中央大学 てこちゃん特派員

中央大学 理工学部 3年 てこちゃん特派員
自宅通学
趣味:KPOP、ダンス、ヨガ
※2024年にお書きいただいた内容です。
講義、ゼミ、研究内容について
理工系といえば実験!

私は応用化学科に所属しているので、1年次で化学に関する基礎教養を一通り学習し、また後期にある物理実験で実験に関する基礎技術を習得した後、2年次から化学実験が始まります。高校の教科書にある実験だけでなく、大学ならではの合成実験や物性評価といった様々なテーマについても実験できるのが魅力だと感じています。また、理工系であれば4年次で研究室に配属され、卒業研究が始まることが一般的です。事前練習として3年次から化学を4つの分野に分け、通年でより専門性の高い実験を行います。最も楽しく感じたのは有機実験です。中には紅茶からカフェインの抽出や解熱剤合成のテーマがあり、高校の段階でそちらのテーマについて触れたことがあったので、あの時に謎だったことが実際に実験をすることでどんどん解けていって興味深かったです。
課外活動、大学施設などについて
大学生のうちに色々な場所に行く

大学で好きな分野に関して精一杯頑張ることはもちろん大事ですが、大学生のうちに視野を広げていきたいと考えているので、休日には大学が案内している外部のイベントに積極的に参加したりしています。最も面白かったのは東京都職員の講演会でした。特に、ゲストスピーカーが話していた内容が大変興味深く、またプレゼンテーションもかなり上手で、勉強になりました。また、毎週実験レポートがあるので忙しいですが、気分転換として一人旅に出たりしています。電車に乗ってガタンゴトンと運ばれながら窓から景色を眺めるのが大好きです。理工学部のキャンパスは都心にあるので、自然に触れる機会を作るために、たまに都会から離れた場所に行くことが大事だと思っています。
ぼくのわたしの時間割
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | |
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1限 | ||||||
2限 | 高分子化学 対面形式 |
有機化学3 対面形式 |
有機金属化学 対面形式 |
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3限 | 応用化学実験4 対面形式 |
無機化学3 対面形式 |
応用化学実験2 対面形式 |
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4限 | 構造化学 対面形式 |
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5限 | 英語セミナー 対面形式 |
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6限 |
※2024年度前期の時間割
中央大学では現在、対面型授業がメインで行われています。時間割の傾向としては、1年次では化学だけでなく、一般的な教養に関する座学型の授業が多いです。学年が上がるのに連れて座学が減り、実験系が増えていきます。また、入学から卒業まで英語の講義を取ることができるのも特徴です。3年次に上がり、実験が週2なので、空きコマでは実験データの整理をしたり、座学型講義の復習したりしています。また、私は英語力の向上を目標として掲げているので、英単語の暗記や、Ted Talkのスピーチも観たりしています。
ぼくのわたしのおサイフ事情
収入 | 支出 | ||
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仕送り、お小遣い | 0 円 | 家賃 | 0 円 |
奨学金 | 82,500 円 | 水光熱費 | 0 円 |
アルバイト | 20,000 円 | 食費・外食費 | 30,000 円 |
その他 | 0 円 | 通信費(電話・インターネット代) | 0 円 |
交通費 | 7,000 円 | ||
勉学費 | 15,000 円 | ||
交際費(サークル活動費等)・趣味 | 10,000 円 | ||
衣料・ファッション | 5,000 円 | ||
貯蓄 | 30,000 円 | ||
雑費・その他 | 5,500 円 | ||
収入総額 | 102,500 円 | 支出合計 | 102,500 円 |
※1か月の平均収支
平日に関しては午前中からいることが多いです。学食は大学周辺にある飲食店と比べて比較的に安いので、平日の昼食は基本的に学食を利用しています。また、主に自己投資にお金を使っています。4年生になると卒業研究が始まり、アルバイトができる時間は限られてくるので、貯金を少しずつ増やしていこうと考えています。具体的には、毎日の出費を可視化するために、スマホの家計簿アプリを活用しています。そうすることで必要のない出費を減らすことができます。
将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること
エネルギー効率向上のための有機触媒を開発
高校生の時、自分に対する将来のイメージはあまり湧きませんでした。大学に入ってもまだしっかりした夢を持てず、とりあえず可能性を広げるため、英語はもちろんのこと、フランス語や専門の勉強を3年次に上がるまで日々頑張ってきました。3年次に上がり、有機化学の実験をやればやるほどハマっていったので、社会に役に立つような触媒を開発していけたらと考えるようになりました。なので、今は触媒合成の研究室に進学することを目指しています。そのために、合成に使うような専門知識について深く勉強するだけでなく、英語で論文を書けるように日々アカデミック文章の書き方について練習しています。
メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと
焦らず、一歩一歩を着実に
自分の受験生活を振り返ると、ストレスでメンタルが崩れそうな時が多かったのですが、時には模試でいい成績を取ることができて嬉しい日もありました。受験が近くなると、どうしても周りにいる仲間たちの進捗が気になったり、学力で比較したくなりがちなのですが、受験はあくまでも自分との戦いです。過去の自分よりも成長している!と実感できていれば素晴らしいと思います。また、結果が出るまでの道のりがかなり長くて辛いと思います。学力がなかなか伸びなくて挫けそうになった時、自分に「もう少し頑張ってみたらいいことがあるかも?」とポジティブに声をかけてみてもいいと思います。最後の最後まで粘ることができたらきっといいことがあると信じています。悔いのないように、ベストを尽くして最後まで頑張ってください!応援しています!