復習に役立つ最強古文ノート

早稲田大学 文学部 3年 れちおん特派員

ノートの使用用途
予備校の古文の授業用。予習、復習にも使用していました。

POINT1ペンの色を使い分ける

私はノートにテキストの本文のコピーを貼り付けていましたが、そこに書き込みをするペンの色を、予習時と復習時で変えるようにしていました。当然ながら、予習時の本文の解釈や品詞分解は間違えることも多くあります。そこで、色分けすることで書き込みがいつのものであるかが明らかになり、自分がどこでどう間違えたのか、正解は何なのかが一目でわかるようになります。

ノートイメージ①

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POINT2ページを半分に分ける

テキストのコピーを貼り付けていないページは半分に分けて、主に上に設問の解答、下に正解と授業で教わった設問の解き方をメモしていました。設問を解く時には、自分の解答が正解だったかどうかではなく、解き方のプロセスを理解してそれを復習時に思い出し、他の問題に対応できるようにすることが重要です。そこで、私は復習では設問の答えを覚えられたかどうかではなく、解き方のプロセスを覚えられているかどうかを、このメモを見て確認していました。

ノートイメージ②

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POINT3付箋を活用

復習を複数回していくうちに、自分が苦手な文法事項や覚えにくい単語が明らかになります。そこで、私は付箋にそれらの苦手な文法事項や単語をメモしてそれらが出てきたページの端に貼り付け、直前期には何度も見返して少しでも暗記しようとしていました。新たなノートを作って自分の苦手なものをまとめるのも良いですが、付箋だと気軽に作成できるし、何より、そこに書かれた文法事項や単語がどこで出てきたかをすぐに確認して文章中で覚えることも、それに関連する講師の板書を見ることも可能なので便利です。

ADVICE
古文は勉強の仕方がわからないと言われ、敬遠されることが多いですが、実際には、勉強方法を確立してしまえば点数を伸ばしやすい科目です。先ずは、基本の文法事項と古文単語、テキストに出てきた単語を徹底して覚えましょう。そして文章を勝手な想像で解釈するのではなく、日本語とは全く異なる言語として、覚えた単語や文法事項を正確に当てはめて解釈しましょう。復習を何度も重ねるうちに、全くわからなかった過去問も理解できるようにになっていくと思います。

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