北海道大学 A.S.特派員

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北海道大学 工学部 2年 A.S.特派員 女性


自宅通学

趣味:野球観戦

※2023年にお書きいただいた内容です。

講義、ゼミ、研究内容について

計画・設計演習

住宅模型
住宅模型

建築学生の生活は、設計演習を中心に回っていると言っても過言ではありません。授業のコマ数はさほど多くありませんが、放課後や土日のほとんどは設計演習のために費やしています。設計演習では課題に合わせて自分で住宅などの建造物を計画・設計していきます。授業時間のほとんどは先生とのディスカッションなどの時間にあてられるので、スタディ模型やスケッチは事前に用意しなければなりませんし、製図や模型作り、プレゼン準備も空き時間に行わなければなりません。〆切に追われながらより良い作品を作ろうと格闘する時間はなかなか大変ですが、充実した時間でもあります。

課外活動、大学施設などについて

カーリングライフ

カーリングのシート
カーリングのシート

私はカーリングサークルに所属しています。北大に限らず複数の大学の学生が所属しているので、様々な大学・学部の人と関わることのできるサークルです。活動頻度は自由に決めることができるので、私は氷の張替が行われる6月を除けば週2回程度、長期休みには週3~4回程度の練習を行っています。練習では、フォームづくりから各ショットの練習、試合形式での練習、練習試合など、幅広く行っています。また、札幌のリーグ戦や大会に出場し、社会人など一般の方々と対戦する機会もありますし、大会や合宿で道内遠征をすることもあります。練習場所はトップ選手なども使う施設なので、自分たちの隣でトップ選手たちが練習していることも日常茶飯事です。やればやるほど奥深いスポーツなので、私を含め、のめりこんでいく人がたくさんいます(笑)。

ぼくのわたしの時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 図形科学(春ターム)
対面形式
建築史通論
対面形式
構造力学Ⅰ
対面形式
応用数学Ⅰ
対面形式
2限 応用数学演習Ⅰ
対面形式
3限 建築序説
対面形式
計画・設計基礎演習
対面形式
生物工学概論
対面形式
コンピューティング演習
対面形式
科学技術英語演習
対面形式
4限
5限
6限
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※2023年度前期の時間割

授業はほとんどが必修科目だったので、同じコースの人はほとんどみな同じ時間割でした(全学教育科目や教職科目をとっている人は授業数が数コマ多くなります)。授業の数はさほど多くありませんが、放課後や土日は毎日製図室に行って、計画・設計基礎演習の課題をやっていました。そのため、ほかの授業の課題はできるだけ空きコマでやりきるようにしていました。空きコマにやることで、友達と相談しながら問題を解いたり、授業でわからなかったところを教えあったりすることができ、学習効率はとてもよかったと思います。

ぼくのわたしのおサイフ事情

自宅通学
収入 支出
仕送り、お小遣い 9,000 円 家賃 0 円
奨学金 0 円 水光熱費 0 円
アルバイト 20,000 円 食費・外食費 3,000 円
その他 0 円 通信費(電話・インターネット代) 0 円
交通費 2,000 円
勉学費 0 円
交際費(サークル活動費等)・趣味 10,000 円
衣料・ファッション 2,000 円
貯蓄 11,000 円
雑費・その他 1,000 円
収入総額 29,000 円 支出合計 29,000 円

※1か月の平均収支

学業に必要なもの(教科書や製図・模型の材料など)と通信費は親が負担してくれているので、普段の出費はほとんどがサークル活動費です。練習の場所代や道具代、大会出場料、遠征費などが主です。長期休みになると、旅行や帰省した友達との会食などで食費が増えます。節約のために、普段はお弁当を持参して食費を抑えたり、夏場はできるだけ自転車で移動して交通費を減らすようにしたりしています。

将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること

利便性・快適性に長けた空間を、後世に

建築に興味を持ったのは、現在の自宅である戸建て住宅を建てた頃でした。当時小学生だった私は、まっさらだった土地に人間が使う空間が出来上がっていく様子や、住宅設備などに興味津々でした。高校生になり、文理融合的な学問であり、研究の幅が広いことに魅力を感じ、建築分野の学部を受験しました。建築学生となった今、身近な空間に目を向け、なぜこのような間取りになっているのか、なぜこのような寸法なのかなどを考えることで、より建築物への理解を深め、自分の設計に生かそうと心がけています。将来は「誰が作ったかわからないけれど、この場所心地いいよね。」と思ってもらえるような空間を作ることができる人になりたいと思っています。

メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと

今このときを、精一杯に

高校にも大学にも、「そのときにしかできないこと」というのが必ずあります。大学生になった今、高校時代を振り返ると、学校祭に向けて仲間と一生懸命に準備に励んだ日々や、不安と闘いながら必死になって受験勉強に向き合い続けた日々は、あの頃にしかないものだと思います。友達と他愛のない会話をしながら歩く帰り道だってそうです。だからこそ、高校生の皆さんには、今ある楽しさも、うれしさも、苦しみも、当たり前も、全部を大切にして欲しい。そのために、今この瞬間を一生懸命に過ごしてください。そうすれば、大学生になって振り返ったときに、後悔のない日々だったと思えるはずです。


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