東京海洋大学 ぴーちゃん特派員
東京海洋大学 海洋生命科学部 3年 ぴーちゃん特派員
自宅通学
趣味:テレビ(イッテQや名探偵コナンなどが好きです)
※2022年にお書きいただいた内容です。
講義、ゼミ、研究内容について
特色ある実験・実習
私が所属する食品生産科学科では、1年生から実験があり、後期では食品入門実験を行います。例年では、後期の前半に当たる「後前期」に行いますが、私たちの学年は、例年の半数の学生で期間を後期全体に拡大して実施しました。実験内容は、イカ飯やマヨネーズ・ドレッシング、かまぼこや豆腐を製造したり、食品の凍結乾燥や凍結貯蔵を行ったりします。一部の実験では実際に食べて官能検査を行います。今でもレポート作成はかなり時間がかかっていますが、低学年のうちから実践的な授業を受けられるところが魅力的だなと思います。 また、例年1年生の夏休みに行う実習は10月にキャンパス内で行うことになりました。ニジマスの燻製を下処理から体験しました。これから入学する皆さんは山梨の施設に行ってニジマスを捕まえる体験もできると思います。
コロナ禍の学習、大学生活について
コロナ禍の大学生活
本学のオンライン講義はオンデマンドとリアルタイムの2種類あり、これまで受けた授業の割合は、オンデマンドが多かった印象です。先生によって異なりますが、数日前に資料が配信されるので、締め切りに合わせて課題をこなしています。実験があるときはレポート作成にまとまった時間を確保したかったので、ほかの教科の課題を週末までに終えられるよう、授業日前に届いた課題は授業日までに提出できるように心がけています。また、オンデマンド講義は何度でも見直すことができるので、繰り返し学習して定着度を高めています。 入学後の半年間は一度も通学しませんでしたが、先輩や同級生とオンライン上で交流する場があったので、分からないことや不安なことは先生や友達に相談できていました。オンラインでも日々充実した生活を送っています。
ぼくのわたしの時間割
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | |
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1限 | 食品分析学 対面形式 |
食品衛生学 対面形式 |
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2限 | 食品加工学 対面形式 |
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3限 | 資源利用化学 オンライン |
食品化学基礎実験 対面形式 |
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4限 | ||||||
5限 | 衛生微生物学 対面形式 |
衛生微生物学 対面形式 |
公衆衛生学 対面形式(オンライン併用) |
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6限 |
※2022年度前期の時間割
2年生までに総合科目と基礎科目の単位を全て修得したため、今年は専門科目のみとなっています。週に2時間開講されている科目は前期の前半で終了し、2学期開講科目と入れ替わります。2学期では、食品保全化学と食品微生物学実験を履修予定です。今年は対面授業が多いため、空き時間は友人と課題に取り組んでいます。授業数は昨年と比べて大幅に減りましたが、進度が速く内容も専門的になっているため、負担は変わらないと思います。低学年のうちに総合科目や基礎科目の単位を取得し終えることをお勧めします。
ぼくのわたしのおサイフ事情
収入 | 支出 | ||
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仕送り、お小遣い | 0 円 | 家賃 | 0 円 |
奨学金 | 0 円 | 水光熱費 | 0 円 |
アルバイト | 0 円 | 食費・外食費 | 0 円 |
その他 | 0 円 | 通信費(電話・インターネット代) | 0 円 |
交通費 | 0 円 | ||
勉学費 | 0 円 | ||
交際費(サークル活動費等)・趣味 | 0 円 | ||
衣料・ファッション | 0 円 | ||
貯蓄 | 0 円 | ||
雑費・その他 | 0 円 | ||
収入総額 | 0 円 | 支出合計 | 0 円 |
※1か月の平均収支
実家暮らしなので、家賃や光熱費など生活に必要な費用は基本的に負担してもらっています。また、入学時からコロナ禍の大学生活が続いているため、基本的に通学以外ではほとんど外出していません。ですので、アルバイトは控えていますし、サークル活動も停止となっています。今後状況が改善したら、アルバイトをしたり、友人と遊んだりして収支が変動するかなと思います。
将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること
食に関わりたい
私の将来の夢は、食品に携わる仕事に就くことです。幼い頃から食べることが好きで、入学前までは漠然と食品企業で働いたら楽しそうだなと思っていました。しかし、本学に入学してから、食品企業だけでなく、衛生管理に重点を置いた仕事など、間接的に食品に関わる企業・業界も面白そうだと感じ始めています。
現在は、まだまだ基礎知識を学んでいる段階なので、学んだことを確実に習得できるように日々の授業を大切にしています。そして、オンラインを活用しながら勉学以外でも学生のうちにいろいろなことに興味を持って取り組んでいます。
メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと
状況が変わってもやることは変わらない
私は浪人を経験したのですが、高校卒業直後は放心状態でした。また、高校生活と異なり、勉強一本だったので、はじめのうちは特に辛かったです。しかし今振り返ると、二度と経験しない貴重な体験だったなと思いますし、壁にぶつかったときにも「あのときの苦労を乗り越えたのだから大丈夫」という励みになっています。
これから本格的に受験を迎える皆さんは、コロナ禍という大きな不安を抱えていると思います。ですが、受験は自分との勝負です。この困難を乗り越えた先には明るい学生生活が待っていると信じて、人生最大の試練の一つともいえる大学受験に全力を尽くしてください。応援しています。