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明治大学 学習アドバイス

河合塾講師からの学習アドバイス

教科別の学習対策について、河合塾講師がアドバイスします。
 (※出題範囲は募集要項、大学ホームページ等で必ず確認してください。)

英語

2019年度入試の問題分析

 全学部とも中心となっているのは長文読解問題で、長さは短いもので500語前後(農学部)、長いものでは1,000語前後(法・商・理工・国際日本・文学部)になるが、中心となるのは800~900語である。いずれも論説文が主体で、テーマは現代社会に関わるものが中心。設問は選択問題が主体で、空所補充、下線部の意味内容、指示語の指す内容、整序英作文、内容一致などからなる。活用形や派生語・関連語を問う問題や発音アクセント問題が組み込まれることもある(農学部)。学部によっては記述式の問題も出題されている。特に理工学部は記述式解答の割合が高い。また会話文を出題する学部も多く(政治経済・国際日本・情報コミュニケーション・経営・総合数理学部など)、会話文中に設けられた空所に語句を補充する形式が主体となる。読解問題以外では、文・国際日本・経営・農学部などで、文法・語法の独立問題が出題された。英作文は理工学部で出題された。

学習アドバイス

●読解力を高めることを中心に
 明治大学の入試問題は読解問題が中心である。英文の長さは800~900語程度の標準的な難易度の英文が主体で、問われていることは、英文中の細部に及ぶことが多い。語の意味をパラフレーズさせたり、類義表現を選択させたりする問題がよく出題される。また、文脈を読み取ったうえで、空欄に語句を補充させる問題も多い。指示語の内容を指摘させたり、論理関係を把握させたりする問題も出ている。こうした問題を確実に解いていくためには、普段の勉強で、全体を何となく読むというやり方をしていては駄目で、いわゆる精読が必要となる。S、V、O、Cといった文の要素と、それらにかかる修飾部分をつかみつつ構造を把握しながら読むという、的確で確実な読解が要求される。一つひとつの英文を曖昧なまま読み進めていくということがないように注意したい。これに加えて、英文全体の内容を段落ごとにきちんと理解していく必要もある。また、試験時間が短めなため、ある程度の速読力も必要となる。こうした力を養うためにも、学校や塾での、英語の授業に向けた予習や復習は必須である。またこうしてじっくり読んだものは、意味を考えながら繰り返し音読することも忘れないようにしたい。音読を繰り返すことによって、英文を左から右にテンポよく理解する力を養うことができる。毎日取り組もう。

●単語・熟語の力をつけよう
 明治大学の入試問題には単語・熟語に関する問題も多く含まれる。早い段階で、高校生が学ぶべき基本単語・熟語は漏れなく習得しておきたい。特に動詞は文脈に応じて多様な用法があるので、疑問を持ったら辞書を引き、正確な理解を心がけてほしい。また熟語は、設問で直接問われることも多い。熟語集などを利用して、基本的な熟語が頭に入っているかどうか確認しておきたい。

●他学部の過去問も
 ある程度勉強の進んだ受験生は、過去問題を解いておきたい。明治大学の入試問題は学部ごとの出題傾向はある程度一定しているが、問題パターンが変化することもよくあるので、自分の受ける学部の問題だけでなく、他学部の問題も解いておくとよいだろう。

数学Ⅲ・B

2019年度入試の問題分析

 数学Ⅰから「集合」「図形の計量(余弦定理、三角比の基本性質)」、数学Aから「場合の数(タイルの敷き詰め、倍数になる場合の数)」、数学Ⅱから「式と証明(整式の除法)」「指数・対数関数(対数不等式、桁数、小数の首位数)」「図形と方程式(放物線と円の共有点)」「微分・積分(接線、面積、最大・最小、導関数)」、数学Bから「ベクトル(分点、位置ベクトル、三角形の内心)」「数列(隣接2項間漸化式)」、数学Ⅲから「複素数平面(複素数の図形への応用、共線条件)」「平面上の曲線(サイクロイド)」「関数の極限」「微分・積分(回転体の体積、面積、微分法の図形への応用、定積分で表された関数)」などが出題された。入試問題としては標準レベルの問題が中心であるが、やや難度が高い問題もある。解答形式は学部によって異なっているが、だいたいマークシート方式が中心である。ただし、理工学部では、記述式の解答形式の問題もある。また、試験時間は、学部によって異なるが、60分か90分となっている。

学習アドバイス

●融合問題も出題される
 出題範囲からまんべんなく出題される。高校数学全般から出題されることや複数分野の融合問題が多いことに注意しよう。2019年度でいえば、整式の除法に微分法を活用させる問題があった。融合問題に対応するには、まず、教科書の基本事項を正しく理解し、公式などを正しく的確に用いられるようにすることである。そのうえで苦手分野をなくし、各分野のつながりをつかむことが大切である。融合問題に対処するには、各分野のつながりをしっかり押さえておくことが何より大切なのである。したがって、自分の苦手分野克服に努めておこう。

