自治医科大学 うみ特派員

自治医科大学 医学部 2年 うみ特派員
ひとり暮らし
趣味:ダイビング
※2022年にお書きいただいた内容です。
講義、ゼミ、研究内容について
やりたいことをやりたいだけ

低学年のうちから研究室に出入りし、実験手技を一から教えてもらえます。教室にもよりますが、講義で紹介されていた実験を実際に体験してみたいというお願いを受け入れてもらえたり、論文や学会発表につながる研究の一端となる実験を行ったり、自分がやりたいと思ったことはたいていお力添えしてもらえます。複数の研究室を掛け持ちして、自分の実験スキルを上げることもできます。自治医大と言えば、地域医療のイメージが強いですが、最先端の研究を行っている先生やその分野で著名な先生方が多く、その下で学ぶことができるのは貴重な経験です。
課外活動、大学施設などについて
やろうと思えばできる

私は運動部2つを掛け持ちし、週5(たまに週6)で部活をしています。それに加えて、週6.5時間、オンラインで家庭教師のアルバイトをしています。自治医大は通学時間は長くても15分で、部活の活動場所から、寮の部屋まで10分程なので、部活後でもアルバイトすることができます。コロナ禍で普及したオンライン家庭教師であれば、自室でアルバイトできるため、移動時間がかからないのも、今のアルバイトを続けている理由です。また、オンライン家庭教師であれば、長期間の帰省のときでも、実家でアルバイトできるので、日程調整が容易です。医学部という割には時給は安いですが、勉強、部活との両立を考えるなら悪くないと思っています。
ぼくのわたしの時間割
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | |
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1限 | 細菌学 対面形式 |
動物性機能生理学 対面形式 |
細菌学 対面形式 |
動物性機能生理学 対面形式 |
細菌学 対面形式 |
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2限 | 動物性機能生理学 対面形式 |
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3限 | 生理学実習 対面形式 |
細菌学実習 対面形式 |
神経解剖学実習 対面形式 |
細菌学実習 対面形式 |
生理学実習 対面形式 |
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4限 | ||||||
5限 | ||||||
6限 |
※2022年度前期の時間割
3限からは何かしらの実習があることが多いです。たまに5限とも座学や4限までで終わるときもありますが。私は実習の予習やレポートは、昼休みや実習が早く終わった日は部活までの間に取り組んでいました。実習は時間割上は5限までになっていますが、基本終わるまでです。
ぼくのわたしのおサイフ事情
収入 | 支出 | ||
---|---|---|---|
仕送り、お小遣い | 30,000 円 | 家賃 | 9,000 円 |
奨学金 | 0 円 | 水光熱費 | 2,700 円 |
アルバイト | 30,000 円 | 食費・外食費 | 15,000 円 |
その他 | 0 円 | 通信費(電話・インターネット代) | 0 円 |
交通費 | 0 円 | ||
勉学費 | 0 円 | ||
交際費(サークル活動費等)・趣味 | 15,000 円 | ||
衣料・ファッション | 0 円 | ||
貯蓄 | 15,300 円 | ||
雑費・その他 | 3,000 円 | ||
収入総額 | 60,000 円 | 支出合計 | 60,000 円 |
※1か月の平均収支
近くのスーパーの安い日を把握し、その日に買い物に行きます。今は貯金のために、自販機やコンビニでジュースを買わないようにしたり、アイスやお菓子は半額の日以外は買わないようにしたりしています。外食もあまりしないです。基本的に月によって食費も交際費も変動が大きいです。食費は月10,000円いかないときもありますし、逆に15,000円を超えることもあります。
将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること
医者になりたいことは変わらないけど…
医者になりたいと思ったきっかけは、さだまさしさんの「風に立つライオン」という本がきっかけです。そこから地域医療や医師不足の深刻な診療科に興味を持つようになりました。高校2年のときに早期医療体験に参加したことで、心臓についての臨床研究に興味を持つようになりました。現在は、大学での学びを通して、診療科なら、救急、産科、小児科に、研究では先天性の疾患や遺伝病について興味を持っています。まだ、将来の道を絞れていないため、どちらを選ぶこともできるように、基礎研究、臨床の教室どちらにも出入りしています。
メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと
やるのは自分
受験生のときは、周りが進路が決まっていく中、現役で医学部に受かるとは到底思えないような成績をとっていたため、周りの友達へのうらやましさを感じたこともありました。現役のときは医学部以外の学部を受けることを勧められることもありました。ですが、結局自分がやりたいこと、なりたい自分を考えたときに、医学部しか考えられず、できるだけやってみようという気持ちになりました。周りがどれだけ無理だと言っても、毎日やることを決めて、それを一つ一つできるようにしていくことで直前期に成績が爆上がりしました。あの時、自分で無理だと決めつけていたら、今の自分はなかったと思います。迷ったときは、難しい方を選んでおくと、本当に最終決断をするときに選択肢が広がり、よかったです。