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プロフィール

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R.T.特派員 male

九州大学 修士課程(博士前期)

学部:システム生命科 

入試方式
一般(浪人)
得意科目
化学
不得意科目
地理・物理
メッセージ
努力しても報われないことはあります。しかし、努力すれば報われる可能性は増え、「合格」以外にも得られるものがきっとあるでしょう。受験生活を大学に合格するためだけのものと考えず、何か新しいことを発見してみてください。
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研究内容の魅力

研究内容・卒業論文
研究テーマ
クチクラ形成異常を示すシロイヌナズナ変異体
ihc1の単離および光合成特性の解析
研究内容
植物の葉の表面はクチクラ層で覆われており、気孔以外からの気体の行き来を遮断しています。通常、光合成に必要な炭素源であるCO2の取り込みのほとんどは気孔を介して行われ、クチクラからのガス交換量は非常に少なくなっています。一方で、例えばクチクラワックスの減少などによってクチクラの透過性が高まった場合、葉からの蒸散量が大きく上昇することが報告されています。そのためクチクラ層の形成異常はCO2取り込み量にも影響を及ぼす可能性があります。
本研究では、サーマルイメージング技法を用いた蒸散モニタリングによって、変異原処理されたシロイヌナズナ約8,000個体の中から、クチクラ形成異常により表皮透過性が高まり、クチクラからの蒸散量が著しく増大したihc1変異体を単離しました。本来クチクラからの直接のガス交換は、気孔開閉のような調節機構が働かないために、乾燥等のストレスを受けるリスクがあります。しかし、もしこれらのリスクを回避することができればCO2取り込み効率の劇的な向上が起こり、光合成が活発化して炭酸同化量の増加が期待できるのではないかと考えました。
あなたの研究テーマや、卒業論文で扱ったテーマの魅力やおもしろさ
私は研究対象の変異体について、乾燥ストレスを受けない高湿度環境下において、育成(測定)中のCO2濃度を変えたときの成長量および植物体に含まれる炭素の割合を評価しました。その結果、特に通常CO2条件で測定・育成した場合において1個体あたりの乾燥重量と体内炭素含有率が野生株よりも増加することがわかりました。毎週100粒以上の種をまき、植物を常に育て観察するのは大変でしたが、その分やりがいもありました。