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同志社大学 学習アドバイス

河合塾講師からの学習アドバイス

教科別の学習対策について、河合塾講師がアドバイスします。
 (※出題範囲は募集要項、大学ホームページ等で必ず確認してください。)

英語

2019年度入試の問題分析

 長文読解問題2題、会話文問題が1題、計3題の出題で試験時間は100分である。長文読解の英文和訳1問、会話文の英作文1問以外は選択問題となっている。大問Ⅰ・Ⅱの長文問題は、文化、歴史、科学、社会と多岐にわたり、内容的にも読みごたえのあるものになっている。設問は空所補充、同意表現、内容一致問題、整序問題、下線部和訳、代名詞の指示内容と様々な形式での出題となっている。同志社大学の場合、かなりの分量の英文を読みこなさないといけないため、長文読解力を高めていく練習は不可欠となるだろう。大問Ⅲの会話問題は、空所に適切な表現を選択する問題において、会話の流れを前後からくみ取り、内容を類推する力が求められる。他大学と比べると会話が長いのが特徴である。

学習アドバイス

●長文読解問題について
 長文問題のなかで、同意表現を選択する問題が多く出題されている。このタイプの問題においてかなり難度の高い単語が出題されていることに注意しよう。普段から単語帳などを利用し、徹底して語彙(ごい)の力を伸ばすことが大切である。また英文を読むにも文法の力は不可欠である。文法の学習に関しては、1単元1単元しっかりと理解をして先に進んでいくことが大切である。文法の参考書を熟読してもらいたい。その次はしっかりと文法の力を土台に1文1文の文構造を正確に把握して、訳していく力をつけよう。解釈の問題集も1冊こなしておくとよい。その後は文と文の論理関係に注意し、ある程度の速さで英文を読み進める力を身につけたい。英文読解の力は読んだ量と密接に関係している。できるならば毎日1題長文を解いていくぐらいの気持ちで英語学習に取り組んでもらいたい。長文問題に数多くあたるなかで、読むスピードも上がってくるはずである。また長文のなかで単語を暗記することで、語彙(ごい)力のアップにもつながるはずだ。一度読んだ長文に関しては、復習の際に音読すること。何度も英文を音読するうちに、重要な単語や表現を暗記することができる。同志社大学を受験する以上は長文読解の出来が合否を左右するといっても過言ではないので、心して練習に励んでもらいたい。

●会話問題と英作文問題について
 会話問題は、口語表現の知識が問われることは少なく、文脈把握が主に問われている。形式が変わっても慌てないよう過去の問題に多くあたり、様々なタイプのものに適応できるようにしておきたい。英作文は高校で学習する基本的な構文を使って書く問題が出題されているので、普段から正確な構文で英文を書く練習を積んでおこう。英作文の問題集などの解答例を暗記することも有効な学習方法である。同志社大学で出題されている日本文をよく吟味しどういう英文で書けばよいのかをじっくり考える習慣を身につけよう。

●過去問研究をしよう
 例年、出題形式・量とも大きく変わることはない。過去の問題を積極的に解いていき、同志社大学のスタイルに慣れていってもらいたい。その際に本番の試験時間で解く練習をしてもらいたい。その練習のなかで、どのくらいのスピードで読めばよいのかを実感することが大切である。学部ごとに出題傾向の差はないので他学部の問題を解いてみることも大いに有効である。

数学Ⅲ・B

2019年度入試の問題分析

 全学部日程(理系)、学別個別日程(文化情報〈理系型〉・スポーツ健康科〈理系型〉・生命医科・理工学部)のいずれも大問4題で、第1問は空所補充問題、第2~4問は記述式問題である。第1問は細かく設問が分かれているので、誘導に従って一つひとつ丁寧に解いていけばよい。第2~4問も3~6つの小問に分かれており、順に従って解いていけばよいようになっている。特徴としては数学Ⅲの範囲からの出題が多く、2018年度に引き続き複素数平面からも出題された。また試験日によっては楕円の問題も出題された。論証問題だけでなく「~を判別せよ」という問題もあり、受験生は苦労したと思われる。問題の難易度は年々難化しており、「関関同立」とひとくくりで考えられないようになってきている。試験時間は100分であり、すべての問題を完答するのは難しいので、できるところを確実に解き、残りの時間でわかるところを攻めていくという戦略でいかねばならない。

学習アドバイス

 まずは基本事項の確認のため、教科書と傍用問題集をきちんとこなしておくことが大切である。ただ問題を解けるようになるだけではなく、公式や定理の意味や証明もしっかり把握しておこう。記述式の問題は細かく小問がついており、誘導に従って解いていくとわかりやすくなっているので、問題を解く際に一通り全体の問題を見たうえで、(1)から取りかかると問題の方針が立てやすい。証明問題も頻出であるので、普段から自分の考えをしっかりまとめ、十分な論述力を養うことが大切である。

●数学Ⅲの学習が大事!
 例年数学Ⅲからの出題が多いので、分数・無理関数、極限、微分・積分、2次曲線、複素数平面と抜けのないように幅広く学習しておこう。2次曲線については定義や性質、焦点の座標、漸近線などを正確に答えられるようにしよう。2019年度では複素数平面の応用問題も出題され、複素数と図形や整数を融合された形であったから、どんな形式の問題であっても、今まで学習してきたことを使えるように練習を積んでおこう。

