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センター試験 物理基礎

学習アドバイス -あと45日で押さえるポイント

第3回マーク模試の平均点は25点、得点率は50%でした。これは出題者の予想をやや下回る結果となっています。中でも第1問の小問集合の問題が、20点満点中の平均点が約9点で、平均得点率が50%に届かない結果となりました。小問集合は物理基礎の内容をほぼすべて網羅しているので、受験生全体がまだまだ知識不足・演習不足の状態にあると言わざるを得ません。以下、「あと45日で押さえるポイント」を確認したいと思います。


  • ①力学分野については、落体の問題を含めて、等加速度直線運動、運動の法則、特に力のつり合いと運動方程式については、浮力についてもしっかり確認しておくことが大切です。さらに、仕事と力学的エネルギーについては、弾性力による位置エネルギーを含め、演習することを勧めます。
  • ②熱分野については、熱量の保存の計算問題に加え、熱振動・熱平衡・潜熱・不可逆変化など物理用語の意味を理解することが大切です。
  • ③波動分野ついて、波の性質は受験生が苦手とするところです。グラフから波の様子を把握できるようになりましょう。音に関しては、固有振動・共振(共鳴)の意味を理解し、定常波(定在波)の様子が図示でき、計算問題も克服することが大切です。
  • ④電気分野については、静電気に関して物体が帯電する仕組みから導体・不導体の確認が大切です。電流と電気抵抗は、オームの法則、抵抗の接続公式、消費電力、電力量の意味を理解し、計算問題を行うことが大切になります。さらに、交流・磁場についても確認をしておきましょう。
  • ⑤物理学と社会については、いろいろなエネルギーとエネルギーの変換、化石燃料と原子力の利用など、教科書を読んで物理学と現代社会のかかわりを確認することが重要です。

物理基礎は範囲が狭く、試験時間も30分、大問3題構成です。あと45日で、全分野をもれなく復習することが可能です。焦ることなく、地に足のついた学習を心掛けましょう。

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第3回全統マーク模試から見直しておきたい問題

第3回全統マーク模試の問題から、センター試験までに見直しておきたい問題を河合塾講師が解説します。

第3回全統マーク模試から
見直しておきたい問題

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2018年度問題構成と設問別分析

横にスライドしてご覧ください

大問 分野 配点 マーク数 テーマ
1 小問集合 20 5 各分野の基本問題
2 様々な物理現象とエネルギーの利用 15 4 A うなり
B 電気抵抗とジュール熱
3 物体の運動とエネルギー 15 4 A 鉛直投げ上げと相対運動
B 滑車にかけられた3物体の力のつり合いと運動方程式
合計 50 13  

設問別分析

第1問

さまざまな分野からの小問集合。 基本的な知識・理解を問う問題である。
問1は小物体に加えた力がした仕事を求める問題。重力による位置エネルギーの変化を答えればよい。
問2は3本のひもでつながれた物体の力のつり合いを考える問題。
問3は帯電の仕組みについての知識を問う、3つの語句の組合せ問題。
問4は音の伝わる時間についての問題。空気中の音速の値が知識として問われた。
問5は熱量の計算問題。
問4、問5は数値計算を要する。
例年出題されていた発電に関する問題がなくなり、力学分野から2問出題された。
小問集合では、幅広く基本的な知識や考え方が問われるので、教科書の全範囲をまんべんなく学習しよう。また、公式だけではなく、図やグラフなども合わせた学習を心がけよう。

第2問

A うなりに関する問題。問1はうなりを表す合成波の時間と変位のグラフと、うなりの周期を表す時間間隔を選ぶ組合せ問題である。問2はうなりの周期を表す式を求める問題である。教科書に記載されている図、グラフ、式を丁寧に学習しておけば対応できる。
B 電気抵抗に関する問題。問3は1.0秒間に発生するジュール熱から抵抗値を求める数値計算問題である。消費電力の公式を正しく用いることがポイント。問4は抵抗率と抵抗値の関係式を用いて、各抵抗の抵抗値を数値計算し、大小を比較する問題。教科書に記載されている公式は、単位も含めて正確に理解しておくことが大切である。

第3問

A 落体の運動についての問題。問1は鉛直投げ上げ運動の基本問題である。問2は斜方投射と相対運動についての問題。小球と台車の速度の水平成分が、常に等しいことに気づくことがポイント。
B 滑車にかけられた3物体の問題。問3は力のつり合い、問4は運動方程式の問題である。物体B、Cを一体と考えると解きやすい。今年は、力学的エネルギーについての出題はなかったが、力学については全範囲をしっかり学習し、典型問題を確実に解けるようにしよう。

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平均点の推移

年度 平均点
2018年度 31.3
2017年度 29.7
2016年度 34.4
2015年度 31.5

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