東北大学 S.N.特派員

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東北大学 教育学部 2年 S.N.特派員 女性


ひとり暮らし

趣味:資格の勉強(後期は、色彩検定、秘書検定、簿記を受けます!)

※2024年にお書きいただいた内容です。

講義、ゼミ、研究内容について

未来デザイン思考ワークショップ

この講義では、大学・大学院を卒業した後の自分自身をデザインし、そこへ向かうためにこれからの大学生活で自分が取組むべきことを考え、行動する術を身に着けます。1~4年生のあらゆる学部の学生が参加し、グループディスカッションを中心に自分や他者の価値観や考え方について分析や共有を行ったり、社会に出た先輩達へのインタビュー等を通じて様々なキャリアにいる人々の現実を知るなかで、自分自身の未来像を描いていきます。勉強の知識というより人生の教訓のようなものを、先生や他の学生の皆さんにもサポートしてもらいながら自分自身で見つけ出し、学び得ていくような、他とはちょっと違う雰囲気でとても中身の詰まった授業でした。私もこの講義を通して良い刺激を受けたことで、夏休みから新たなコミュニティに積極的に参加したり、外部のプロジェクトに応募したりして、現在とても充実した時間を過ごしています。

課外活動、大学施設などについて

ヨット部

週末の部活動
週末の部活動

私はヨット部のマネージャーをしています。何かをサポートする仕事がしたかった事と、大学から新しいものを始めたかった事、そして入部当初マネージャーがいなかったために先輩方が何度も勧誘してくださった事で、入部を決意しました。はじめはマネージャーが自分しかいない状況や、体育会系の雰囲気に不安もありましたが、少しずつ出来ることが増え、後輩もできました。ヨット部のマネージャーの仕事は、レスキューボートの運転や海上コースの設置など、とてもアクティブです。船舶免許も取得します!週末や夏休みは1日中海上にいて疲れることもありますが、授業日とのメリハリがついたり、良い気分転換になっています。遠征で県外へ行けることも多く、何よりも素敵な同期たちと出会えたことが一番のメリットです。東北大生は運動部所属率が意外と高く、文武両道で頑張っている人が多い印象です。

ぼくのわたしの時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 展開スペイン語Ⅰ
対面形式
教育心理学Ⅰ
対面形式
2限 未来デザイン思考ワークショップ
対面形式
教育学概論
対面形式
スポーツ文化論講義Ⅰ
対面形式
教育社会学
対面形式
3限 英語Ⅲ
対面形式
教育文献講読
対面形式
教育制度論
対面形式
4限 教育相談(教育・学校心理学)
対面形式
教育行政学講義Ⅰ
対面形式
5限 総合的な学習の時間及び特別活動の指導法
対面形式
発達障害学講義Ⅱ
対面形式
6限
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※2024年度前期の時間割

2年生になって専門科目が増えましたが、教職科目や言語などの全学教育科目もまだあります。全学教育科目では他の学部の学生たちと学ぶことが多いため、交友関係も広がり、私は週の半分は他学部の友人と学食を食べています。週末は部活があるため、主に平日の放課後にバイトや学習支援のボランティアをしています。土日は部活と決まっていることで、平日に課題を終わらせようとなり、メリハリのついた生活を送ることができています。また、試験前や空き時間は、夜遅くまで開館しているので、図書館に行くことが多いです。

ぼくのわたしのおサイフ事情

ひとり暮らし
収入 支出
仕送り、お小遣い 60,000 円 家賃 63,000 円
奨学金 0 円 水光熱費 9,000 円
アルバイト 95,000 円 食費・外食費 20,000 円
その他 0 円 通信費(電話・インターネット代) 4,000 円
交通費 2,000 円
勉学費 1,000 円
交際費(サークル活動費等)・趣味 10,000 円
衣料・ファッション 5,000 円
貯蓄 36,000 円
雑費・その他 5,000 円
収入総額 155,000 円 支出合計 155,000 円

※1か月の平均収支

フィンランド教育視察研修
フィンランド教育視察研修

東北大学は地下鉄の駅を降りるとすぐにキャンパスなのでとても利便性が良いのですが、1年生のころ地下鉄の定期代が意外と高くついてしまったので、現在は自転車で通学しています。雨の日は地下鉄を利用しているのですが、これから雪の降る季節に突入するので心配です。青葉山キャンパスに通う理系の友人は特に、原付通学している人も多いです。海外研修の費用や部活の遠征費のために貯金をしたいので、限られた時間でバイトを掛け持ちして頑張っています。東北地方は賃金が低めですが、家庭教師や塾のバイトは時給が高くおすすめです。

将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること

子どもの貧困問題に取り組んでいきたい

私は高校生のときの公民の授業で、「子どもは皆等しい権利をもっているが、自身が生まれてくる家庭や環境は選べない」という先生の言葉が強く印象に残り、将来は相対的貧困により教育の機会が奪われてしまっている子どもたちを助けたいと思うようになりました。東北大学の教育学部には、教育に関するあらゆる分野の専門家の教授が多くいらっしゃり、多角的な視点から物事を分析、考察する力を身に着けることができます。入学当初は奨学金制度に興味があったのですが、アルバイトやボランティア活動を通して、最近はひとり親家庭への支援に関心を抱いています。3年生から研究室配属があるため、現在は自分の興味関心や今後研究したいテーマを改めて考えている時期です。

メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと

行動の後悔を絶対に残さないでほしい。

「結果の後悔よりも行動の後悔のほうがずっと残り続ける。」この言葉は、私が浪人生として河合塾で勉強していた時、先生がおっしゃっていた言葉です。「現役時代の私は十分頑張った」と振り返れなかった当時の私に、とても刺さった言葉でした。先生の言葉を受けて、私はもう2度と同じ後悔をしたくないと決意し、浪人時代は最後の最後までがむしゃらに勉強しました。東北大学の二次試験が終わった後、「こんなに頑張ったのだから、どんな結果であっても受け止めよう」と思えたほどでした。合格がわかった瞬間は本当に嬉しかったし、あの達成感は今後の人生でもなかなか味わえないものだと思いました。結果の後悔はいつか薄れるかもしれませんが、行動の後悔はずっと残り続けます。ぜひ、皆さんには行動の後悔をしてほしくありません。自分を信じて頑張って下さい、応援しています。


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