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プロフィール

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sengoku38特派員 male

早稲田大学 卒業生(学部)

学部:政治経済 学科:政治

入試方式
一般(浪人)
得意科目
英語・日本史
不得意科目
数学・理科
メッセージ
「今と未来に、誠実でありたい。」と願え。そして、「動かすのは、決断。」である。
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研究内容の魅力

研究内容・卒業論文
研究テーマ
首都圏における持続可能な道路交通環境  ―「三環状道路」の活用によるアプローチ―
研究内容
首都圏内に存在する道路の多くは慢性的な渋滞に悩まされており、その原因の一つとして高速道路ネットワークが未完成であるということが挙げられる。50年以上前に「中央環状線」「外環道」「圏央道」からなる三環状道路の建設が正式決定されたにもかかわらず、それらが未だに全通しないことで首都圏内の至る所で渋滞が発生し、円滑な道路交通が実現できずにいるのである。首都圏内の道路交通が「脳梗塞」を起こしている現状を打開するためには、まずは三環状道路の全通が最優先であるといえる。
他方、三環状道路は渋滞解消の解決策としての効用のみならず、既に開通している高速道路の修繕に際しても大きな役割が期待できる。首都高速道路をはじめ、首都圏を通る多くの高速道路の区間で修繕の必要性が高まる中、三環状道路が当該区間の改修工事にあたって迂回路として機能することが望める。このように、三環状道路の全通によって渋滞解消と迂回路の確保という2つの課題が一挙に解消されることで、首都圏における持続可能な道路交通環境が実現できると考えられる。
あなたの研究テーマや、卒業論文で扱ったテーマの魅力やおもしろさ
かつて東京都知事を務めた美濃部亮吉は知事在任中に「公共工事は環境破壊の元凶」と語り、道路を含むすべての公共事業を凍結した。これにより都内のインフラ整備は先進国でありながら大いに遅れ、渋滞や大気汚染の発生など、却って環境破壊が進むという事態が生じたのである。それから数十年後、石原慎太郎都知事は美濃部知事が中断させていた外環道などの道路整備の凍結解除を命じたことで、ようやく都内の道路状況に改善の兆しが見えてきた。これについて石原元都知事は自身の回想録の中で「渋滞が解消され、道路沿いの住宅の洗濯物の汚れが目に見えて減ったという声が寄せられた」という趣旨の記述をしている。
以前「コンクリートから人へ」というスローガンを掲げて政権を獲得した政党もあったが、こうした考えには違和感を覚えており、必要なインフラの整備は長期的には利益になると考えていた。この点、三環状道路の整備という問題は自分の関心事の一つでもあり、整備のメリットを多岐にわたり挙証できたため、インフラ整備の必要性を説くうえで、三環状道路というテーマは非常に有用だったと思う。