山形大学 しょーとけーき特派員

研究室研修

3年生の9月になると、1か月間の研究室研修があります。今まで座学がメインだったので、1か月の研究室配属は新鮮でとても楽しかったです。研究室は、基礎の研究室と、臨床の研究室から選べます。私は手を動かして実験をしてみたかったので基礎の研究室を選びました。1年生の時にやった簡単な実験とは違い、基本的に最初から最後まで自分たちでやるので大変でしたが、自分で実験している！という感覚が達成感につながりました。マウスから臓器を取り出し、臓器を固定し、パラフィンに埋め込み、切片をつくり、HE染色をする。取り出した臓器をホモジナイズしてウエスタンブロットを行う。一つの結果を出すのにこんなに時間がかかるんだ、と驚くと同時に研究者の方々への尊敬の念を抱きました。

かるた部

週1回、3～4時間、2試合＋払い練などを行っています。部内戦や合宿もあり、イベントも充実しています。新設の部活ですが、経験者をはじめとして、やる気のある部員が多いです。全国各地で行われている大会に積極的に参加している人もいます。新しい部活だからこそ、先輩後輩関係なく部員がとっても仲良しです。旅行に行ったり、ドライブに行ったり、とても楽しいです。過去問も充実していますし、優秀な先輩方ばかりなので、実習の話や病院見学の話、CBTなどをはじめとする試験の話など参考になる話が聞けてたくさん刺激を受けます。

医師

きっかけはいくつかあります。知念実希人さんの『崩れる脳を抱きしめて』『天久鷹央の推理カルテ』を読んだこと、人体の仕組みが知りたかったこと、高校までの勉強があまり関係ない分野に行きたかったこと、才能よりも努力が求められそうなことなどです。実際に学んでいると、本当に膨大な知識が必要で、こんなに覚えられるのか！？　と思うことが多々あります。受験生の時よりも勉強して、試験に合格したときは努力した自分を認められますし、精神的にも強くなったなと思うことができました。まだまだ、勉強が必要ですが、これからも頑張っていきたいです。

私の大学生活

大学に入り、一人暮らしを始めました。一人暮らしは慣れるまでとても大変でした。家事ってこんなに大変だったのか！　と初めて知ることも多かったです。一日でも家事をさぼるとたまっていくだけなので今はコツコツやるようにしています。家事は大変だけど、一人暮らしのいいところは自由な時間が増えるところ。家族での生活は楽しかったし、会話できないことが寂しかったりもしたけれど、良くも悪くも家族の影響を受けてしまうので、一人暮らしはとても楽です。自分の感性を大事にできます。一人暮らしは人として成長できる機会がたくさんあります。受験勉強に縛られている毎日の休憩中に合格した後の自由気ままな一人暮らしを想像してみたら楽しいかもしれません。