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高等学校教員・教育行政担当者対象

tokuMo 高等学校におけるICT教育推進セミナー
~実践のコツと落とし穴~ 検討校採用校

このイベントは終了いたしました。アーカイブ動画・イベントレポートを公開中です。

オンライン開催/参加無料 管理職と現場担当者に効く!高等学校におけるICT教育推進セミナー 実践のコツと落とし穴 主催:学校法人 河合塾

イベント概要

ICT教材を導入してみたものの、周りの先生を含めうまく利活用できている気がしない…。そうしたICT教育の推進にお悩みを抱える先生方へ向けて、ICT教育先進校の校内推進事例をご紹介しつつ、管理職/現場教員それぞれの視点から「推進のヒント」を語っていただくセミナーです。

開催日程
【日程】
2024年11月2日(土)
【時間】
13:00~15:00
内容
  1. 第一部:事例報告(管理職の視点から)
    小林 道夫 先生(神奈川大学附属中・高等学校 学校長)
  2. 第二部:事例報告(現場教員の視点から)
    石毛 恵太郎 先生(千葉県立佐原高等学校 情報部部長)
    重原 想大 先生(京都成章高等学校 進路部)
  3. 登壇ゲストへの質疑応答
  4. 河合塾サービスのご案内
対象

ICT教育/ICT教材の活用を推進するお立場の

  1. 学校管理職の方
  2. ICT担当教員の方
  3. 教育行政担当者の方

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ログインID:tokuMo1102 パスワード:ICTkyouiku

イベントレポート

tokuMoをご導入いただいている高等学校の先生にご登壇いただき、tokuMoの校内推進事例と管理職/現場教員それぞれの視点から「推進のヒント」をご講演いただきました。 以下、ご講演内容の概要を紹介いたします。

『ICT教育推進の課題と施策』
神奈川大学附属中・高等学校 学校長 小林 道夫 先生(管理職の視点から)

生徒の主体性を伸ばし、自己管理能力を育成するには、ICTの活用が最適です。教員と生徒が一人一台の端末を持ち、クラウド上で情報共有しあうことが、効果的な学習環境だと感じ、校内整備を実践しました。教員の役割としては、授業の準備やプランニング、実践、そして反省が重要です。すべての生徒がICT教育の恩恵を享受できるよう、自信を持ってICTを活用し、理想的な授業の実現に向けて努力することを期待しています。

『学校全体で取り組むICT活用~tokuMoの導入を通して~』
千葉県立佐原高等学校 情報部部長 石毛 恵太郎 先生(現場教員の視点から)

まず、なぜICTを使うのかというところから考えました。すぐにすべてを変化させるのではなく、既存の授業の形態を崩さずに一部を「置き換え」していくことで、教員の作業負担の軽減や、生徒の活動時間を増加することができました。教員間ではtokuMoの研修や学習データを採用学年以外にも把握してもらっています。学習データを振り返ると、あまり見えてこなかった生徒の一面に気づかされ、本校での活用環境が定着していきました。

『「tokuMo」の実践とその効果』
京都成章高等学校 進路部 重原 想大 先生(現場教員の視点から)

tokuMoの機能は、特に勉強の仕方がわからない1年生にとって有効で、学習習慣の確立や基礎問題の定着に成功しました。また、得意・苦手な科目の洗い出しをAIが担ってくれるので、分析の労力が減ったことも大きなメリットです。tokuMoの取り組み状況が生徒との話のネタにもなり、ポジティブな声かけで生徒のモチベーション向上にもつながっています。

また講演会の最後には、管理職と現場教員のコミュニケーションで意識しているポイントについてまとめていただき、

  • 定期的な報告会で小さな変化でも実感できるよう共有すること
  • 委員会や研修の体制を整備して現場の数値データを客観的に把握すること
  • 若手教員が失敗を恐れず挑戦できる環境・雰囲気を作ること

といった内容を語っていただきました。

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