日本大学 Ａ．Ｓ．特派員

生薬学の授業では講義資料に沿って授業が進んでいき、講義後には確認テスト（グーグルフォーム）をその日のうちに提出することで出席点になります。講義は主に薬用部位や科名、含まれる化学物質（例えばフェニルプロパノイド）に関して詳しく掘り下げ、生合成経路も学びます。口にしても大丈夫な生薬は教授が授業中に学生に回し味見をすることができ、ものによってはとても辛かったり、渋かったりと五感を使って生薬を学ぶことができます。また、テスト前や授業後に知識の確認として使うことができる確認シートがLMS（学生用サイト）に載るので主にそれを勉強して定期テストに備えます。定期テストは確認シートから出ますが、問われる知識量が多いため再試験になる人も少なくないです。毎授業後にコツコツと勉強を進めるのが単位を落とさないようにするコツだと思います。

薬学部生は実験があったり授業が一日中あったりと時間が読めないことが多いので、定期のアルバイトより非定期のアルバイトをしている人が多い印象があります。模試の試験官やイベントスタッフなど、一日の拘束時間が長いもので一気に稼ぐ人が多いです。定期でアルバイトをしている人もいますが、テスト前の勉強などが大変そうで再試験になっている人が多いので、自分がどこまで器用にこなせるかにもよりますが、慣れるまでは非定期でアルバイトをし学校のリズムがつかめてきてから定期のアルバイトに変えるのもおすすめです。