析

第1問

全体として難解なものはない。ただし、問3は、新傾向の設問であり、戸惑った受験生もいただろう。また、本文の第16段落以降では独特の用語も使われており、そうした用語に戸惑った受験生は、問5や問6の(ii)などを紛らわしいと感じたかもしれない。基本的な読解力を養い、いろいろな設問形式に対応できるようになろう。

第2問

例年であれば解答を選びにくいことの多い問1(語句の意味の問題)と問6(表現についての問題)は、今年は解きやすい。他の設問では、傍線部前後の内容のみを根拠にして作られたと思われるものが多く、文章全体の内容を意識して解答を選ぼうとすると、かえって迷う可能性がある。特に問3と問5は、自信をもって正解を選ぶことが難しい。日頃から、傍線部に関係する内容を正確に読み取り、選択肢同士を丁寧に比較して答えを選ぶことを心がけよう。

第3問

問1は、例年通り語句の解釈問題で、(イ)以外は重要古語が問われているが、文脈を踏まえる必要もあった。問2は、例年通り文法問題で、2017年度追試験で初めて出題された品詞分解の形式を踏襲しており、適当でないものを選ぶ設問であった。問4は傍線部の内容についての説明問題であったが、解答の根拠となる箇所が例年に比べて広範囲に及んでいた。今年は問5・6の二問に傍線部がなかった。重要古語・古典文法・古典常識など古文の基本を習得し、それを基に文章を読む練習を積まなければならない。

第4問

問1は語の意味の問題、問2は句の解釈の問題であったが、どちらも現代日本語でも用いられる字の理解がポイントとなっている。問3は白文の書き下し文と解釈が枝問形式で出題されたが、返り点の付け方は問われなかった。比較形に気づけば正答に近づける。問4の内容説明の問題は、文脈を押さえることが大切。問5の理由説明と問6の内容説明の問題は、選択肢の正誤判断が難しいので、本文の記述としっかり照らし合わせて考える必要がある。学習対策としては、基礎知識を習得し、文章を丁寧に読み解く訓練を重ねつつ、さまざまなジャンルの文章に触れておきたい。また、要点を的確に捉える力をつけることも肝要である。

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平均点の推移

年度 平均点
2018年度 104.7
2017年度 107.0
2016年度 129.4
2015年度 119.2
2014年度 98.7

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