立命館アジア太平洋大学 アキラ特派員
立命館アジア太平洋大学 国際経営学部 2年 アキラ特派員
大学の寮
趣味:音楽鑑賞
※2025年にお書きいただいた内容です。
講義、ゼミ、研究内容について
長期留学への挑戦
大学の交換留学の制度を利用して、1年間イギリスの大学で学んでいます。
授業や日常生活の中で文化の違いを肌で感じ、自分の価値観や考え方を広げることができています。たとえば食事だったり、授業のシステムだったり、友人とのコミュニケーションなど全てが違ってすごく面白いです。キャリアや人生に対する考え方も人によって全く違うので、日本にいる時とはまた違った学びを得ることができているように思います。もちろん英語力も伸びるので、将来の選択の幅が広がります。
大学生活の1年間を海外で過ごすことは大きな決断ですが、すごく価値ある体験ができていると感じます。
課外活動、大学施設などについて
サークルや部活以外の選択肢
私が所属している学生団体は、主にオープンキャンパスを運営し、高校生や大学に興味を持って来てくれた方に、大学の魅力を紹介する役割を担っています。活動の中で企画を考えたり、多くの人の前で話したりと幅広い経験ができます。
最初は、高校生や保護者の方と話す緊張がありましたが、活動を通して人と話すことに慣れ、自分の言葉で大学を紹介できるようになりました。
企画力や計画性、コミュニケーション能力など、授業だけでは得られないスキルを磨けるのも大きな魅力です。楽しいだけでなく自分の成長につながる活動なので、大学生活で新しい挑戦をしたい人にぜひおすすめです!
ぼくのわたしの時間割
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1限 | Strategic Mangement(英語開講) 対面形式 |
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| 2限 | Bioethics(英語開講) 対面形式 |
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| 3限 | コーポレートファイナンス 対面形式 |
西洋哲学 対面形式 |
コーポレートファイナンス 対面形式 |
西洋哲学 対面形式 |
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| 4限 | ビジネス法務戦略 対面形式 |
マクロ経済学 対面形式 |
基礎数学 対面形式 |
組織行動論 対面形式 |
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| 5限 | ||||||
| 6限 | 生産オペレーションマネジメント 対面形式 |
※2025年度前期の時間割
時間割を考える際には、英語・専門性・教養の3つのバランスを意識して履修を組みました!
1つ目の英語については、後期から留学が決まっていたため、少しでも英語での授業に慣れておこうと英語開講の授業を履修しました。
2つ目の専門性では、経営学の中で自分の専攻を定めていきたいと思い、興味を持っていたファイナンスや経営戦略に関する授業をどちらも選びました。
そして3つ目の教養については、高校時代に倫理が好きで哲学にも興味があったので、大学でも哲学や倫理に関連する授業をとっていました。
ぼくのわたしのおサイフ事情
| 収入 | 支出 | ||
|---|---|---|---|
| 仕送り、お小遣い | 100,000 円 | 家賃 | 50,000 円 |
| 奨学金 | 0 円 | 水光熱費 | 0 円 |
| アルバイト | 70,000 円 | 食費・外食費 | 35,000 円 |
| その他 | 0 円 | 通信費(電話・インターネット代) | 4,000 円 |
| 交通費 | 2,000 円 | ||
| 勉学費 | 5,000 円 | ||
| 交際費(サークル活動費等)・趣味 | 8,000 円 | ||
| 衣料・ファッション | 8,000 円 | ||
| 貯蓄 | 38,000 円 | ||
| 雑費・その他 | 20,000 円 | ||
| 収入総額 | 170,000 円 | 支出合計 | 170,000 円 |
※1か月の平均収支
寮に住んでいる為、光熱費は家賃に含まれる形になっています。また、携帯代は両親が支払ってくれています。
バイトはオンラインでの塾講師をしていて、家から働くことができるので、帰省した時でも変わらず続けることができ、実家に住んでいない方には特におススメです。食費に関しては、友達とご飯を食べたりするときには好きなものを食べたいので、普段コンビニで買い物をしないように気をつけています。お昼ご飯を家から作って持って行ったり、水筒を持ち歩いてペットボトル飲料を買わないようにしたりしています。
将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること
大学での学びと社会とのつながり
大学では経営やファイナンスに興味を持って勉強しています。そのため、大学での勉強とつながるような仕事がしたいなと思っています。金融関係で稼ぎたい!みたいな気持ちもあるのですが(笑)、それと同時に社会問題に取り組めることが理想です。
大学での多文化環境や、様々な人が世界から集まってくるロンドンで過ごしていて、色々と考えさせられることが多いです。私の場合、特に女性の権利と、子供の貧困、教育格差などに関心を持つようになりました。利益と社会的意義を両立させることができるような姿が理想的だなと考えています。
メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと
自分の選択を大切に!
他人と比べないとか、自分の軸を大切にするってよく言われるけどすごく難しいことだと思います。大学は本当に自由で、何をしてもいいし、逆に何もしなくてもいい場所だと思います。だからこそ自分が何を経験したいのか、どんな人になりたいのかをしっかり考えることが大切だと感じています。すごく大げさに聞こえると思いますが、小さな決断を自分で決められるかが重要だと思います。例えば、大学では自分で授業を選ばないといけません。その時に、何となく友達と同じ授業をとるのではなくて、興味を感じられるものや、自分の将来に役に立つ授業を選ぶようにする。とかそれくらいのことでいいと思います。自分なりの小さな選択を積み重ねるうちに、良いコミュニティーに出会えたり、自分のやりたいことが見えてくると思います。