●数学Ⅲの微積分を最重視
 理工学部では、数学Ⅲの極限や微積分など解析系からの出題が多いのが特徴である。特に、理工・総合数理・政治経済学部の全学部統一入試の数学Ⅲ型では、出題範囲が数学Ⅲに限定されているので、計算量が多く重厚な問題(面積・体積といった求積系が多い)となっている。したがって、この分野についてはかなり力を入れて演習しておきたい。被積分関数がどのような関数でも積分計算は素早く正確にできるようにしておこう。標準レベル以上の問題集を繰り返し解いて解法・計算方法を自分のものとしておいてほしい。そうはいっても限られた時間内で解く入試では、時間内で解くのが困難であるような問題は捨てても構わない。問題の難易度を見る目を養っておくことも合格を勝ち取るうえでは大切なのである。また、理工学部の記述式の問題は、微分・積分の応用問題がよく出題されることが多い傾向なので、この分野を強化しておこう。

●ケアレスミスに気をつけよう
 マークシート方式の問題が多いので、計算ミスなどケアレスミスをしないように日頃から気をつけてほしい。計算ミスの克服には計算過程をきちんと書いて見直す作業ができるようにすることが大切である。また、記述式の問題では解答の書き方にも注意してほしい。答案は自分の考えを相手(採点者)に伝えるものであるから、決して独りよがりの解答にならないようにしてもらいたい。式の羅列などにならないように十分気をつけて解答するようにしよう。

現代文

2019年度入試の問題分析

 国語としては、文学部では現代文、古文、漢文各1題の計3題、経営・農学部は現代文、古文各1題の計2題、上記以外の学部や全学部統一入試では現代文2題と古文1題の計3題。加えて一部の学部では漢字問題も課される。
 試験時間は全日程とも60分。問題文は、現代文2題を課す日程・学部では1題が評論、もう1題が随筆か小説の場合が多いが、1題のみの場合は評論である。評論のジャンルは歴史、文学、文化、法、経済、社会、スポーツ、生命など多彩である。例年、評論は近年の文章、随筆・小説ではやや古めの文章から、それぞれ出題される傾向にある。問題文の分量は2,000字未満~5,500字超まで様々だが、国際日本・政治経済・経営学部では5,000字超と長めの文章が出題されている。ただし現代文2題の日程では、1題あたりの分量は3,000~4,000字ほどに抑えられている。
 解答方式は、全学部統一入試のみ客観式、その他はすべて記述・客観併用型。設問内容としては、すべての日程・学部に共通するのが漢字の読み書きと傍線部の内容や理由の説明問題、また多くの日程・学部で空欄補充、抜き出し問題が出題されている。また、日程によっては語句の知識を問う問題、脱落文補充、本文の内容一致問題、文学史問題なども見られる。さらに商・政治経済・国際日本・農学部では25~50字ほどの記述問題も出題される。なお、経営学部では2箇所の空欄を各15字以内で補う形の記述問題が出題された。
 明治大学入試では日程ごとに出題の特色が異なるので、自分の受験する日程の傾向を踏まえた対策が有効である。なお、法学部は2018年度入試から従来の1題から2題の出題に変わったが、20世紀前半に書かれた古風な文章からの出題傾向や、抜き出し問題が多い特徴に変化はない。また、問題冊子表紙に「点画をつなげた文字」を不正解とする旨の注記が事例つきでなされているので、書き取りは丁寧に行うこと。全学部とも難易度は標準的なレベル。

学習アドバイス

●漢字や語句の対策を着実に進めよう
 日程・学部によらず、漢字の読み書き問題は必ず出題される。ここでの失点は非常に痛いので、少しずつ練習を重ねていってほしい。また、語句の知識についても、評論頻出語句を集めた参考書に取り組むなどして克服しよう。

●解答の根拠を的確につかむ読解が鍵
 空欄補充、傍線部の内容説明の問題では、前後の文脈を的確に把握して、該当する語句や適した説明を特定することが、また、抜き出しや内容一致、記述などの問題では、本文の構成や展開を手がかりにしつつ、設問の要求を満たす語句や内容を的確に見つけ出すことが、それぞれ必要となる。つまり、細部の注意深い読みと全体の論旨を大きく捉える読みの双方が求められる。

●総体としては標準的な問題演習を
 前述のとおり、明治大学入試には学部や日程ごとに一定の傾向があるため、過去問をじっくり研究して傾向を把握し、自分にとって重点を置くべき課題を見極めながら対策を行うことが肝心である。練習に用いる問題集としては、客観式に加えて一部記述問題も含み、そのうえ解説が詳しい、標準~やや難レベルのものを用い、解答の精度を上げる訓練をするのが合理的だ。解きっぱなしにせず、答え合わせ後に自らの解答過程を振り返り、読解や知識の不備を確認することにも努めてほしい。

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特派員の声 -合格の秘訣!!-

経営学部 1年
いちご特派員

英検で部活とも両立!

部活の引退が遅かったのですが、英検だけはと思い、部活と両立して頑張りました。英語が満点扱いになったので、直前期は国語と世界史をひたすら強化することで合格できました!

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文学部 2年
S.N.特派員

英語必勝法

英語では長文が多く出題され、同時に書き換え問題や長文中の空欄補充問題も出題されるので時間が足りなくなりがちだった。書き換え問題はあまりポピュラーなものではなく一般的な問題集はないので過去問をかなり遡って問題を集めて解いた。長文は概要を早くつかめるように読む練習をした。これは他校の入試でも役立った。

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