山口大学 りさもち特派員

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山口大学 医学部 2年 りさもち特派員 女性


ひとり暮らし

趣味:ネットフリックスでドラマやアニメを観ることです。私はインスタやYouTubeをスマホから消したので、せめてもの息抜きにネトフリを観ています。

※2025年にお書きいただいた内容です。

講義、ゼミ、研究内容について

発生学の実習

発生学の実習

発生学の実習で、ニワトリの卵にビーズを入れる実習をしました。スーパーなどで売っている卵は無精卵ですが、この実習で扱った卵は有精卵で、卵の中を見るとニワトリの胚が見えます。ビーズを入れる作業は、実体顕微鏡を用います。ただでさえ小さい胚に、細かいビーズを、ピンセットと針で調整しながら挿入する作業で、なかなか難しかったです。ビーズを入れて、成功したら数日後に四肢が過剰になります。1学年に1人成功したらすごいと教授が言っていて、成功率はとても低い実験です。案の定、私の学年に成功者はいませんでした。この実験は成功こそしませんでしたが、教科書に載っている胚を自分の目で見て理解が深まったのが収穫だったと感じます。

課外活動、大学施設などについて

陸上競技デビュー

私は、大学から陸上競技を始めました。中高はバドミントンをしていました。私は短距離を専門にしています。陸上競技は個人戦で、他の人に迷惑がかからないというのがいいと思います。また、タイムとの戦い、つまり過去の自分との戦いでもあるので、自分のフォームを観察して改善して…と、PDCAサイクルが明確なのが楽しいです。私の所属している山口大学医学部陸上競技部は練習が週に2日2時間あり、大会は年に2回しかなく、勉強と部活の両立がしやすいです。

ぼくのわたしの時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 ユニット試験
対面形式
感覚器・末梢神経系
対面形式
医用統計学
対面形式
医用統計学
対面形式
循環・呼吸器系
対面形式
2限 循環・呼吸器系
対面形式
3限 組織学実習
対面形式
循環・呼吸器系
対面形式
肉眼解剖学実習
対面形式
組織学実習
対面形式
肉眼解剖学実習
対面形式
4限
5限 オープンサイエンスクラブ
対面形式
オープンサイエンスクラブ
対面形式
6限
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※2025年度前期の時間割

講義棟

週によって、授業内容が異なります。週の初めは毎週テストです。その試験内容に関する授業が合計で18コマほど設けられています。午前中の2コマは座学、午後の2コマは午前で学んだ内容に関する実習のことが多く、すべて対面授業です。中間試験や期末試験はありません。私は月曜日と木曜日の5限目に、オープンサイエンスクラブという、自由に研究室に出入りできる選択授業を受講しています。私は、神経生理学教室に通っていて、ざっくり言うと反射神経に関する研究に参加しています。上記の時間割は、6月の第2週目の時間割です。

ぼくのわたしのおサイフ事情

ひとり暮らし
収入 支出
仕送り、お小遣い 60,000 円 家賃 0 円
奨学金 0 円 水光熱費 0 円
アルバイト 15,000 円 食費・外食費 6,000 円
その他 0 円 通信費(電話・インターネット代) 0 円
交通費 30,000 円
勉学費 0 円
交際費(サークル活動費等)・趣味 30,000 円
衣料・ファッション 0 円
貯蓄 9,000 円
雑費・その他 0 円
収入総額 75,000 円 支出合計 75,000 円

※1か月の平均収支

家賃、水光熱費、通信費は親が負担してくれています。土日は図書館で勉強しています。お弁当を作って持って行って、1食あたりの値段は300 円もいかないと思います。また、毎日コーヒーを飲んでいるんですが、2リットルのボトルコーヒーを買って、毎日水筒に入れて持って行っています。1週間くらいで新しいボトルを買うので、1日に30円くらいで飲めるので、安上がりです。勉強で使う参考書や教科書は先輩から譲り受けているので、実質0円です。

将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること

医師

私の父が医師だったので、漠然と医師になるんだろうと思っていましたが、高校生の時に再生医療について自分なりに調べてみて、興味を持ち、改めて医師になりたいと思いました。 今、基礎系の医療知識を身につけているところですが、今となっては再生医療に対する興味より、神経系の興味の方が強いです。知識をつけるにつれ、自分の興味が変わり、勉強ってすごいなと思う日々です。まだ6年制のうちの2年生の半ばですが、自分の意志が変化していて、これからどんな分野に興味を持ち、どんな診療科に進むのか未知数です。

メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと

医学部は想像以上に大変!

私は2年の浪人期間を経て、今の山口大学に入学しました。夢の医学生としての生活が始まりましたが、受験生の時より正直大変です。勉強ばかりで、同じバイト先の他学部の子と話すと空しくなります。その一方で、医師に近づいてる実感はあります。1年前の自分だと想像もしていなかった医学の知識がついてきていて、新しいことを知ること、それを吸収していると実感できる時が楽しいと思えます。受験は自分の興味がないものもしないといけないですが、志望する学部に入ったら、自分の興味がある範囲だけを勉強できます。大学生活は4年もしくは6年あります。この数年を有意義なものにするか、怠惰に過ごすかは自分次第です。バイトも部活も、勉強も、研究も、全部一生懸命に取り組めるのは大学生が最後です。


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