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中央大学 学習アドバイス

河合塾講師からの学習アドバイス

教科別の学習対策について、河合塾講師がアドバイスします。
 (※出題範囲は募集要項、大学ホームページ等で必ず確認してください。)

英語

2019年度入試の問題分析

 統一入試、理工・総合政策・国際情報・国際経営学部は客観式選択問題で、その他の学部は記述問題と客観式選択問題の併用型。設問は各学部で独自色があり、なかには重点的な対策が必要な問題もあるので志望学部の過去問をチェックして学習計画に反映してもらいたい。特に記述式の問題はハイレベルな記述力を問うものが多いので、志望学部の記述問題の対策はなるべく早めにスタートしたい。どの学部も時間に対して問題量はやや多めなので、過去問を解く際にはきちんと時間制限を設けて本番のリズムを身につけること。特にどの程度記述問題に時間を割けるかを見極めることが大切なポイントだ。

学習アドバイス

 特に対策に重点を置いてもらいたい設問について、注意点と学習法を紹介する。

●正誤指摘問題(統一入試、法・国際経営・文学部)
 下線部が引かれたなかから誤りを指摘するタイプと、4つの文から誤りを含む文を答えるタイプがある。どれも受験生の盲点をつく良問で、かなり訓練をしないと手間取るだろう。一般的な4択問題で文法・語法が仕上がったら、なるべく多くの問題を解くことを勧める。特に、4つの文から誤文を選ぶタイプは訓練が必要なので、過去問を含め100問程度は解いて本番に臨もう。

●英文和訳問題(法・商・文・経済学部)
 中央大学の和訳問題は、意味のわからないまま直訳をしても高得点は望めない。正確な構造把握はもちろん、基本単語の一つひとつまで文脈に即した訳出を心がけてもらいたい。法学部の和訳に関しては、類題は国立難関大学レベルの過去問になるだろう。

●和文英訳問題(法・文学部)
 正確な文法・語法の力はもちろん、ハイレベルな語彙(ごい)力を要求する問題。この場合の語彙(ごい)力とは、アクティブボキャブラリー(「書く」「話す」ための語彙(ごい)力)で、これは「英単語を見て日本語の意味を答える」という一般的な学習法では決して身につくものではない。対策として、単語帳の学習では「日本語から英語」を答える形式も取り入れること。また、文法・語法・イディオムの問題は、選択肢がない記述式のものがよい。

●自由英作文(商学部)
 80語以上の自由英作文が出題されている。テーマは例年日常的なもので、2019年度は「外国人に地元を紹介する(商学部A)」と「これまで出会った危険な状況(商学部B)」。書く内容は必要以上に凝ったものではなく、わかりやすい常識的なものがよい。また、それほど長い語数ではないので語数稼ぎと取られかねない不要な繰り返しは避け、テーマに対して過不足なく必要な情報を盛り込むようにしよう。練習としては、まず50語程度の課題からスタートし、最終的には100語以上を10~15分で書けるところまで訓練してもらいたい。そして、何より重要なことは、自由英作文に限らず、記述問題の答案は必ず先生に添削してもらうこと。記述問題は指摘されたミスの修正を繰り返して上達していくのだ。

語彙(ごい)力を中心に真の英語力をつける
 各学部が工夫を凝らして、様々な出題で受験生の英語力を測ろうとしているため付け焼刃では到底太刀打ちできない。語彙(ごい)力の学習を中心に、文法・語法、精読・多読をバランスよく組み合わせて真の英語力をつけて本番に臨んでほしい。

数学Ⅲ・B

2019年度入試の問題分析

 数学Aから「確率(独立・反復試行の確率)」、数学Ⅱから「図形と方程式(直線束)」「複素数と方程式(因数定理、高次方程式、複素数の計算)」「数列(確率と漸化式)」、数学Ⅲから「複素数平面(複素数の図形への応用)」「数列の極限」「関数の極限」「微分・積分(微分可能性、面積、数列との融合、接線・法線、被積分関数に絶対値記号を含む定積分で表された関数)」などが出題された。入試問題としてはややレベルの高い問題が中心であり、かなり難しい問題も出題される。理工学部のセンター試験併用入試は、大問4題から3題を選択解答する方式で、解答形式はすべて記述式である。理工学部の一般入試は、大問4題で、第1問と第2問は解答群から正答を選ぶマークセンス方式、第3問と第4問が記述式となっている。また、いずれも試験時間は100分である。これらは例年どおりで変化はなかった。

学習アドバイス

●数学Ⅲの微分・積分を最重視
 理工学部では、数学Ⅲの極限や微積分など解析系からの出題が多いのが特徴である。計算量が多く重厚な問題、面積・体積といった求積系や極限についての問題が多い。しかも、レベルがかなり高い問題も出題される。したがって、この分野についてはかなり力を入れて演習しておきたい。被積分関数がどのような関数でも積分計算は素早く正確にできるようにしておこう。標準レベル以上の問題集を繰り返し解いて解法・計算方法を自分のものとしておいてほしい。ただし、試験時間100分に対して計算量がかなり多いので、完答するには、かなりの数学の実力が必要であろう。したがって、時間内で解くのが困難な問題は捨てても構わない。問題の難易度を見る目を養っておくことも合格を勝ち取るうえでは大切である。

