ミライの選択商品詳細
「ミライの選択」とは
中高生には、進路を選択する大切な場面がいくつもあります。文理選択にはじまり、学部学科選択、そして受験校の決定まで。
「ミライの選択」では、そうした進路の大切な「選択」を、科目の得意不得意などだけで行うのではなく、自分の価値観や判断基準などを深く考えながら、進路の「決め方」を学び、納得のいく進路選択をめざします。
なぜ「決め方」を学ぶのか
「変化の激しい時代」を生きる中高生にとって、自分の将来について選択することは、これまでよりもいっそう難しいものになっています。
こうした状況で、多くの学校では生徒の視野を広げるために情報提供を積極的に行っています。しかし、それで進路選択への準備は十分でしょうか?高校時代の進路の決断は人生を左右します。しかし、自分で自信を持って決断するための方法を学んだ生徒は13%に過ぎません。
情報を得るだけでなく、得られた情報を適切に整理し、最終的に納得できる進路選択を行うためのスキルを身につけることが必要です。
「ミライの選択」では、進路選択をはじめとする人生のさまざまな選択に対して、自分自身で考え、よりよい決断ができる生徒を育てるために、「意思決定」の方法を学ぶプログラムを提供します。
意思決定の方法を学び、選択の過程を明らかにする
意思決定とは、一瞬の「決める」という場面だけを指すのではありません。現状を把握し、複数の選択肢を持ち、自分なりの判断基準で比較・検討、評価を行い、決断をするまでの一連のプロセスが意思決定です。
進路選択をこのような意思決定のプロセスに沿って行うことで、生徒は納得のいく決断ができるだけでなく、自信を持って周囲の大人と自分の進路について話し合えるようになります。
プログラムの紹介
「ミライの選択」のプログラムでは、意思決定の方法を体系的に学んでいきます。豊富なワークを使って、ときには自分と向きあい、ときにはクラスメイトと対話しながら、意思決定の方法やそれを進路に応用していく方法を身につけます。
各SECTIONとねらい
| SECTION1 | 意思決定入門 |
意思決定に関する基本的な知識を身につけ、進路に関する現状を分析、進路選択と意思決定の関わりについて理解する |
|---|---|---|
| SECTION2 | 決め方を学ぶ |
意思決定を行うための2つの方法について、考え方と使い方を知る |
| SECTION3 | 判断基準を探す |
納得いく選択のために、価値観・判断基準の重要性を理解し、自分なりの判断基準を見つけ、言語化する |
| SECTION4 | 選択肢を創る |
学問・職業をさまざまな切り口で知ることで視野を拡げ、新たな選択肢を創り、増やす |
| SECTION5 | 評価する |
これまでの内容を基に、「決め方」を使って現時点の自身の進路について考える。まとめた内容を他者に伝え、アドバイスをもらう |
| SECTION6 | この先を考える |
よりよい選択に向けてリサーチ・行動を考え、具体的な計画を立てる |
| SECTIONα | 志望理由書を書こう |
志望理由書の役割と求められる内容を理解し、志望理由書を書いてみる。自分の経験を将来に必要な力や進路選択と関連付ける |
テキストと充実のサポートツール
生徒が使用するテキストのほか、スムーズに授業を行えるようさまざまなサポートツールをご用意しております。
生徒用テキスト
- 紙面は開発中の内容となり実際と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
テキストは6つのSECTIONから構成されています。詳細な解説をもとに意思決定や進路選択の方法を学び、豊富なワークを通じて進路の判断基準や自分の価値観を探っていきます。総合的な探究の時間やキャリア教育、LHRなど、学校の行事や時間割に合わせて柔軟に使用できます。
教員用ガイドブック
- 紙面はサンプルです。実際の解説内容とは異なります。
授業案や面談でのポイント、生徒の指導例などを掲載しています。生徒用テキストと併せて使用できます。
投影用スライド
- 紙面は開発中の内容となり実際と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
授業中に使用できるスライドです。図やアニメーションを使い、生徒の理解を促すことができます。スライドには授業内で話す内容のノートが含まれているので、実施準備に時間をかけずに授業を行うことができます。





