自治医科大学 S.T.特派員
自治医科大学 医学部 4年 S.T.特派員
ひとり暮らし
趣味:IFMSA-Japanという学生団体の活動
※2021年にお書きいただいた内容です。
課外活動、大学施設などについて
自慢の学生寮
Wi-Fi完備、洗濯機・お風呂が共用なため定額でこまめに使用できる、完全個室、勉強用のラウンジがある、寮内に6年生用とは別で1~5年生が使用可能な自習室がある…など、勉強するにも生活するにも過ごしやすい環境です。自治医科大学だからこその学習環境だと思うのですが、ラウンジという小部屋が7~8人に1部屋割り当てられるので、入学当初から「勉強仲間を探す」必要がなく安心して勉強できます。もちろん、そのメンバーで勉強することは強制ではないので、勉強仲間を探して別のコミュニティに行くことも自由です。わたしのお気に入りは何と言ってもお風呂です!大浴場があるので、毎回温泉気分でとても気持ちいいです。
コロナ禍の学習、大学生活について
学生団体での活動
わたしは、IFMSA-Japan(国際医学生連盟 日本)という医療系学生が集う学生団体に所属し、活動しています。「活動」というのは、オンラインでの勉強会や交流会を通して、全国の医療系学生と様々なテーマについて語り合える場を作ることなどを指します。スタッフが380人という比較的大きな団体で副代表を務め、刺激的な毎日を送っています。オンラインでも出来ること、オンラインだから出来ることもあり、コロナ禍でも生き生きと過ごすことができたのはIFMSA-Japanの仲間がいるからです。普段の学校生活では授業だけになりがちなところを、自分の頭で考え、判断し、行動する習慣がつきます。
ぼくのわたしの時間割
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | |
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1限 | 総合診断学2 対面形式 |
地域医療学各論2 オンライン |
泌尿器 対面形式 |
生殖 対面形式 |
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2限 | 成長発達 対面形式 |
泌尿器 対面形式 |
生殖 対面形式 |
皮膚 オンライン |
地域医療学各論2 オンライン |
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3限 | 総合診断学2 オンライン |
感染 対面形式 |
総合診断学2 オンライン |
成長発達 対面形式 |
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4限 | 皮膚 対面形式 |
成長発達 対面形式 |
泌尿器 対面形式 |
|||
5限 | 感染 対面形式 |
地域医療学各論2 オンライン |
成長発達 対面形式 |
感染 オンライン |
地域医療学各論2 オンライン |
|
6限 |
※2021年度前期の時間割
休憩時間は友人と話したり、寝たりしています。時間割は完全に学校側から割り振られるので特にポイントなどはありません。
ぼくのわたしのおサイフ事情
収入 | 支出 | ||
---|---|---|---|
仕送り、お小遣い | 0 円 | 家賃 | 10,000 円 |
奨学金 | 125,000 円 | 水光熱費 | 3,000 円 |
アルバイト | 20,000 円 | 食費・外食費 | 30,000 円 |
その他 | 0 円 | 通信費(電話・インターネット代) | 0 円 |
交通費 | 32,000 円 | ||
勉学費 | 10,000 円 | ||
交際費(サークル活動費等)・趣味 | 30,000 円 | ||
衣料・ファッション | 2,000 円 | ||
貯蓄 | 25,000 円 | ||
雑費・その他 | 3,000 円 | ||
収入総額 | 145,000 円 | 支出合計 | 145,000 円 |
※1か月の平均収支
帰省の交通費や化粧品、教材費などが順番に大きな支出になります。また、カーリース契約をしているため、毎月交通費がかかります。節約のために、健康でいるように心がけています!
将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること
医師
国境なき医師団の活躍を見て、患者の生命に真摯に向き合い、ギリギリのところで判断をしていく医師を中心とした医療チームに惹かれて医師を目指し始めました。はじめは、国際的に活動することを視野に入れて夢を広げ、その後、自治医科大学を目指すにあたって、地域医療を考え始めました。その結果、現在Think Globally,Act Locallyを説明できるようにしたり実行したりできるように日々考えています。学外での活動もそうですが、必須授業の地域医療学を興味を持って学習するなど意識して取り組んでいます。
メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと
浪人時代の価値
正直に言って、浪人生活は未だにわたしの人生の中で一番充実していた時間です。なぜかというと、勉強のために時間を使える、自分の思考を深めるために時間を使える貴重な期間で、多くの学びを得たからです。「大学生になったらこれを考えよう」と思っていたことの大半は、自分の行動次第で浪人時代から考えることができることに、浪人の途中で気づきました。浪人が苦しいから早く大学に受かりたい、という気持ちも分かりますが、それ以上にせっかくの貴重な時間を無駄にしないように過ごしてほしいと思っています。