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初年度納付金

大学に入学した最初の年度に納付するお金のこと。内訳は、入学金・授業料・施設設備費・実験実習費・諸会費など。国立大学では、入学金・授業料はほとんどの大学が文部科学省令で定められた「標準額(※)」通りとしている。公立大学では、授業料は国立大学の「標準額」に準じた設定としている大学が多いが、入学金は大学が設置されている都道府県内(市内)出身者が割安になるよう設定されていることがほとんどである。
なお、国立大学は入学金・授業料を「標準額」の120%を上限として自由に設定することができ、近年授業料を値上げする動きが目立っている。千葉大学、東京医科歯科大学、東京芸術大学、東京工業大学、一橋大学の5大学で「標準額」以上の授業料を設定している。

  • 国立大学標準額:授業料535,800円、入学金282,000円(いずれも昼間部の場合)

一方、私立大学の初年度納付金総額の平均は150万円弱となっている。私立大学は、入学金・授業料についても学部によって金額が異なっており、文系学部よりも理系学部や芸術系学部の方が高くなっているケースが一般的である。


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