古文の文章は丁寧に扱っていく

龍谷大学 心理学部 2年 S.F.特派員

ノートの使用用途
学校の古文の授業用ノート

POINT1本文をノートに書き写す

少し面倒くさいとは思いますが、本文をノートに書き写すことで、その物語に興味が湧きやすくなると思います。特に古文に苦手意識がある人は是非一度試してみてください。最初から読み進めて理解していこうとするよりも、ノートに写しながら、何となく「こんな話なのかな。」と考えてみるだけでも、いざ読み進めようとしたときに読みやすくなると思います。また、後から単語ごとに意味を確認していくために、文章の切りの良いところで改行するなどの工夫もしてみてください。

ノートイメージ①

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POINT2品詞ごとに蛍光ペンを引く

古文はほとんどが平仮名なので、読み慣れていない時期は、なかなか読み進めることができないと思います。それぞれの品詞に蛍光ペンを引くことで、その単語が名詞なのか動詞なのかなど、一目でわかるようになり、読みやすくなります。

POINT3現代語訳や現代仮名遣いを本文の横に書く

特に古文が苦手な人は、本文を読んでいてもその部分の現代語訳をすぐに頭の中に思い浮かべることは難しいと思います。そこで、本文の隣に直接、現代語訳を書いて、本文に慣れるまでは、現代語訳を確認しながら本文を読むと、理解しやすくなると思います。現代仮名遣いも同様で、少しでも読み方に迷った箇所があれば、調べるなどしておくと、読みやすくなると思います。

ADVICE
上で述べたどのやり方も時間がかかるし、こんなことしなくても理解できるのでは、と感じる人も多いと思います。ですが、古文は丁寧に扱えば扱うほど、理解しやすくなり、その文章に興味が湧きやすくなると思います。また、ポイント2、3のようにそれぞれの単語や意味を丁寧に確認することで、本文の理解を深めていくとともに、自身の古文単語の語彙力にも繋がります。実際に私は、単語帳で覚えた単語よりも、本文の中で出てきた際に覚えた単語の方が、長期間覚えておくことができたので是非試してみてください。

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