自宅から離れて受験することは誰もが不安なものです。
そこで実際に大学受験の際、宿泊を経験した先輩の体験談をもとに、宿の選び方と宿での過ごし方をまとめました。ベストコンディションで受験に臨めるよう、ぜひ参考にしてください。
受験に便利な宿選びのポイント
試験会場から近く、ゆとりが持てる宿・ホテル
まずは試験会場から近いホテルを探しましょう。朝の通勤ラッシュや乗り換えのストレスが軽減できます。特に複数の大学を受験する場合には、交通アクセスの良いターミナル駅近くに泊まるのが便利です。
一方、繁華街の近くだと人や車が多く騒音が気になって落ち着いて休めないこともあります。どのホテルにするか迷うような場合は、こうしたことも考慮して選ぶといいですね。また、ホテル近くにコンビニやATMがあると、いざというときに便利です。
この時期、ホテルによっては受験シーズンに向けた「受験生プラン」を用意していたり、受験生のためのサービス体制を整えていたりします。事前に確認してみましょう。
ただし、このような条件の良いホテルは早めに予約でいっぱいになることも。Kei-Net特派員アンケートからもわかるように、年内から準備を始めている人も多くいます。特に、共通テスト直後から2月は、国公立大学出願に伴って、予約が殺到すると予想されます。受験校が決まったら早めに予約しておきましょう。
受験の先輩 Kei-Net特派員のアドバイス
- キムチ特派員 (立教大学 1年)
- ホテルが飲み屋街にあって、夜うるさいし臭かった。
- ととと特派員 (筑波大学 1年)
- 共通テスト後に志望校を変更したため、なかなかホテルが見つからず大変だった。志望校の1ランク上と下を予約したほうがいいと思う。
- シマチョウ特派員 (徳島大学 1年)
- 大学付近の宿はいいところからすぐに予約が埋まるため、夏休み頃から押さえておくのがおすすめです。私は共通テストの結果から志望校を変更しましたが、共通テスト後1週間ほどで一斉にキャンセルが出始めるため、次に予約するのはその時期が狙い目です。
机やスタンドなど受験生に配慮したサービス
ホテルの部屋に備え付けられた照明は勉強部屋と違って少し暗く、机も参考書やノートをたくさん広げて勉強する十分なスペースがないこともあります。ホテルによっては、電気スタンドを貸し出したり、特別に勉強机を準備しているホテルもあります。
このほか、チェックイン前、チェックアウト後にも荷物を預かってくれるなど、さまざまなサービスがありますので、気になることは事前に問い合わせておくと安心です。
おすすめは朝食付きプラン
ホテルの宿泊プランが多くて迷ったら、受験生には「朝食付きプラン」がおすすめです。朝食は脳のエネルギー補給に不可欠。試験開始の2〜3時間前までに、消化の良い軽めの食事をとることで、最後まで万全のコンディションで試験に臨めます。
朝食の内容は「和定食」「洋定食」「バイキング」などホテルによってさまざまです。好みや体調に合わせて選びましょう。
ただし「環境が変わると緊張する」「慣れたものを食べたい」という方は、無理にホテルの朝食を利用する必要はありません。コンビニ利用や食事を持参する場合は、お部屋や館内に電子レンジがあるホテルを選んでおくと、温かい食事がとれて安心です。
自分にとって一番リラックスできる食事方法を事前に検討しておきましょう。
受験の先輩 Kei-Net特派員のアドバイス
- UXRCF特派員 (東京大学 1年)
- 部屋に電子レンジがなく、温める必要があるコンビニ弁当を温められなかった。
- ゆむきち特派員 (北海道大学 1年)
- 宿・ホテルを選ぶ際は、加湿器やデスクなどの設備が整っているか、朝食があるかなども重要です。朝食がバイキング形式の場合は、張り切って食べすぎず、いつも通りの朝食を意識することが大切です。
受験生の宿選びには、インターネットが大活躍!
