早稲田大学 Y.N.特派員

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早稲田大学 法学部 2年 Y.N.特派員 女性


ひとり暮らし

趣味:お笑いライブを見ること

※2023年にお書きいただいた内容です。

講義、ゼミ、研究内容について

法政策論

大隈銅像と法学部棟(左建物)
大隈銅像と法学部棟(左建物)

法学部で一番面白い講義の一つといわれる法政策論。法学部の授業は、「現にある法」の解釈について考えるものがほとんどの中で、この法政策論では「あるべき法・こうあってほしい法」を考えます。生活する中で誰もが感じたことのある「社会がもっとこうであればいいな」という人間としての原初的な欲求を、立法という形で叶えていく、という視点で、世界の物事を見ていきます。世界の情勢や政治に詳しい先生が、毎週事件をピックアップして、考えを聞かせてくださいます。自分はその問題をどう思うか、自分ならどんな法律があれば嬉しいか、とにかく自分で考える力が身に付く授業でした。

課外活動、大学施設などについて

ハワイ島での教育支援ボランティア

キラウエア火山の噴火!
キラウエア火山の噴火!

私はハワイ島で教育支援を行うボランティアサークルに所属していて、9月に2週間、ハワイ島に渡航して現地の学校で3歳~中学生の子供たちに日本文化についての授業をしてきました。ハワイ島の豊かな自然に囲まれ、元気で優しい子供たちと過ごした時間は、特別な経験になりました。そこで気づいたのは、授業を作るのは先生である私ではなくて、それを受け取って、楽しんで学んでくれる子供たちなのだな、ということです。ボランティアは、「相手のために無償で活動をする」という一方的なイメージが強かったのが、活動を通して「むしろ相手から受け取るものの方が大きいのだ」ということに気づき、ボランティアに対する考えが180度変わりました。私のサークルが掲げている"Learning through teaching"というポリシーの意味を初めて真に理解できた気がします。早稲田大学には3000以上もサークルがあります。同じボランティアサークルの中でも、このような教育支援から、開発途上国などでの建築支援や、狩猟に関するもの、林業に係るものなど、様々なものがあります。誰でも必ず興味のあるものが見つかると思います!

ぼくのわたしの時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 犯罪学I
対面形式
2限 商法(会社法)A
対面形式
独語中級I(表現演習)4
対面形式
法政策論IB
対面形式
商法I(会社法)A
対面形式
3限 民事訴訟法IB
対面形式
English:Theme15(春)
対面形式
民事訴訟法IB
対面形式
4限 民法III(債権総論 I)C
対面形式
外国法総論(ロシア・中東欧法I)
対面形式
English:Theme52(春)
対面形式
租税法総論I
対面形式
5限 リーダーシップの軌跡
対面形式
6限
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※2023年度前期の時間割

コロナが収まってきて、対面授業がほとんどになりました。法学部は2年後期まで英語と第二外国語が必修です。私はドイツ語を取っています。1年時は第二外国語が週3回あったため、それに比べると法律の比重が増えました。一般教養は1年生で取り終わりました。私は学期に1つは法律以外の科目を取ると決めています。早稲田大学には全学オープン科目というものがあり、学部学年問わず受けられる授業がたくさんあります。水曜4限の「リーダーシップの軌跡」がそれで、毎週ゲストスピーカーとして大企業の社長や会長が来てくださり、組織の中でどうリーダーシップを発揮してきたかのお話を聞くことができ、とても面白かったです。毎回講演者に直接質問できる時間もあり、勇気を出して何度か質問したのも良い経験になったと思います。できるだけ空き時間を作りたくなかったので、2限~4限につまった形になりました。アルバイトは学内で行っており、2限~4限の時間帯でシフトに入るので、前期は主に金曜と土曜に、たまに水曜3限の時間帯にアルバイトを入れていました。

ぼくのわたしのおサイフ事情

ひとり暮らし
収入 支出
仕送り、お小遣い 169,000 円 家賃 110,000 円
奨学金 0 円 水光熱費 9,000 円
アルバイト 20,000 円 食費・外食費 30,000 円
その他 0 円 通信費(電話・インターネット代) 6,000 円
交通費 0 円
勉学費 5,000 円
交際費(サークル活動費等)・趣味 20,000 円
衣料・ファッション 5,000 円
貯蓄 4,000 円
雑費・その他 0 円
収入総額 189,000 円 支出合計 189,000 円

※1か月の平均収支

家賃、水光熱費はありがたいことに両親が支払ってくれています。2年の後期になって、普段の昼食にお金をかけなくて済むように、お弁当作りを始めました。毎週水曜・日曜におかずを作り置きするのですが、コンビニで買うよりもバランスの良い食事をとれて、気分が上がり、節約にもなるのでお気に入りです。たまに、友人と早稲田周辺のごはん屋さんで「ワセメシ」をするのが最近の楽しみです!

将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること

資格を取って働きたい

将来は、まだはっきりとは決めていませんが、資格を取って働きたいと考えています。法学部では司法試験を目指す友人も多く、資格試験というものに挑戦しやすい環境だなと感じるからです。中には入学当初から予備校に入り、試験勉強に打ち込む大学生活を送っている方もいます。私は、大学生活でしか得られない経験をたくさんしておきたい、という思いが強く、2年生のうちはとにかく楽しそうなこと、興味のあることにたくさん挑戦するつもりです。その経験は、きっと社会に出てからもかけがえのないものになると思うからです。

メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと

あなたが今努力していることに、無駄なことは一つもない!

私は志望校を早稲田に決めたのも高3の7月で、ぎりぎりまで国公立と迷っていました。そのため、共通テストは5教科7科目を受験した結果、共通テストのおかげで国公立と早稲田大学のダブル合格を果たしました。今通っている法学部も、共通テスト利用で手にした合格でした。受験期、何度もくじけそうになり、私立文系の国英社3科目のみに絞ろうかと考えましたが、最後まで諦めず、苦手な数学も受験しました。その結果、私の年は数学が超難化傾向にあったこともあり、あまり差がつかなかったため、得意の科目で差をつけることができました。早稲田の一般入試を目指しながら、共通テスト科目も手放さずやり切って本当に良かったと思っています。受験は最後まで何が起こるかわかりません。今苦しくて、手放したいと思っていたとしても、その努力はきっとどこかで自分を救ってくれるのだと思います。もし私のようにどの科目に力を入れるか悩んでいる方がいたら、ただ貪欲に、最後まで何も諦めずにすべてを手に入れてやる!という気持ちで取り組んでほしいです。と、仰々しい言葉を並べてしまいましたが、私自身自習室に向かうはずが家でひたすらだらだら過ごした日も何日もあったし、全然模範になるような受験生ではなかったです。一日古文単語10個、英単語30個、くらいの簡単な目標を積み重ねて、とにかく前向きに、自信だけは失わないでください。頑張っているあなたは素晴らしいです!すべての受験生に心からのエールを。楽しいキャンパスライフがあなたを待っています!早稲田大学でお待ちしています♡


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