摂南大学 いくら特派員

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摂南大学 薬学部 2年 いくら特派員 女性


自宅通学

趣味:スポーツ観戦

※2022年にお書きいただいた内容です。

講義、ゼミ、研究内容について

薬用植物園の見学

薬用植物園の植物
薬用植物園の植物

実習では薬用植物園の見学があります。植物を実際に見て、写真を撮り、先生や上級生の説明を聞きます。自分でレポートに書きたい植物を選び、どのような特徴を持っているのか(離弁花、合弁花など)、薬効はどのようなものなのかなどについてレポートに記録します。薬用植物園の見学は必修の実習です。この授業の面白いところは、五感で学べることです。植物に触れたり、実際に苦い葉を口に入れて味を確認したりすることができます。しかし、口にしてはいけない植物もあります。大変なことは、実習の日が猛暑日であると暑さ対策で日傘や帽子、飲み物、虫よけスプレーなどが必要なことです。

課外活動、大学施設などについて

漢方研究部

ハーバリウム作り
ハーバリウム作り

部活は漢方研究部に入っています。薬学部以外の学生も入部できる部活です。週に1回、活動しています。活動内容は、生薬鑑別ゲームや入浴剤作り、大学の薬用植物園の見学、製薬会社の薬用植物園の見学、ハーバリウム作り、アロマキャンドル作りです。生薬鑑別ゲームは数種類の生薬について教科書などを用いて何なのかを探し、数種類の生薬が何の漢方薬なのかを当てるゲームのことです。活動は薬学部生でなくても親しみやすい内容なので、楽しむことができると思います。部費は月500円(2022年現在)なので、金銭的にも負担の少ない部活です。

コロナ禍の学習、大学生活について

インターネット環境の整備や情報の確認が大切

コロナ禍の大学生活は、授業の参加や宿題の提出は全てインターネット上で行われていたため、遅れてしまうことがないように大学からの情報はこまめに確認していました。また、SNS等で入学前に繋がった人たちと話をすることで情報共有することもありました。Zoomを使った授業で、先生によっては質問された際に返答がないと欠席扱いになることがあったので、スマホやタブレット端末、パソコンを使いこなすことやインターネット環境の整備に努力をしました。もし、インターネット環境が悪くなることで授業から抜けても、友達に連絡して先生に伝えてもらうように頼むようにしていました。

ぼくのわたしの時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 病態生理学
対面形式
生化学2
対面形式
生体情報伝達学
対面形式
物理化学2
対面形式
2限 有機化学2
対面形式
生薬学
対面形式
機器分析学1
対面形式
微生物学
対面形式
3限 文学
対面形式
化学系薬学実習
対面形式
化学系薬学実習
対面形式
化学系薬学実習
対面形式
4限 臨床心理学
対面形式
5限 キャリア形成1
対面形式
6限
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※2022年度前期の時間割

空き時間は大学内にある自習室や談話室で勉強しています。文学は教養科目ですが、それ以外の科目は必修なので薬学部生全員が受講しています。化学系薬学実習は実験をします。実験は時間通りに終わらないことや予定よりも早く終わることがあるので5限の時間に終わるとは限りません。

ぼくのわたしのおサイフ事情

自宅通学
収入 支出
仕送り、お小遣い 0 円 家賃 0 円
奨学金 0 円 水光熱費 0 円
アルバイト 10,000 円 食費・外食費 0 円
その他 0 円 通信費(電話・インターネット代) 0 円
交通費 0 円
勉学費 0 円
交際費(サークル活動費等)・趣味 6,000 円
衣料・ファッション 0 円
貯蓄 4,000 円
雑費・その他 0 円
収入総額 10,000 円 支出合計 10,000 円

※1か月の平均収支

交際費は、部費や友人と遊ぶ時の費用です。自宅で暮らしているので、自分で負担している金額は少ないです。しかし、夏休みや春休みにたくさんアルバイトができた時は家計に一定の割合でお金を入れるようにしています。

将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること

薬局薬剤師

薬剤師になろうと思ったきっかけは、小学生の時に処方箋の誤りを指摘していた薬剤師に感銘を受けたからです。この時、私は誤って赤ちゃんが服用する量で薬が処方されていました。私と家族はそのことに気づかなかったので、薬剤師が誤りに気づいていなければ病気は治らなかったかもしれません。この出来事の後、自分も処方のミスを指摘できるようになって患者さんの健康を支えたいと思い薬学部に入りました。大学生活で頑張っていることは、薬学部でしか勉強ができない科目です。例としては薬を作る設計をするための科目(物理薬剤学)です。

メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと

薬学部に入りたい高校生に伝えたいこと

薬学部では、高校の化学、生物、物理、数学が得意だと授業の予習や復習の効率が良くなります。そのため、高校生の間にこれらの科目を頑張っておくと大学生になった時に他の人に比べて趣味などに時間を使えると思います。これらの科目の中で苦手な科目があっても、大学の講義が高校に比べて興味の出る内容であったり、分かりやすかったりすることがあるのでいつの間にか得意になることがあります。大学受験で苦手な科目があっても、不安にならず頑張って下さい。


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