鎌倉女子大学 S.H.特派員

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鎌倉女子大学 家政学部 2年 S.H.特派員 女性


自宅通学

趣味:映画鑑賞

※2023年にお書きいただいた内容です。

講義、ゼミ、研究内容について

献立作成と大量調理

一年次の基礎調理学実習での料理
一年次の基礎調理学実習での料理

2年生の後期から「給食経営管理論実習」という授業が始まります。この実習では、対象者に必要な栄養素量を満たすことや提供に適切な量や見た目であることに注意しながら献立を作成し、大量調理衛生マニュアルに沿って調理を行い、60〜80人分の食事を作ります。献立作成は必要な栄養素の中で不足しやすいものをどのようにして充分に取り入れるかということや、過剰になりがちなものについては美味しさを維持しながらどれだけ減らせるかなど、一食分の献立を立てるのにもさまざまなことを考慮する必要があるので最初はとても時間がかかっていましたが、慣れてくると予算などの条件が厳しい場合でも限られた中で創意工夫しながら献立作成ができるようになりました。材料を発注し、実際に同級生や先生に食べてもらうと達成感を味わうことができます。

課外活動、大学施設などについて

大学での学びを活かしたアルバイト

自然に囲まれたキャンパス
自然に囲まれたキャンパス

私はドラッグストアで販売と接客のアルバイトをしています。私の働いている店舗では店長が管理栄養士の資格を有していて、月に1回程度健康相談会を行なっています。管理栄養士として地域のお客様の悩みや不安の相談にのっている店長の姿は、コミュニケーションの取り方や指導の内容などとても勉強になっています。現在、私は大学での栄養学の学びと昨年取得した医薬品登録販売者の資格を活かしてサプリメントや健康食品、2・3類医薬品の接客に力を入れています。今後も、お客様に質問や相談をされた時にご要望にあった提案ができるように努めたいと思っています。

ぼくのわたしの時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 公衆栄養学
対面形式
食品衛生学実験
対面形式
給食経営管理論実習
対面形式
2限 病理学
対面形式
応用栄養学
対面形式
3限 現代の政治
対面形式
栄養教育論
対面形式
生理学実習
対面形式
4限 社会・環境と健康
対面形式
給食経営管理論
対面形式
臨床栄養学実習
対面形式
生化学実験
対面形式
5限 臨床栄養学
対面形式
6限
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※2022年度後期の時間割

2年後期でも管理栄養士の受験資格取得のために必修授業が多くあります。対面での実験や実習はクラスの半分の人数で行うため、対面で実験・実習がない週はオンラインで動画を視聴し課題に取り組んでいます。私は通学に2時間近くかかるため、できるだけ空き時間を作らない時間割にして通学時間中に課題や予習に取り組むようにしています。

ぼくのわたしのおサイフ事情

自宅通学
収入 支出
仕送り、お小遣い 15,000 円 家賃 0 円
奨学金 0 円 水光熱費 0 円
アルバイト 50,000 円 食費・外食費 5,000 円
その他 0 円 通信費(電話・インターネット代) 0 円
交通費 2,000 円
勉学費 0 円
交際費(サークル活動費等)・趣味 5,000 円
衣料・ファッション 15,000 円
貯蓄 23,000 円
雑費・その他 15,000 円
収入総額 65,000 円 支出合計 65,000 円

※1か月の平均収支

平日はほとんどアルバイトができないため、休日にアルバイトでお金を稼ぐようにしています。また、急に授業が休講になった時や予定がキャンセルになって時間が空いた時に働くことができるように単発バイトの会社に登録をしています。実家暮らしなので家賃・光熱費などの出費はありません。美容やファッションに興味があり、洋服やアクセサリー代に加えて美容院やまつ毛サロンに月1回のペースで通っているので出費のうちの大半を自己投資へのお金が占めています。

将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること

何気ない日々の中での気づきから自分の進みたい道が見えてくる、、!

私はコロナ禍で料理や栄養に興味を持ち、高校2年生で管理栄養士になることを決めました。管理栄養士は給食施設や行政、福祉の現場など広く活躍の場がありますが、私は大学に入ってから臨床分野での栄養学に興味を持ち始めたことから将来は病院で働く管理栄養士になりたいと思っています。そのために毎日の授業を大事にするのはもちろんですが、外部のオンラインセミナーや講習会にも参加し、実際に現場で働く人のお話を聞くことで興味や知識の幅を増やせるように日々意識しながら過ごしています。

メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと

努力した先には

私は、大学生活は高校までと違い、在学中の活動にどれだけ価値を見出せるのかどうかが自分次第で大きく変わると思っています。学びたいこと、やりたい活動をするために進んだ道で更なる探究をすることは新しい発見があり、それは喜びでもあります。受験生の皆さんは今は合格することを最大の目標にして日々努力されていると思いますが、入学したその先には多くの学びと自由で充実した大学生活が待っています。志望校に迷うこともあるかもしれませんが、ぜひ妥協せずにいきたい道に進んでほしいと思います。応援しています!


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