●数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bについて
 数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの範囲からは、確率とベクトル、数列からの出題が多い。
 特にベクトルは幾何的な要素を絡めた問題がよく出題されるので、数学Aの平面図形の分野もしっかり押さえておきたい。2019年度では空間座標を用いた問題が多かったので、計算が煩雑になることも多いが、丁寧に計算しミスのないようにしよう。また確率の問題は整数や数列と融合するなど、ほかの分野と合わせて考えるものも多いので、応用問題での練習も必要である。数列は漸化式をメインとする問題が多いので、漸化式にも慣れておこう。
 近年どの日程も問題が難化しているので、標準的な問題から応用問題まで練習しておこう。記述式問題の解答では単なる式の羅列に終わらず、自分の考えが添削者に伝わるように論理的に文章を組み立てられるよう、日頃から答案作成の練習をしておこう。
 過去の問題と似た問題も出題されているので、これまでの同志社大学の入試問題は、どの学部のものもすべて解いておこう。

現代文

2019年度入試の問題分析

 国語全体では、基本的に現代文・古文各1題からなる出題(試験時間75分)であった。現代文は、5,000~7,000字程の長文1題型の出題である。問題文は、本格的な評論文からの出題が中心で、形式・内容の両面にわたって安定した出題が続いており、大学側の入学試験および受験生に対する真摯な姿勢が感じられる。〈空欄補充問題〉〈傍線部の内容・理由説明問題〉〈内容合致問題〉〈40字以内の記述問題〉と例年どおりの出題であった。文章の長さおよび満点(現代文は90点)を考慮するならば、設問数が6~7問と少なく、1問あたりの配点が高いため、不正解は避けたいところである。

学習アドバイス

●本格的な文章読解力を養成する
 最近は読みやすい随筆風評論も出題されているが、求められる読解の水準も字面の易しさに反してハイレベルなので、「しっかり読んで書く」という受験学習の王道を心がけてほしい。傍線部の前後しか読まない小手先の対応では高得点は望めないだろう。文化論、芸術論(特に芸能の分野は頻出である)、社会論など諸分野が出題されるので、普段から様々な評論文に取り組み、文脈を丁寧に読み取りながら、文章全体の論旨や主旨(筆者が言いたいこと)を的確に把握できる読解力を養っておきたい。また、その読解を通じて背景となる知識(「環境問題」「コミュニケーション論」などは頻出している)を豊かにしておくことも重要である。同時に、「相対化」「パラドックス」「普遍」といった評論文で頻出する用語の意味を理解しておくと、文章読解のみならず〈空欄補充問題〉にも効果的である。問題文を何度も読み返し、文章全体の主旨を200字程度で要約するといった練習も、問題文の主題が順を追って問われていく同志社大学の試験の対策には有効である。

●記述問題は最重要である
 選択問題については、設問の要求する内容に関わる部分を問題文中で見極め、その部分を選択肢と照合して正解を選ぶとともに、同様に問題文の叙述内容と照合しながら、不正解選択肢の間違いの箇所をチェックして確実に消去する〈消去法〉を活用することが重要である。
 記述問題(問7あるいは問6)については、配点の比重が極めて大きいと考えられ(1問で30点と想定)、ここを空白のまま試験を終えれば、合格は期待できない。必ず書いて、3つほどと想定される解答のポイントの一部の得点だけでも獲得しなければならない。文章全体の主題に関連した内容が問われることが多いので、設問文をよく読み、問題文中から複数の解答ポイントを把握して、それらを制限字数内でまとめる練習を繰り返すことが必要である。近年は40字以内での出題が続いているが、30字や60字といった様々な制限字数を経験することで40字の感覚がわかるのだから、字数に関係なく多くの記述問題に取り組んでほしい。また、記述問題にて漢字の力を問う旨が大学から公表されている。設問としての書き取り問題がないからと油断せず、日頃から、漢字の学習にいそしみ、誤字脱字を避けた答案作成を実践することが何よりも肝要である。また、字数超過は大きく減点となることも大学が公表しており、この点にも注意して練習してほしい。

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特派員の声 -合格の秘訣!!-

法学部 2年
花特派員

現代文の40字記述と古文の30字記述の対策は不可避

同志社大学の国語の問題では、現代文で40字記述が、古文で30字記述が課されます。問題文をしっかり読み込めてさえいれば、記述にどのような要素を入れるべきかは案外分かりやすかったりします。ところが『字数制限内におさめること』、これが結構難しい。特に古文では、本来なら40~50字ほどになるであろう膨大な内容を、なんとか30字にまとめきる必要があります。同志社大学の受験を考えている方は、ここの対策に早くから力を入れてみてください。

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法学部 2年
soar特派員

気持ちを前向きに

前向きな気持ちが何よりの秘訣です。私は数学が苦手でなかなか成績が伸びませんでしたが、「一つひとつじっくり取り組めば大丈夫!」と思って、後ろを向かないようにしていました。後ろを向いても後悔や焦りしか得られません。いつも前を向いていてください(ただし、反省は必要ですよ!)。明るく乗りきりましょう!なるようになります!
学習面では、基礎基本・思考力が重要です。基礎基本を使ってどう考えるのか、これを大事にしてください。

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