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関西学院大学 学習アドバイス

河合塾講師からの学習アドバイス

教科別の学習対策について、河合塾講師がアドバイスします。
 (※出題範囲は募集要項、大学ホームページ等で必ず確認してください。)

英語

2019年度入試の問題分析

 全学日程、学部個別日程、そして関学独自方式日程がある。全学日程は全問マークセンス方式での出題。学部個別日程と関学独自方式日程では記述問題が含まれる。以前に比べて、日程間の傾向の違いが少なくなってきており、対策が容易になってきている。どの日程でも、長文読解問題が3 題、文法・語法問題、整序英作文問題、会話問題が出題されている。学部個別日程と関学独自方式日程では、これらに加えて記述問題となる英文和訳問題と条件英作文問題が出題されている。いずれの日程でも総合的な英語力が問われる設問構成となっている。長文読解問題の単語数は大問3 題合計で1,200~1,600語程度となっている。記述問題の英文和訳、条件英作文は10~20%程度の配点比率になっている。どの日程においても難易度は安定しており、難問・奇問の類はほとんど出題されていない。オープンキャンパスなどで入試問題・解答・正答率などを掲載した冊子が配られているので、ぜひとも入手しておきたい。

学習アドバイス

語彙(ごい)力をつけよう
 まずなんといっても語彙(ごい)力の充実を図りたい。長文読解問題で出題の多い空所補充問題や同意語句選択問題では、やや難度の高い単語が解答になることもある。また文法・語法問題で出題されている単語にもやや難しめの単語が出題されている。語彙(ごい)力だけで高得点が取れるわけではないが、早い段階で語彙(ごい)力を身につけるのは不可欠だ。

●文法・語法の力をつけよう
 文法・語法の力はほとんどすべての設問で問われている。短文空所補充問題はもちろん、長文読解や会話問題や整序英作文でも文法・語法の知識がポイントとなっていることが少なからずあるので注意したい。早い時期に一通りの知識を身につけておきたい。

●文と文の論理関係に注目しよう
 最初のうちは比較的短めの英文で、一文一文しっかりと構造をとって精読していきたい。語彙(ごい)力と文法の基礎力がある程度身についたら、少しずつ長めの英文に挑戦していきたい。そして文と文の論理関係に注意して読む習慣をぜひともつけておきたい。空所補充問題や同意語句選択問題では、前後の論理関係がヒントになることが多い。また内容一致問題では、論理関係を把握していると英文全体の流れを把握するのに役立つはずだ。

●記述問題に対処しよう
 英文和訳問題は、比較的易しいものが多いので高得点を狙いたい。またIt /themなどの指示語が含まれる下線部が比較的多く出題されており、日頃から代名詞が受ける内容を考えて読む習慣をつけておきたい。条件英作文は、難しい表現を無理に使おうとせず、基本的な表現を上手に使いたい。文法の基本例文の暗記が最も有効な対策となるだろう。

●口語表現を覚えよう
 文脈把握が問われる問題も多いが、口語表現の知識がなければ解けない問題も出題されている。基本かつ頻出の口語表現を一通り覚えておきたい。

●過去問に取り組もう
 直前期には過去問に取り組む必要があるが、全学日程と学部個別日程の両方の傾向を確認しておきたい。また自分が志望していない学部の問題にも目を通し、様々な問題形式に慣れておくことも大切だ。どの方式でも大問数が多めなので、時間配分には十分注意したい。

数学Ⅲ・B

2019年度入試の問題分析

 全学日程(理系)、学部別個別日程(教育学部・総合政策学部・理工学部)、関学独自方式日程(理系)のいずれも大問4題で、第1問~第3問は空所補充形式、第4問は記述式問題である。第1問はいずれも小問3問で、各問題とも細かく設問が分かれているので、一つひとつ順に考えていけばよい。第2問・第3問はセンター試験の数学の問題のように誘導形式になっている。2017・2018年度と複素数平面は出題されなかったが、2019年度では全学日程の第1問で出題された。数学Ⅲの微分・積分、確率、ベクトルの問題はすべての日程で出題されている。問題のレベルは標準的であるが、90分の試験時間内にすべてを解ききるためには、相当な計算力と十分な知識をつけておかねばならない。

学習アドバイス

 まずは基本事項の確認のため、教科書と傍用問題集をきちんとこなしておくことが大切である。ただ問題を解けるようになるだけではなく、公式や定理の意味や証明もしっかり把握しておこう。第2問~第4問は細かく小問に分かれており、誘導に従って解いていくとわかりやすくなっているので、問題を解く際に一通り全体の問題を見たうえで、初めから取りかかると問題の方針が立てやすい。

●理系たるもの、数学Ⅲはできて当たり前!
 理系に進学する生徒として必要な数学力を求めているため、入試問題のなかに数学Ⅲの内容が多い。数列や関数の極限、グラフの図示、関数の最大・最小、面積・体積の求積などどのような形で出題されても対応できるようにしておこう。誘導が丁寧についているので、式を立てるのはたやすいが、計算が煩雑になることもある。そうなったとしても慌てることなく丁寧に計算し、ミスのないように答えまでたどり着けるようにしてほしい。そのためには普段から極限を求める計算や、微分・積分の基本計算を練習しておくことが必要である。
 複素数平面や2次曲線については出題が少ないが、基本事項はきちんと見ておこう。

