東北大学 Y.U.特派員

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東北大学 工学部 2年 Y.U.特派員 男性


ひとり暮らし

趣味:読書

※2024年にお書きいただいた内容です。

講義、ゼミ、研究内容について

材料科学の面白さ

材料科学は工学部の専門科目で、材料の諸特性やそのとらえ方を学ぶ学問です。
学ぶ中で、特に「設計段階において材料とはこのような考え方で、時には制約条件になったり、時にはクリティカルなポイントが出たりする、重要な項目の一つ」ということを実感し、モチベーションが上がりました。例えば、部活動でCFRP(炭素繊維強化樹脂)を利用しているのですが、そのような先進的な複合材料も鉄鋼や木材の研究から編み出された膨大な知見のもとに成り立っているのだと知ることができました。

課外活動、大学施設などについて

創造工学センターとは

製図
製図

主に工学部生が利用できる施設で、さまざまな測定装置や加工装置が設備としてあり、講習を受ければ誰でも利用できます。
先日、旋盤という加工装置を使ったのですが、ものを設計してから図面に落とし込むときには当然どのように加工組み立てを行うかを具体的に決定しなければなりません。そのイメージはやはり自ら手を動かさなければ得られないものであり、とても有意義でした。自分で作ったものが実際に使われているところを見ると、感無量です。
また、私の担当ではないですが、部活動でもねじや軸を作るために創造工学センターを利用することがあります。

ぼくのわたしの時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 量子力学
対面形式
量子力学
対面形式
熱力学Ⅰ
対面形式
2限 機械力学Ⅰ
対面形式
熱力学Ⅰ
対面形式
機械力学Ⅰ
対面形式
3限 材料科学Ⅰ
対面形式
複素関数論
対面形式
研修Ⅰ
対面形式
研修Ⅰ
対面形式
4限 材料科学Ⅰ
対面形式
コンピュータ実習
対面形式
5限
6限
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※2024年度前期の時間割

ほぼ必修で埋まりました。そのため、自分で選択したところは複素関数論のみですが、これは私が大学に入ってからいつか学びたいと思っていた学問であり、また流体力学にも応用されているため、取ることにしました。
空き時間は部活動をしたり、原付でツーリングをしたり、読書をしたりしています。また、課題が多く出るのでそれを消化する時間でもあります。

ぼくのわたしのおサイフ事情

ひとり暮らし
収入 支出
仕送り、お小遣い 0 円 家賃 45,000 円
奨学金 136,000 円 水光熱費 3,000 円
アルバイト 0 円 食費・外食費 35,000 円
その他 0 円 通信費(電話・インターネット代) 10,000 円
交通費 3,000 円
勉学費 3,000 円
交際費(サークル活動費等)・趣味 10,000 円
衣料・ファッション 3,000 円
貯蓄 24,000 円
雑費・その他 0 円
収入総額 136,000 円 支出合計 136,000 円

※1か月の平均収支

食費に関しては自炊をしていますが、なるべく節約はしないようにしています。食べることが好きだからです。
また、固定費に関してはほぼ変えられないため、その他、できるだけ歩いて交通費を節約したり、服は必要な分しか買わないようにしたりしています。そのため、貯蓄に大きく回すことができています。たまったお金でバイクの免許を取ることが当面の目標です。

将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること

飛行機の設計士

ブルーインパルス
ブルーインパルス

きっかけは、若田光一宇宙飛行士の講演を聞いたことです。宇宙飛行士になる前は航空整備士をしていたと聞き、その具体的な話を聞いて空を飛ぶものに興味を持ちました。
その後、大学に入ってからは一般教養から工学部の専門科目を学んでいく中で、飛行機というものに執着せずとも、より一般的な構造の勉強に興味が出てきました。研究室配属が3年の5月に行われますが、そこでは航空機の構造の研究を行っている研究室に配属されるようにこれからのGPA(Grade Point Average)を気にして学習していきます。

メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと

早く終わったことによる影響

私はAOⅡ期という11月に行われる入試で合格しました。そのため、共通テストは入試には使っていません。
周りはまだまだこれからという時期でしたし、私もまだまだ「受験生」という気持ちでした。そのため、合格したときにはどのように時間を使えばいいかを真剣に考えました。その結果、大学の勉強の予習と、免許取得と、地元の友達と遊ぶことに集中することにしました。
大学の勉強は大学の数学と物理の基礎を学び、今振り返ると、あの予習がなかったら相当苦しんでいたし、ここまで高いレベルでの勉強を続けていられたかは微妙です。また、私は大学から地元を離れたため、地元の友達とはそう簡単には会うことができなくなってしまいます。そのため、離れる前に遊んでおこうと決め、かなり遊びました。
受験が一番大変なのは言うまでもありませんが、推薦入試が増えている近年はこういった受験が終わり、大学に入るまでの期間が長い人も多いと思います。そんな皆さんは折角のこの貴重な時間を無駄にせず、有意義に使ってください。


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