神戸大学 井の中の蛙特派員

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神戸大学 国際人間科学部 2年 井の中の蛙特派員


ひとり暮らし

趣味:弾丸旅行(直前に思い立ち、そのまま旅行へ行く)

※2025年にお書きいただいた内容です。

講義、ゼミ、研究内容について

グローバル都市地域論

大学近くの神戸空港

この講義では現在の都市社会を、地理的環境や民族性と関連付けながら学習します。特に、担当される教授の専門が南アジアであるためインド周辺地域について現地の問題や、日本に来ている南アジア移民について深い知識が得られるようになっています。講義の成績評価の中で、「インド・ネパール料理店の料理人と写真を撮ってその内容をレポートに載せたら5点加算される」という項目がありました。インド・ネパール料理店で働いている移民の方々のバックグラウンドを知った後に料理店を訪れると、今までとは異なる視点で楽しむことができ、とても良い経験となりました。こういった実際に足を運ぶことで完成する講義は、ほかの大学ではあまりないと思います。

課外活動、大学施設などについて

高校の自習室運営アルバイト

高校に設置されている自習室で運営スタッフのアルバイトを週に1、2回ほど行っています。大学のアルバイト募集掲示板で見つけ、現在まで一年ほど続けています。自習室では主に高校生からの質問対応や定期面談を担当しています。運営スタッフは全員大学生で、教育に強い思いを持っている人が多いため仲間から日々良い刺激を受けてアルバイトに励んでいます。
様々な教科の質問に臨機応変に答えたり、生徒一人一人に応じた面談が行えるように準備するのは大変ですが、生徒の理解した時の表情を見ると、頑張って良かったと感じます。

ぼくのわたしの時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 Academic English Literacy B1
対面形式
微分積分3,4
対面形式
西洋史B
対面形式
数学D
オンライン
2限 生物学各論A
対面形式
Academic English Literacy B1
対面形式
線形代数3,4
対面形式
情報リテラシー演習
対面形式
3限 ロシア語初級A3,4
対面形式
健康・スポーツ科学実習
対面形式
ロシア語初級B3,4
対面形式
環境共生学概論3
対面形式
4限 国際開発援助論(JICA)
対面形式
基礎有機科学1,2
対面形式
倫理学
対面形式
5限 微分積分入門
オンライン
統計学
オンライン
6限
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※2024年度後期の時間割

このような時間割にしたポイントは、「空きコマをできるだけ減らす」、「一限や五限はできる限りオンラインやオンデマンド授業にする」の二つです。どうしても集中力の切れる空きコマの時間を減らし、一限や五限のオンライン授業は家で受講することで限られた対面の授業を集中して取り組めるようにしています。また、火曜二限の唯一の空きコマでは、三限のロシア語の予習や月曜に各回出される課題に取り組んでいました。

ぼくのわたしのおサイフ事情

ひとり暮らし
収入 支出
仕送り、お小遣い 55,000 円 家賃 55,000 円
奨学金 50,000 円 水光熱費 5,000 円
アルバイト 28,000 円 食費・外食費 25,000 円
その他 2,000 円 通信費(電話・インターネット代) 6,000 円
交通費 4,000 円
勉学費 1,000 円
交際費(サークル活動費等)・趣味 3,000 円
衣料・ファッション 5,000 円
貯蓄 29,000 円
雑費・その他 2,000 円
収入総額 135,000 円 支出合計 135,000 円

※1か月の平均収支

授業終わりの帰り道

家賃・水光熱費は両親が出してくれています。節約するにあたって、食費を抑えることを最も意識しています。具体的には、複数のスーパーを回ってそれぞれで安い食品を買ったり、一食あたりの費用を設定してその費用を超えないように自炊を心がけています。また、大学が長い登り坂の先にあるのでバスを使う人が多いのですが、雨の日でも30分ほど歩いて交通費を節約しています。旅行の際も、できる限り交通費を抑え、行った先でお金を気にせず観光できるようにしています。

将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること

世界を繋ぐ一員に

私の夢は、航空会社に勤めて空の安全を守る一員になることです。そうした背景には、小学校時代両親がよく連れて行ってくれた旅行があります。国内・海外問わず、さまざまな土地に出向き、周辺の地域では想像もできないような体験を可能にしている飛行機というものに魅力を感じ、それらを日々安全に運行する役割を担っている航空会社に対して憧れを抱きました。人々の行動の範囲を大幅に広げ、その先に存在する多様な価値を提供できる点にとてもやりがいがあると思います。

メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと

「なんとかなるさ」精神の重要さ

受験期に最も苦労したことは、「常に続く漠然とした不安感」です。受験期は毎日将来の受験結果の是非が頭にあり、「うまくいかなかったらどうしよう」などのネガティブな思考に陥りながら勉強に取り組んでいました。今、当時を振り返って思うこととして、「なんとかなるさ」精神を持つことの重要性があります。確定していない未来の事を考えていても時間はもったいないので、「きっとうまくいく」ものとしてポジティブに勉強に取り掛かることで不安感を払拭でき、前向きに勉強に取りかかれると思います。
大学生になっても慣れないことは多々あり、この「なんとかなるさ」精神は役立っています。もし高校時代に身につけることができたらその先の人生で大きな支えになるはずです。自分の納得のいく未来を自分で掴んでください。


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