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青山学院大学 学習アドバイス

河合塾講師からの学習アドバイス

教科別の学習対策について、河合塾講師がアドバイスします。
 (※出題範囲は募集要項、大学ホームページ等で必ず確認してください。)

英語

2019年度入試の問題分析

 例年同様学部ごとに多種多様な問題が出題されている。私立大学に典型的な長文総合問題から単語や熟語の知識を問うもの、文法・語法、会話表現、英文和訳、和文英訳、自由英作文、説明問題、リスニングの問題まで多岐にわたっている。また、読まなければならない英文の量も英問英答の設問を含めるとかなり多い。以下に注意してほしい学部ごとの問題の特徴を挙げておく。

①文学部、経済学部、経営学部、理工学部、法学部A方式では英文和訳の問題が出題されており、文学部、法学部の問題は難関国公立大学並みのレベルである。②教育人間科学部、文学部、経済学部、経営学部では和文英訳の問題が出題されている。また、文学部、法学部A方式、国際政治経済学部では自由英作文が出題されている。教育人間科学部、文学部の和文英訳の問題は難関国公立大学並みのレベルなのでしっかりとした対策が必要である。③全学部日程、文学部、理工学部、コミュニティ人間科学部では整序作文の問題が出題されている。④国際政治経済学部では英文の内容を日本語(100~120字)で要約させる問題が出題されている。

学習アドバイス

 2019年度の入試に関しては、新設のコミュニティ人間科学部を除いては、読む英文の量に変化はあるものの出題形式に大幅な変更は見られなかった。過去問を用いて学習する際は、最低でも過去3年度分を解いておく必要がある。また、受験しない学部に類似問題がある場合はそれらを利用するとなお効果的である。入試日程によってはリスニングが課される学部もあるので注意したい。以下に学習のポイントを挙げておく。

●英文読解の学習
 すべての学部で長文総合問題が出題されているが、実際の入試ではその他の問題も解かなければならないことを考慮に入れるとかなりの速読力が要求される。できる限り多くの英文に触れ、精読と速読の両方の練習に取り組む必要がある。また、英文和訳や和文英訳が出題される学部を受験する学生は実際に日本語訳や英文を書くことを心がけたい。さらに、読むスピードを上げるために音読をすすめたい。ただ声に出して読むだけでは効果がないので、これまでに学習した長文のなかで内容が抽象的で1,000語以上の長文を10題以上選び出し、10行1分以内を目安にして、毎日音読の練習をするくらいのつもりで取り組んでほしい。

語彙(ごい)力の養成および文法・語法の知識の定着
 求められている語彙(ごい)のレベルや文法・語法の知識はほとんどが標準的なものかそれ以上である。特に語彙(ごい)に関する問題は出題の比率が高いので、常日頃より自分の知らない単語や表現はノートに書き取り、自分なりの単語・表現集などを作成するなどして貪欲に身につけていく必要がある。

●英作文の学習は必須
 和文英訳の問題が課される学部を受験する学生はできる限り多くの基本例文を暗記し、数多くの問題に取り組んでほしい。また、自由英作文が課される学部を受験する学生は、早い時期からより速く平易な英語で論理的な英文を書く練習を積んでほしい。

●リスニング対策
 リスニングが出題される方式を受験する学生は、読まれる英文がセンター試験と異なりかなり長いので、英語のまま理解したり、メモの取り方を工夫したりするなどの練習が必要である。

数学Ⅲ・B

2019年度入試の問題分析

 数学Ⅰから「数と式(式の値)」、数学Aから「組合せ」「確率(独立・反復試行の確率、条件付き確率)」「整数の性質(剰余、互いに素)」、数学Ⅱから「整式の除法」「指数・対数関数(常用対数、桁数)」、数学Bから「ベクトル(位置ベクトル、三角形の面積比、平面図形への応用、内積)」「数列(隣接2項間漸化式、等比数列)」、数学Ⅲから「関数の極限」「微分・積分(定積分で表された関数、極値、最大・最小、積分漸化式、接線の本数)」「複素数平面(回転移動)」などが出題された。難易度は基本~標準レベルの問題である。また、問題数は、理工学部と社会情報学部B方式では、大問5題である。さらに、解答形式は、理工学部と社会情報学部B方式では第1問と第2問がマークシート方式、第3問~第5問が記述式となっている。また、全学部日程では、全問マークシート方式である。また、文系学部では大問3題、または4題が出題され、解答形式は、マークシート方式と記述式が混在している。

学習アドバイス

●全分野偏りなくまずは基礎を
 基本~標準レベルの問題が多いので、まずは全分野の基礎事項の徹底した理解と定着が大切である。出題分野の数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲの教科書をしっかりと理解したうえで、標準的な問題集を繰り返し演習しておくことが大切である。ただし、やや難しい問題が出題されることもあるので、過去問で研究しておこう。

