九州大学 H.K.特派員

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九州大学 工学部 2年 H.K.特派員 女性


ひとり暮らし

趣味:映画鑑賞

※2023年にお書きいただいた内容です。

講義、ゼミ、研究内容について

設計から製作まで学ぶ講義

実習で見学した建築物
実習で見学した建築物

建築学科では、二年生から建築設計基礎演習という講義が始まります。この講義では、例えば「カフェを設計する」というテーマを与えられ、自分で建物自体や内装などを設計していくようなことを行います。特に印象的だったテーマは、グループに分かれてそれぞれ「パビリオン」と呼ばれる人一人入れるくらいの空間を、段ボールを使って作り上げるというもので、構想から製作まで約一か月間かけてすべて自分たちで行いました。どういう構造が強いのか、それをどのように限られた段ボールで作るのかなど考えなければならないことも多く、遅くまで残ることもしばしばで大変な一か月間ではありましたが、それ以上に自分たちが考えたものが形になっていくという達成感は大きく貴重な経験ができました。

課外活動、大学施設などについて

にぎやかな図書館!?

九州大学の伊都キャンパスにはメインの中央図書館と理系棟にある理系図書館の二つの図書館があります。建築学科は文系棟のエリアにあるため、私は主に中央図書館を使用するのですが、この中央図書館は蔵書数、設備の充実度や綺麗さ、利用のしやすさどれをとってもトップレベルで、多くの学生に親しまれています。その中でも特に自慢できるポイントは、図書館の中に交流を目的としたエリアがあることです。図書館といえば静かなイメージがありますが、そのエリアでは議論しながら勉強ができるのでいつもわいわいとした雰囲気で、テスト前には私もよく利用しています。

ぼくのわたしの時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 社会包摂とデザイン
オンライン
世界建築史概論
対面形式
2限 建築環境設備基礎
対面形式
建築設計計画
対面形式
都市計画概論
対面形式
3限 建築設計基礎演習
対面形式
建築構造力学基礎
対面形式
建築設計基礎演習
対面形式
建築構造力学基礎
対面形式
4限 建築材料
対面形式
5限
6限
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※2023年度前期の時間割

製図室の風景
製図室の風景

社会包摂とデザインという授業は基幹教育の中からオンライン形式で継続しやすいと思い選びました。それ以外の授業は選択がなくすべて必修で、建築学科の学生全員が受講するものでした。私は大学よりも家で勉強したほうが集中できるタイプで、空きコマもなかったので課題などは基本家で行っていましたが、授業が休みで空きコマができた時には製図室という建築学生が使用する部屋で勉強したり、外で友人と談笑したりしていました。

ぼくのわたしのおサイフ事情

ひとり暮らし
収入 支出
仕送り、お小遣い 100,000 円 家賃 35,000 円
奨学金 0 円 水光熱費 5,000 円
アルバイト 40,000 円 食費・外食費 35,000 円
その他 0 円 通信費(電話・インターネット代) 0 円
交通費 3,000 円
勉学費 0 円
交際費(サークル活動費等)・趣味 3,000 円
衣料・ファッション 8,000 円
貯蓄 44,000 円
雑費・その他 7,000 円
収入総額 140,000 円 支出合計 140,000 円

※1か月の平均収支

私が節約のために意識していることは、二つあります。一つ目は、セールやポイント還元をうまく活用することです。日用品など期限がないものはぎりぎりに買うのではなく、安い時に買ってストックしておくことで出費を抑えています。また、ネットで買うときにはポイント還元の大きい日やサイトで買うことも意識しています。もう一つは、家計簿をつけることです。家計簿をつけることで、使いすぎた時に意識的に節約をすることができていると感じます。

将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること

焦らずに、今できることを

私は、正直なところまだはっきりとした将来の夢はありません。ではなぜ建築学科を選んだのかというと、理系学部の中で工学部が一番実生活と密接に結びついており世の中の役に立てると考えたからで、その中でも昔から家を見ることが好きだったため興味を持って勉強できると思い選びました。現在の漠然とした夢は、家が好きだったこともありハウスメーカーなど住宅関係の仕事に就きたいと考えています。周りには、建築が大好きではっきりとした夢を持っている人もおり、自分自身のことを不安に思うこともありますが、あまり焦りすぎず、夢ができた時のためできるだけ将来の選択肢を増やしておけるように様々な建築分野の勉強を幅広く頑張っています。

メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと

自分の力を出し切るために

私にとって受験生活は、今までで一番きつい時期だったと言えるほどつらいものでした。皆さんも、程度は違えど勉強が嫌になったり上手くいかなくなったりすることがあると思います。ですが、そのような不調はメンタルや体調の崩れが大きな要因となっていると経験的に感じるので、無理をしすぎず毎日きちんと寝ることをまずは大事にしてほしいです。大学生活は、受験期に思っていたよりもっと充実した、楽しいものでした。皆さんもあともう少しの辛抱です。皆さんが自分の力を出し切れることを祈っています!


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