各宿泊予約サイトが受験生用の特集ページを設けていて、大学周辺の宿・ホテルが簡単に検索できるようになっていたり、受験生に嬉しい設備やサポートプランなどが紹介されていたりします。 また、早期予約割引があったり、キャンセル料も一定期間前までは発生しないので、早めの宿選びにもピッタリです。受験校がある程度決まってきたら、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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受験の先輩 Kei-Net特派員のアドバイス
- U特派員 (東北大学 1年)
- キャンセル料は直前までかからないところが多いので、志望校が固まり始めたらとりあえず予約してしまうのがおすすめです。多くのホテルを予約するので、1つ予約サイトを決めてすべてそこから申し込むと一覧になって楽でした。
宿で快適に過ごすためのポイント
受験生の大敵「乾燥」を防止しよう
受験シーズンの冬は空気が乾燥して風邪をひきやすくなります。さらにホテルは空気が乾燥していることが多いです。
「朝起きたら喉がカラカラに乾いて痛かった。」そんなことにならない、オススメの乾燥防止法をご紹介します。適度な湿度を保つことは、インフルエンザ予防としても効果的です。
【1】お風呂にお湯を張る※
湯船にお湯を張り浴室のドアを開けておけば、室内に蒸気が広がり湿度を保てます。
※蒸気で室内の火災報知器が作動するため、浴室ドアの開放を禁止していることがあります。その場合は、ホテルの指示に従ってください。
【2】濡れタオルを干す
水に濡らしたタオルをしぼって部屋に干すだけでも乾燥防止に効果があります。時折触ってみて、乾いていたらまた水に濡らしておきましょう。
【3】マスクをする
喉を保護する効果があります。マスクの種類によっては乾燥防止の他に、細菌・ウイルスからの予防にもなります。
ホテルによっては加湿器の用意があり、貸し出しをしてくれる場合もあります。予約時に確認してみましょう。
受験の先輩 Kei-Net特派員のアドバイス
- めぇ特派員 (筑波大学 1年)
- 加湿器を借りましょう。ホテルは部屋の準備でとても除湿されており、そのまま一晩泊まると頭が痛くなる恐れがあります。加湿器か、なければタオルに水を含ませて置くといいです。
朝寝坊・遅刻には注意しよう
ほとんどのホテルでは目覚ましになるモーニングコールサービス(またはタイマー)があります。朝慌てずに余裕を持って出発できる時間にセットしておきましょう。「寝坊したら…」という心配も和らぎます。
万一、サービス(タイマー)がない場合も考慮して、目覚まし時計を持っていくと安心です。携帯電話にも目覚まし機能が付いていますので、これを活用するのも良いでしょう。
また、前日のうちに、受験票や筆記用具など試験会場に持っていくものを準備しておき、当日の朝になって慌てることのないようにしましょう。
試験当日は電車が遅れる可能性もあります。「慌てて試験に集中できなかった…」ということのないように、時間に余裕を持ってホテルを出発しましょう。ただし、会場への到着が早すぎても、寒い屋外で待たされることがあります。適度な時間を確認して出発しましょう。
ホテル・宿での過ごし方
Kei-Net特派員のアンケートでは、暗記物のチェックやいつも通りの受験勉強に取り組んだ人が8割以上にのぼり、直前まで勉強する受験生が多いようです。
ただし、慣れない環境では思うように眠れないこともあります。「最終チェックのつもりで勉強していたら真夜中になっていて、翌日の試験はボーっとして全力が出せなかった…」という事態は避けたいところ。勉強に区切りをつけ、早めに横になる時間を確保しましょう。
ここまできたら今日まで頑張ってきた自分を信じて、試験前はリラックスすることも心がけましょう。
受験の先輩 Kei-Net特派員のアドバイス
- えだまめ特派員 (岡山大学 1年)
- 試験前夜は興奮や慣れない環境でホテルのささいな音に過敏になり、結局5時間も眠れませんでした。余裕も持って就寝することをおすすめします。
- F.Y特派員 (千葉大学 1年)