●理工学部は数学Ⅲを
 全分野から偏りなく出題されるのであるが、理工学部では、特に、数学Ⅲ分野に注意したい。毎年少なくとも1題は数学Ⅲ分野からの出題(2、3題出題されることが多い)である。面積、体積に関する問題(求積問題)など典型問題は必ず解けるようにしっかり演習しておこう。また、被積分関数がどんな関数であっても素早く積分計算や微分計算できるようにしておこう。さらに、極限の問題もよく出題される。数列の極限、無限級数、関数の極限などしっかり対応できるようにしておこう。その際、かなり工夫を要する変形を要求されることもあるので様々なタイプの問題演習をしておく必要がある。また、複素数平面も出題されるので、しっかり対策しておこう。

●記述・論述もしっかり
 記述式の解答形式の部分についてはきちんと解答過程を書けるようにしておくことが大切である。決して式の羅列になったりして採点者が見て何をやっているのか判らないということがない答案にしてもらいたい。採点者に自分の考えがしっかりと伝わるような解答を書くことが大切である。そのためには、日頃からきちんと解答を書いて演習することが必要であろう。きちんとした解答には、正答でなくても部分点が与えられるはずである。1点を争う入試では、部分点が大切になるケースもあるので、十分気をつけよう。

●計算ミスに注意
 解答形式がマークシート方式の問題では計算ミスは致命的となる。普段から、工夫して計算してミスを防ぐことを考えよう。例えば、式の値を求める問題での整式の除法の活用や、積分計算における6分の1公式の利用などである。ただし、正しく用いないと意味がないので、正しく用いられるように公式の意味を理解して使うようにしておこう。

現代文

2019年度入試の問題分析

 2018年度同様、全学部日程の『国語』は、現代文の大問2題(ただし、文学部日本文学科・史学科・比較芸術学科は古文の1題を加えて3題)を70分で解く。

 個別学部日程の場合、試験時間は60分(文学部日本文学科を除く)。大問数などは、受験する学部学科によって異なるため各自で確認が必要だが、基本的には以下の①~④のどれかの組み合わせになっていた。①現代文3題、②現代文2題と古文1題、③現代文2題、④現代文1題と古文1題。①・②の場合には大問1題を20分程度で解く必要があるが、③・④の場合には1題を30分程度で解けばよいということになり、受験する学部・学科や方式などによって、1題を解く時間を調整する必要がある。複数学部を受験する際には、それぞれの時間枠に応じて問題を解く練習をしておこう。

 問題文は、おおむね3,000~4,000字前後の文章が出題されている。2019年度も例年どおり、様々なテーマの文章が出題されていた。具体的にいえば、コミュニケーション、童謡、AI、和歌、トラクター、食、政治における「嘘」、座談、ソーシャルメディア、近代小説、貧困など、多様なテーマについて書かれた各種の文章が出題されている。ただ、文章の難易度は難関私立大学入試の問題文としては、ごく標準的である。

 設問については、大問1題につきおおむね12問前後。漢字や語句の意味といった知識問題が多くの学部・学科で出題されている。また、空欄補充・傍線部の内容や理由の説明・問題文全体の内容把握など、私立大学入試でおなじみの読解設問も多く出題される。解答方式は基本的にマークシート方式だが、漢字の書き取りや本文からの抜き出しなど、一部記述式も含む。各学部を通じて、設問の難易度も難関私立大学の標準レベルである。

学習アドバイス

●読解力の向上を心がけよう
 現代文の重要語集などを利用し、基礎的な語彙(ごい)力を確実なものにしておきたい。漢字や、慣用表現などの意味を問う設問も出題されているので、語句の知識はできるだけ充実させておくようにしよう。また、入試の本番で出題される様々なテーマの文章に対応できるように、日頃から多様な文章に触れておこう。現代文の問題集だけでなく、受験生にも比較的読みやすい各種の新書などを利用し、文化・社会・芸術・哲学などの各ジャンルの本を読んでみるのもよいだろう。その際には、短い章や項目ごとに(できれば4,000字前後の文章を)、10分以内で読み取る練習をしよう。ただ漫然と読み流すのではなく、段落ごとの重要ポイントを確認しながら読むことが大切だ。

●本文中の根拠に基づき解答しよう
 設問で問われている事柄を正確に把握し、本文中の根拠に基づいて解答する練習をしよう。選択肢のなかにはかなり紛らわしいものも含まれているため、消去法を使って、間違い選択肢や説明が不十分な選択肢を除外できるように練習しよう。標準~発展レベルの問題集を使い、受験する学部・学科の実際の試験時間に合わせて、1題を20分あるいは30分以内で解く練習をする必要がある。設問によっては、傍線や空欄の前後の文脈だけでは答えられない場合もあるから、傍線や空欄の前後の文脈を踏まえ、その内容と関連の深い離れた箇所まで視野に入れながら、答えを導き出せる力を養っておきたい。

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特派員の声 -合格の秘訣!!-

教育人間科学部 1年
弾正少弼特派員

基礎は怠ることなかれ!

得意科目を2つ作るべし。得意科目はセンター試験で9割以上を狙ってとにかくたくさん問題演習をする。応用問題ばかりではなく、分からないと思ったらすぐ基礎まで戻って確認する。とにかく得意科目でも基礎は怠らないこと!

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文学部 2年
ささ特派員

英語を究める

英語の配点が高いので、英語を本当に究めようと思いました。毎日英語に触れる機会を増やして、リスニングもおろそかにしなかったことが良かったと思います!

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