職業を考える
ここでは大学進学の先にある「職業」という視点から大学選択に迫っていきましょう。
資格の基礎知識
資格にはどういうものがあるの?
資格は大きく「国家資格」「民間資格」の2種類に分けられます。
「国家資格」は法律に基づいて国が実施する試験に合格して得られる資格で、医師や弁護士などがこれにあたります。教員免許のように大学の教職課程を経て取得するものもあります。
「民間資格」は民間のさまざまな団体が独自の審査基準に基づいて与えているライセンス。各団体によって基準が異なり、TOEICなど広く認知されているものから、一般にはあまり知られていないものまで、資格に対する社会的な評価はさまざまです。
資格を取得するにはどうすればいい?
大学進学と資格を関連づけて考えると、以下の5つに分類できます。
- ❶特定の課程等を修了し、卒業すると得られる資格
- ❷卒業して初めて受験資格が得られる資格
- ❸卒業後、一定の実務経験を積むと得られる資格
- ❹卒業後、一定の実務経験を積むと受験資格が得られる資格
- ❺大学進学とは直接関係のない資格
❶は卒業と同時に取得できるもので、教員免許や栄養士などがあります。❷は医師や社会福祉士など卒業するだけでは受験資格しか得られないものです。受験資格が制限されていない❺のなかにも、大学への進学が資格取得への近道となる場合もあります。
大学・学部を選択するときには、めざしている職業に必要な資格と、その資格を取得するために、どのようなルートをたどる必要があるのかをしっかり把握しておきましょう。
さまざまな職業
職業によっては大学で学ぶことと密接につながっているケースも少なくありません。
ここでは、大学の学びに関連した職業についてご紹介します。
この他にも、世の中にはさまざまな職業があります。
Kei-Netの協力サイト「みらいぶっく」では、100以上の職業について、業務内容や男女比、大学院進学率、実際に働いている人に聞いたやりがいなどを紹介。仕事で重要度の高い・今後その業界の発展に期待される学問分野もわかります。
資格を取ろう!
近年注目されている資格を分野ごとにご紹介します。