- 眠れないときもあるかもしれません。そのときは「寝なきゃ寝なきゃ」と思わないで、深呼吸して、目を閉じるだけでも良いです。
試験会場までのルートを下見しておこう
大都市の交通網は駅の構内が広く、乗り換えルートが分かりにくくて、乗り継ぎで戸惑うこともあります。
時間に余裕があれば実際に自分で下見をしておくことをオススメします。実際に自分で下見ができると当日の不安が軽減されます。時間帯によって交通量や人の流れが変わるので、試験当日のスケジュールに合わせてみると、イメージがつかみやすいでしょう。試験勉強の合間の気分転換として、下見に行くのも良いかもしれません。
下見に行くのが難しい場合は、時刻表や路線図、乗換案内サイトを活用して、事前に試験会場までのルートを確認しておきましょう。時刻表の確認は、試験日に注意して平日・休日を間違えることがないように気をつけましょう。乗換案内サイトは日にちと時間を指定した検索ができてとても便利です。
試験会場への行き方や乗り換え方法で不安な場合は、フロントで聞いてみると相談に乗ってくれるでしょう。
受験の先輩 Kei-Net特派員のアドバイス
- かいとう特派員 (第一工科大学 1年)
- ホテルから試験会場までのルートは前日のうちに必ず確認しておくことをおすすめします。電車やバスを使う場合は、乗り換えや所要時間だけでなく、遅延した場合の別ルートも調べておくと安心です。
持ち物のチェックをしよう
宿泊に必要なもの
- 着替え
- 洗面用具
- チケット類(新幹線・飛行機など)
- 目覚まし時計(スマホのアラーム機能でも可)
- スマホ用充電器
- 眼鏡、コンタクト
- 雨具
試験当日に必要なもの
- 受験票
- 写真付き身分証明書
- 筆記用具(鉛筆・消しゴム)
- 鉛筆削り
- 腕時計(ウェアラブル端末不可)
- スマートフォン(試験中は電源オフ)
- 財布・現金
- 交通系IC・乗車券
- ハンカチ、ティッシュ
- お弁当、飲み物
あると便利なもの
- 参考書、ノート
- 募集要項
- 試験会場までの地図
- モバイルバッテリー
- カイロ、ひざかけなどの防寒具
- 常備薬、のどあめ
- マスク、除菌グッズ
- 耳栓、アイマスク(宿泊用)
- お守り
チェックリストをプリントアウトして、忘れ物はないか、最終チェックをしておこう!
Kei-Net特派員の体験談やアドバイス
~持っていって良かったもの~
いつも使っていた勉強道具、参考書
(tn特派員 新潟大学 1年)
会場の地図や受験の注意事項
紙にプリントしておいた。スマホで見ればよいが、何があるか分からないから。(makomako特派員 名古屋大学 1年)
集中するための耳栓。短くまとめた試験直前に見るためのノート
(K特派員 東北芸術工科大学 1年)
酔い止め、花粉対策の薬
(フエキ特派員 東京海洋大学 1年)
受験の先輩 Kei-Net特派員のアドバイス
宿・ホテルの選び方や予約方法、過ごし方についてのアドバイス
- くろりど特派員 (岩手大学 1年)
- 新しめの宿を選ぶべきだと思う。空気清浄機や布団のにおいが気になって眠れない人もいると思う。
- にゃんこ特派員 (岡山大学 1年)
- 私が泊まったホテルは、お弁当の販売や大学までの送迎バスがあり、余計な心配をせず試験に集中できて助かりました。このように受験生向けのサービスが手厚いホテルを選ぶのがおすすめです。また、オープンキャンパスの機会を利用して事前に泊まってみると、より安心だと思います。
- なのはな特派員 (東京都市大学 1年)
- 私は1人で行った方が直前の調整(特に面接)ができ、ついてきた人の機嫌に左右されないのでおすすめ。別に1人でも国内なら言葉も通じるしそこまで困ることはない。
- U特派員 (東北大学 1年)
- 平常心を保ち、落ち着いて勉強をしましょう。前日は早く寝ることも大事です。夜になるととても寒い事がありました。二日目はフロントで毛布と加湿器を借りましたが、ホテルに着いたらすぐに毛布は借りてしまうのが良いと思いました。
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