京都大学 さちさち特派員

京都大学 教育学部 2年 さちさち特派員
自宅通学
趣味:語学の勉強
※2022年にお書きいただいた内容です。
講義、ゼミ、研究内容について
求めよ、さらば与えん
2回生になって専門の授業が増え、基礎演習というゼミ形式の授業を取りました。毎回の授業の予習として、2~3本の論文を読まなければならず、かなり負担は大きかったのですが、論文の正しい読み方を知ることができ、論文に慣れることもでき、今後研究を進めていくための良い経験になりました。また、自分の興味分野に関する発表では、その準備をする過程で、本当に自分が興味を持っていることについて学ぶ楽しさを知りました。先生が、どのように進めれば良いか、どういった本を読めば良いか、について親身に相談に乗って下さったり、他の受講生からのフィードバックを受け取ることもでき、とても有意義な授業であったと思います。
課外活動、大学施設などについて
おいでよ、マンドリンオーケストラ!

今年からマンドリンオーケストラに入りました。様々な演奏会に向けて週3回の合奏や自主練に励んでいます。自分のペースで参加できることや、先輩方・同期と交流する機会がとても多いことなどが魅力的で、本当に入って良かったなと思います。これまでのサークル活動で最も印象的だったのは、北海道合宿です。北海道大学との合同コンサートを開催するために北海道で合宿が行われました。中高生のときはザ・部活!というものを経験したことがなかったのでとてもワクワクし、美味しい食べ物を堪能できたことも良い思い出です。サークルに入ったおかげで大学生らしいことができているように感じます。
大学生活について
人間関係と視野の広がり
大学生活1年と半年が過ぎてわかったのは、大学では自分で人間関係を広げようと思えば、いくらでも広げられるということです。いつも仲良くしている人の居ない授業や少人数の授業を取ってみて、勇気を出して話しかけてみることで、思いもよらない考えを持っている人や自分の目標にヒントをくれる人に出会うことができました。そのおかげで、大学生活はこうあるべきだ、という考えが薄れたように思います。コロナ禍という制限はありますが、皆さんも大学生になったら、色んな人と交流してみて下さい。思わぬ世界が広がっていますよ。
ぼくのわたしの時間割
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1限 | ||||||
2限 | 相関教育システム論基礎演習ⅠA オンライン |
教育社会学概論Ⅰ 対面形式 |
外国文献研究(教育・英)Ⅰ 対面形式 |
比較教育学概論Ⅰ 対面形式 |
||
3限 | フランス語ⅡA 対面形式 |
社会教育経営論 対面形式 |
家族と法 対面形式 |
|||
4限 | 教育社会学概論Ⅰ オンライン |
神経科学の基礎 対面形式 |
||||
5限 | フランス語ⅡA(演習) 対面形式 |
|||||
6限 |
※2022年度前期の時間割

実家から通うのが大変なので、なるべく1限と5限は入れないようにしました。また、金曜日の午後に授業を入れず、午後休を作ったこともポイントです。その時間はアルバイトのシフトを入れたり、サークルの自主練をしたりしていました。その他の空きコマでは、課題に取り組むことが多かったです。
ぼくのわたしのおサイフ事情
収入 | 支出 | ||
---|---|---|---|
仕送り、お小遣い | 10,000 円 | 家賃 | 0 円 |
奨学金 | 0 円 | 水光熱費 | 0 円 |
アルバイト | 20,000 円 | 食費・外食費 | 5,000 円 |
その他 | 0 円 | 通信費(電話・インターネット代) | 0 円 |
交通費 | 0 円 | ||
勉学費 | 0 円 | ||
交際費(サークル活動費等)・趣味 | 15,000 円 | ||
衣料・ファッション | 0 円 | ||
貯蓄 | 10,000 円 | ||
雑費・その他 | 0 円 | ||
収入総額 | 30,000 円 | 支出合計 | 30,000 円 |
※1か月の平均収支
実家で暮らしているので、生活費は特に必要ありません。留学のための資金を貯めたいので、毎月その月の予算と何があっても貯金する額を決めて、その範囲内で買い物や外食、遊びのための費用をやりくりしてます。また、口座を2つもっており、1つは貯金専用にして手をつけないようにしています。
将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること
世界に羽ばたく
目下の目標は留学です。中学生のころから英語が好きで、大学では留学すると決めていました。来年の夏から留学予定なので、英語の授業(E科目と言います)を受講したり、オンライン英会話をしたりと、今は語学の勉強に最も力を注いでいます。後期の授業が始まり、同じE科目を受講している様々な国からの留学生さんと仲良くなることができ、語学を頑張ってよかった、と今までで一番感じました。留学後の進路は決めていませんが、語学力を生かして世界中の人と関われる仕事に就き、広い世界で活躍したいと考えています。
メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと
勉強のすすめ
私は中高時代、自分の生活において勉強以外のものがウエイトを占めることは一度もありませんでした(緩いクラブ活動に参加したり、学校の行事は楽しみましたが)。でも今は、楽器の練習を頑張ったり、遠出や旅行をしたり、もちろん勉強で手を抜くことはありませんが、勉強以外にも沢山のことを経験できています。あのとき頑張っていたからこそ、今があるのだと強く思います。受験生の皆さん、勉強ばかりで嫌だ!と思っているかもしれませんが、今勉強に集中すれば、きっと素敵な大学生活が待っているはずです。自分のペースで前に進んで下さいね。