●記述力も必要!
 第1問ではいろいろな式、数列、ベクトル、図形と方程式、微分・積分の簡単な計算からの出題が多く、第2問~第4問では確率・数列、ベクトル、数学Ⅲの微分・積分からの出題が多い。どれも単に公式にあてはめたらよいという問題ではなく、式が複雑であったり、文字係数をたくさん含む等式や不等式があったりと、解きづらいと感じる問題があるかもしれない。そういうときには、この問題は何を目標としているのかを問題の誘導や問題の結論から逆に考えていけばよい。解く手がかりは問題のなかに隠れていることが多い。そのための練習としては、高校で使っている問題集や市販の問題集のなかから、問題文が長めのものをセレクトし、じっくり考える訓練をしていくとよい。その際、式や考えた過程などもきちんと書けるようにしておこう。当然のことながら、どの日程で受験するかにかかわらず、関西学院大学の過去の入試問題は、全学日程、学部個別日程、関学独自方式日程すべて解いておいてほしい。

日本史

2019年度入試の問題分析

 例年どおり、大問5題、小問50問、すべてマークセンス方式での出題だった。全学部・日程とも〔Ⅰ〕は2つの短文の正誤を問う形式で出題された。〔Ⅱ〕~〔Ⅴ〕では、空欄補充、下線部設問の用語4択(2つの用語の組み合せを選ぶ形式も含む)、文章正誤(3択・4択)、年代配列などが出題された。全小問数のうち、文章正誤が4割程度を占めた(例年は5割程度)。これらの文章正誤のうち、文章3択で「正しい(誤っている)ものを選べ。すべて正しい(誤っている)場合はエを選べ。」という形式が2 割程度(例年は3~4割程度)を占めた。時代・分野では、それぞれ近現代史、政治史からの出題が最も多く、2019年度は近現代史から4割程度、政治史から4 割程度出題された。例年どおり、史料問題は全学部・日程とも〔Ⅲ〕で大問1題出題された。なお、〔Ⅲ〕では図版を用いた史料問題が出題されることがあるが、2019年度は図版は出題されなかった。全体として、問題は基本事項が中心としているが、文章正誤が多数出題されるなど、受験生が苦手とする形式での出題が多い点に注意が必要である。

学習アドバイス

●教科書を中心に基本事項を押さえる
 〔Ⅰ〕も含めて文章正誤は基本事項を問うものが多い。詳細な内容を含む選択肢も一部に見られるが、そういった選択肢の正誤の判断は必要とされない場合が多く、ほかの選択肢に含まれる明確な誤りを判断できればよい。文章正誤への対策として、基本的な歴史事項の時代・時期、内容、政策や事件であればその原因(背景)や影響(結果)などを理解することが大切である。一問一答式の学習を積み重ねても得点に結びつきにくいことに注意したい。以上のような点に留意しつつ、教科書に基づいた学習を徹底することが重要である。その際、本文を熟読するとともに、注釈・コラム・図版の説明などもしっかり読み込んでおこう。

●史料問題への対策は必須
 例年、〔Ⅲ〕では史料問題が出題され、例年、図版を用いて近世後期~明治期の風刺を扱う特色ある問題も全日程を通して大問1題出題されている。史料問題への対策として、まずは教科書掲載史料について、史料の内容・キーワードなどを押さえたい。さらに市販の史料集などを使用して、各時代の史料についての理解を深めておくことをすすめる。日頃からこのような学習を実践しつつ、過去問を研究することで史料問題攻略のコツをつかんでほしい。また、風刺を扱う問題では史料・図版ともに受験生には初見である可能性が高く、事前に特別な対策を講じることは難しいが、前記のような学習を通して史料問題への対処法を会得できていれば、初見の史料・図版であっても攻略は可能である。

●近現代史への対策は早めに
 例年、近現代史から全体の4割程度が出題される。近現代史については対策が遅れがちなので、早めに学習に取りかかること。また、戦後史から出題される可能性も高いので、1990年代初頭までを目安にしっかり学習しておきたい。

●過去問研究が最重要
 文章正誤の攻略には「慣れ」が必須である。また、過去に出題されたテーマが繰り返し出題される可能性も高い。学部・日程による出題形式・内容に差異はないので、5年分を目安に全学部・日程の過去問に取り組むようにしたい。

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特派員の声 -合格の秘訣!!-

法学部 3年
こまち特派員

英語問題

英語配点が高く、問題にも癖があるように思うので、早いうちから赤本などでしっかり対策しておくことが大切です。特に長文は最初の大きい3題で出題されるので速読力が必要です。時間配分にも注意してください。そして、7つぐらいの選択肢から3つ正しいものを選びなさいという正誤問題が出るので、精読力も大切になってきます。

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商学部 3年
T.M.特派員

迫られる選択

選択科目は文系数学がオススメです。私立専願の人は社会をしっかり対策してくるので、とくに国公立大を受験予定の方は数学が強みになると思います。センター試験で7~8割を安定して取れている人なら怖くない問題です。

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