岐阜聖徳学園大学 A.N.特派員

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岐阜聖徳学園大学 教育学部 2年 A.N.特派員 女性


自宅通学

趣味:読書、数学の問題を解くこと、音楽を聴くこと

※2023年にお書きいただいた内容です。

講義、ゼミ、研究内容について

特別支援教育専修ならではの教育実習

この学校では、1年生から教育現場へ出て色々な体験をします。これは全専修共通ですが、私が所属する特別支援教育専修は、この他に2年生の夏休みに4日間、小中学校へ行く機会があります。ここでは、特別支援学級に入って子どもと関わったり、担任の先生のお手伝いをしたりします。全専修共通の教育実習は自分で行きたい学校を決めることはできません。しかし、特別支援教育専修の教育実習は、候補に挙げられた小中学校の中から学びたい障害種に合わせて自分で選択することができます。それらの学校は、特別支援教育に特化している学校が多く、とても学び甲斐があるし、自分が知りたいと思っている障害種の子と関わったり、支援方法を学ぶことができるのでとても充実した4日間になります。

課外活動、大学施設などについて

大学の顔になる存在

オープンキャンパス当日の黒板アート
オープンキャンパス当日の黒板アート

この大学にはオープンキャンパスアドバイザー(通称OCA)というサークルがあります。これは、主に夏に行われる大学のオープンキャンパスで高校生の方に楽しんでもらったり、この大学について良く知ってもらったりするために色々な企画を出したりするサークルです。このサークルは、自分たちの行動が結果として返ってくるサークルだと思ってます。それは、自分たちの何気ない行動がこの大学の印象になるからです。実際に私は高3でこの大学のオープンキャンパスに参加した時に、色々な不安に丁寧に答えてくれた先輩を見て、自分もこの大学に入って同じことを高校生の方にやってあげたいと思ったのがきっかけで、この大学を選びました。自分もこのような存在になれたらと思って頑張っています。

ぼくのわたしの時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 確率・統計学Ⅱ
対面形式
基礎セミナーⅢ
対面形式
食生活論「大学生の食と栄養」
対面形式
保育内容演習(言葉Ⅰ)
対面形式
2限 生徒・進路指導論(小・中・高)
対面形式
道徳教育の指導法(小・中)
対面形式
教育社会制度論(幼・小・中・高)
対面形式
中等教科教育法Ⅱ(数学)
対面形式
コンピューター序論
対面形式
3限 解析学Ⅰ
対面形式
初等教科教育法(英語)
対面形式
幼児と環境
対面形式
幾何学Ⅰ
対面形式
4限 代数学Ⅰ
対面形式
肢体不自由の教育
対面形式
初等教科教育法(社会)
対面形式
幼児と言葉
対面形式
保育内容演習(健康Ⅰ)
対面形式
5限 知的障害者の心理
対面形式
教育実践観察 事前指導
オンライン
知的障害者の教育Ⅰ
対面形式
6限
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※2023年度前期の時間割

小学校免許、中学校・高等学校免許を取得する人が多いので基本的な時間割は教務課が作成します。しかし、私は小・中・高免許の他に特別支援免許と幼稚園免許を取得したいと思っているので特別支援免許に関する講義は5限に、幼稚園免許に関する講義は小・中・高免許に関する講義の履修を組んだ後で空いている時間に入れるようにしました。3年生から実習が始まってくるので、それまでに指定された講義を取る必要があります。そのため、取れる講義はできるだけ入れるようにしました。

ぼくのわたしのおサイフ事情

自宅通学
収入 支出
仕送り、お小遣い 6,000 円 家賃 0 円
奨学金 0 円 水光熱費 0 円
アルバイト 30,000 円 食費・外食費 2,000 円
その他 0 円 通信費(電話・インターネット代) 0 円
交通費 2,500 円
勉学費 2,000 円
交際費(サークル活動費等)・趣味 2,000 円
衣料・ファッション 2,500 円
貯蓄 25,000 円
雑費・その他 0 円
収入総額 36,000 円 支出合計 36,000 円

※1か月の平均収支

休日に友達と行った焼肉
休日に友達と行った焼肉

市営バス代とJR代は親が払ってくれます。しかし、学校から自宅の最寄り駅まで直行で行くバスの回数券は自分で買っているので、ゆっくり帰れる日はできるだけ市営バスを使って帰るようにしています。また、母校で模試がある時には、できるだけ模試監督に参加してお金を稼いでいます。バイト代は、月に1回ほど友達と遊んだりご飯を食べたりするのに使っています。平日は5限が終わるのは18時で疲れていることが多く、土日はサークルやバイトがあるので、外食したり遊んだりする時間が取れないことが多いです。

将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること

生きづらさを感じている子への居場所作り

私が障害のある子に興味を持ったのは小学校の時に読んだ漫画がきっかけでした。その後、大学の講義や実習を通して世の中には周りの目を気にして本当の自分を隠し通して生きている子や生きづらさや通常学級での窮屈さを感じている子がたくさんいることを知りました。しかし、通常学級で健常児と障害児を同時に支援、指導することは難しいです。そこで私にできることは、生きづらさを感じていたり通常学級で窮屈だと思っていたりする子に対して自分を出せる場を作ってあげることだと考えます。自分を出せるというのは、この仲間なら大丈夫だと心を許す空間があること、心の内を話せる人がいること、自分がパニックになってしまった時に自分自身を落ち着かせる場所のことだと考えます。私はそれが小中学校の特別支援学級の存在の意味だと考えるからです。

メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと

これから受験を迎える方へ

私がみなさんに伝えたいことは、学校の先生や塾の先生に言われたことをだまされたと思って取り組むことです。私の経験として、私立大学入試の勉強は塾の先生に言われたように取り組みました。そのため本番でも焦らずに問題に向き合うことができました。初めての受験だからこそ、たくさん先輩方の経験をもとにアドバイスしてくださる先生を信じてみてはどうですか?一方で私が一つ後悔していることは、毎回の模試の復習や解き直しをしなかったことです。でも、受験間近に1教科だけ取り組んだところ、今まで平均点以下だったのが平均点を超えてきたのです。復習をしたり、解き直しをするのは意外と時間がかかりますが、新しい問題に取り組む前に自分が解けなかった問題を解けるようにして 自信をつけることの方が効率が良いと感じています。


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