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プロフィール

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T.S.特派員 male

京都大学 卒業生(院)

学部:工 学科:物理工

入試方式
一般(浪人)
得意科目
数学、国語
不得意科目
英語
メッセージ
オンオフをしっかりつけることが大事だと思っています。私は受験期間も一定の息抜きはするようにしていました。受験範囲は広いので、勉強の結果を直ぐに模試に結び付けるのは難しいですが、積もった努力は必ず結果に表れると思います。長い目で見て頑張ってください。
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大学の講義

大学の講義
下記の時間割はいつのものですか
時間割の回答なし
おもしろい講義
機械設計製作
おもしろいと思う理由
大学の講義には理論を教えてくれるものはたくさんありますが、実戦型の講義は非常に少ないと思います。この講義は数少ない実戦型の講義の一つで、旋盤やフライス盤を使いながら小型のエンジンを実際に制作します。二人一組で行うのでチームワークも大切ですが、金属を自在に加工して動くエンジンを制作するというのはとても面白い経験だったと思います。また、機械系の就職先では機械加工に携わることが多く、私も自分が工作機械を使ったことがあるという経験はとても活きました。
この講義ではディーゼルエンジンをバラして組み直すということも行います。機械が好きな人にはお勧めの講義です。
所属学部(学科)の授業の特徴
物理工学科は入学後、二年生進級時にいくつかのコースに分かれます(機械システム学コース、原子力コース、航空宇宙コース、エネルギーコース)。京都大学には工学部に機械学科がないので、物理工学科の機械システム学コースが実質的な機械学科となっています(私は機械システム学コースを選択しました)。機械システム学コースでは基本的な力学(機械力学、熱力学、流体力学、材料力学)の他に電気系の講義や情報系の講義も受講することができます。本人の興味次第で色々な講義を受講することができるのが特徴だと思います。
専門科目・専攻
専門科目は何年生から始まりますか
2年
専門科目を学ぶにあたって、高校生のうちにやっておいた方が良いこと
とくに英語をしっかり勉強しておく
その理由
特に研究活動、就職を通して感じたことですが、今はどの分野も国際化しているので英語ができないとそもそも技術者としてスタートラインに立つことができないと思います。工学系の学生は研究室に配属されてから非常に多くの論文を読むことになると思いますが、そのほとんどが英語で書かれているのでとにかく英語に慣れる訓練はしておいた方が良いです。
あなたの専攻は?
機械理工学専攻
専攻のおもしろさ・魅力
機械は代表的な自動車やロボット以外にも、AIから農業、医療まで非常に幅広い分野で用いられています。自分が活躍したいと思った分野で専攻を生かすことができるのは機械系の専攻の最大の魅力だと思います。

大学の施設

大学の施設の満足度
講義室・教室
★★★☆☆
その理由
講義室は比較的広いところが多く、人気の講義でも席が不足するような事態はあまりありません。一方、座席は机と固定されているため、少しすわり心地が悪いと感じることはよくありました。また、プロジェクターなども設置場所は限られているため、他の私立大学などと比べると施設は良いとは言えないと思います。
ゼミ室・実験室
★★★★★
その理由
研究室にもよりますが、理系の工学部は新しくできたキャンパスに移動になるので、設備は最新のものが多く整っています。一般教養を受ける本部キャンパスとは遠くなってしまうので嫌がる学生も多かったですが、建屋も新しいので構内の過ごしやすさは良いと思います。
図書館
★★★★★
その理由
附属図書館は非常に大きく、京都の中でも最大級の所蔵がある建物だと思います。講義で必要な本も含め、ほとんどの本はここで借りることができると思います。(ただし、講義で使う本は講義期間は貸出待ちになっていることも多いです。)また、各学部ごとに小型の図書館も所有しており、専門書はそちらでも借りることができます。離れたキャンパスにあっても取り寄せることもできます。
体育館・グラウンドなどのスポーツ施設
★★☆☆☆
その理由
施設はありますが、古くてあまり広くはないです。また、本部キャンパスは大学の公認団体が占有してしまっているので一般学生は使用することができません。
食堂・カフェ・喫茶室
★★★★☆
その理由
数年前までは昔ながらの学生食堂といった感じで、あまりきれいではありませんでしたが様々な団体がサークル活動の場としても使っていました。
ここ数年で次々に改装工事が行われたので全体的にとてもきれいでおしゃれな雰囲気になりましたが、以前のような勉強やサークル活動は少しやりにくくなったように感じています。
購買(生協)
★★★☆☆
その理由
構内にあり便利ですが、一歩大学の外に出ると品ぞろえの豊富な薬局や100円均一、コンビニがたくさんあるのであまり利用しない学生も多かったです。また、運営時間も限られているので学生が集まるのは昼時のみといった感じでした。
サークル室・部室
★★★★★
その理由
古いですが、自治権は学生にゆだねられているのでかなり自由に使わせてもらっていました。サークルのBOX前でバーベキューなどもできるので学生として楽しむにはとてもいい施設だと思います。
自慢できるもの・めずらしい施設
大学横に建っている吉田寮は日本最古の学生寮として有名です。学生運動のころからの名残も多く、独特の雰囲気を持っていて他校にはない珍しい施設だと思います。

研究内容の魅力

研究内容・卒業論文
研究テーマ
球状ポリエチレン粒子の生体反応性に及ぼす脂溶性物質の影響
研究内容
人工関節の耐用年数は約20年であるため、その長期化が急務です。人工関節にはポリエチレン(通称UHMWPE)が用いられていますが、体内で生じたUHMWPEの摩耗粉が引き起こす疾患(ルースニング)は進行すると再手術が必要となります。そのため、UHMWPE摩耗粉が人体に与える影響(生体反応性)が注目されています。
人体には様々な物質が存在します。これらの一部の物質(脂溶性物質)が移植されたUHMWPEの表面に付着するという報告がありますが、それらが摩耗粉の生体反応性に与える影響は解明されていません。そのため、本研究では脂溶性物質がUHMWPEの生体反応性に与える影響の評価を目的としました。
実験には球状UHMWPE粒子を用い、半数に対して脂溶性物質抽出処理を行い、処理を行わない粒子と生体反応性を比較しました。結果、処理を行うことで生体反応性が減少することが確認できました。脂溶性物質の種類は多岐に渡るため特定は困難ですが、体内で物質が表面に付着しにくい処理を行うことでUHMWPEの生体反応性を下げることができる可能性が示されました。
あなたの研究の魅力やおもしろさ
私の研究テーマの最大の特徴は、機械系の学部でありながら、専門である機械的な材料特性の他にも、医療に用いられるような細胞や人体に関する遺伝の分野など様々な分野の知識を身につけられたことだと思っています。私は人工関節をテーマに研究を行ってきましたが、実験では専門である材料学の特性の実験の他にも、細胞を培養することによる生体反応性の評価や細胞自体の機械的特性など様々なことに挑戦させて頂きました。医療工学の分野は非常に分野の幅が広いので多くの研究余地があることが魅力だと思います。