●数学の総合力を
 前述のように、出題範囲は数学Ⅲの微分・積分が多いので、その分野を最重視しておくことが大切なのであるが、数学Ⅲの問題を考える際に当然であるが、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bも必要である。したがって、数学Ⅲ分野以外もおろそかにしないようにしてほしい。

●そのなかでも数学Ⅱは大切
 なかでも、数学Ⅱの三角関数、指数・対数関数、微分・積分はしっかり演習しておいてほしい。なぜなら、数学Ⅲの微分・積分と密接な関係があるからである。また、数学Bの数列も重要である。漸化式やΣ計算などは、数列の極限と絡んで出題されることが多いので注意してほしい。

●記述もしっかりできることが大切
 記述式の解答形式の問題が多いので、きちんと解答過程を書けるようにしておくことが大切である。決して式の羅列になったりして採点者が見て何をやっているのか判らないということがない答案にしてもらいたい。つまり、論理の飛躍がない解答作成を心がけてほしい。採点者に自分の考えがしっかりと伝わるような解答を書くことが大切なのである。そのためには、日頃からきちんと解答を書いて演習することが必要であろう。きちんとした解答には、正答でなくても部分点が与えられるはずである。1点を争う入試では、部分点が大切になるケースもあるので、十分気をつけよう。不安ならば、身近にいる先生に添削をお願いして、不安を解消しておこう。

日本史

2019年度入試の問題分析

 例年どおり学部ごとに出題形式・傾向に大きな違いがあった。

①文学部:解答形式はマークセンス方式・記述式併用。原始・古代~戦後までの出題で、新たに原始時代からの出題があった。正誤問題・年代配列問題・史料問題・図版資料問題などが出題された。

②商学部:解答形式はマークセンス方式・記述式併用。古代~戦後まで出題された。語句選択問題・正誤問題・年代配列問題・史料問題は例年どおり出題された。大問3題のうち近現代史の占める比重が大きく、戦後史からの出題は多い。

③経済学部:解答形式はマークセンス方式・記述式併用。大問4題中、2題は近現代史からの出題で、戦後史は大問で出題された。語句の選択・記述問題が中心であるが、正誤問題や年代配列問題も出題された。史料・グラフ・地図利用の設問が多く出題された。

④法学部:解答形式はマークセンス方式・記述式併用。古代~近代まで出題され、戦後史は出題されなかった。例年どおり、語句の記述と短文の正誤判定問題が中心を占めた。50~80字以内の短文論述の問題が出題された。

⑤統一入試:解答形式はマークセンス方式のみ。古代~戦後まで出題された。出題形式では語句選択問題と正誤問題が多く、史料問題・年代配列問題も出題された。正誤問題では正しいもの、もしくは誤っているものをひとつ選択させる形式が中心であった。

学習アドバイス

 学部ごとに、出題される時代や形式に違いがあるので、各対策が必要である。

●基本事項を確認
 各学部・統一入試ともに一部難問も出題されているが、それらでは差がつかないので、教科書レベルの事項を正確に理解・習得することが重要である。
 解答形式がマークセンス方式のみの統一入試以外では、歴史用語の正しい表記ができるようにしておきたい。

●史料問題対策は必須
 史料問題は教科書や一般的な史料問題集などで見られる基本史料と、未見史料の両方が出題される。基本史料は繰り返しチェックして、よく出題されるポイントを押さえておこう。また、基本史料を通して史料の読解力を身につけることで、未見史料への対応も可能となる。

●戦後史の学習
 戦後史からの出題があり(特に経済学部では比重が大きい)、戦後史まで学習がきちんとできていないといけない。時間的に戦後史の学習が十分にできていないという傾向が一般に見られるが、戦後史の学習は必須である。入試までの学習スケジュールをきちんと立て、教科書の最後にまで学習が行きわたるようにしておきたい。

●正誤判定問題の対策
 すべての学部で正誤判定問題が出題されているので、受験までに知識をより正確なものにしておこう。正誤判定問題の対策としては、過去問を使った演習を取り入れ、中央大学の出題傾向を体験しながら慣れておきたい。

●論述の対策
 法学部では論述問題(50~80字)が出題されているので、その対策も忘れないようにしておきたい。

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特派員の声 -合格の秘訣!!-

法学部 1年
TT兄弟の三男特派員

文法と記述の対策!

英語で英作文と和訳が必ず要求されるので、普段からいろんな文章を英訳してみたり、長文の和訳練習をしました。また、文法の出題量がかなり多いため、漏れがないように細かい内容までテキストで何度も確認しました。

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理工学部 1年
ブライアン特派員

中央大学の理系数学はクセが強い!

数学は頻出問題を絶対に解答できるように、河合塾のテキストをやり込んだ。中央大学の理系数学はクセが強い。他の受験生が解けなそうな問題は後回しにした方がよい。

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