弱点見える化ノート
日本獣医生命科学大学 獣医学部 1年 ame特派員
ノートの使用用途
- 過去問や問題集(生物)での弱点をまとめ、試験前に見返すためのノート
POINT1自分の弱点の見える化
過去問や問題集を実際に解いてみると、覚えたはずなのに思い出せないとかやったことがある問題や見たことがある問題だけどまた解けなかったなど、いろいろ発見があると思います。その時に、ただ解き直したり、解説を読んで理解するだけではその時は理解できるようになってもなかなか定着しにくいと思います。自分が忘れていたところや自信がなかった分野、抜けていたと感じた知識だけをノートにまとめておくことで試験前に見直すことができますし、学習計画を立て直す際にどこの分野から勉強すべきかを分析しやすくなります。何よりも書くことでより記憶に残りやすかったです。書くことは時間がかかりますが、活用法を考えればより効率的に勉強できると思います。
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POINT2見返したいと思うノート作り
生物はただ暗記すれば良いのではなく、流れが大事です。例えば代謝の分野は図やグラフを書いて全体の流れを把握することで、ただ文字だけでまとめるよりは内容が入ってきやすかったです。特に重要部分は色を変えたり、マーカーで線を引いたりして目立つように書くと後でわかりやすくてよかったです。図を丁寧に書きすぎたり、全ての単元でやろうとすると時間がかかりすぎてしまうので、自分が後で見てわかる程度の適当な図で、苦手分野や自信がない部分だけなど単元を絞って書くといいと思います。また、文字だけより後で見返した時に図があった方がわかりやすいですし、やる気にもなれました。
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- ADVICE
- ノートの書き方としては後で自分が見た時にわかるぐらい適当でいいので、綺麗に書きすぎないようにしてください。苦手分野や間違えた問題で知識の抜けていたところだけをまとめたものを試験前に見れるので、同じミスはしなくなります。でも、苦手分野ばかりやっていると得意分野の知識の抜けが生じてくるので、定期的に振り返るといいと思います。化石や地質時代、進化の分野は習う時期が遅く、勉強が手薄になりやすいですが、入試では高確率で出題されます。でもしっかり覚えていれば点数が取りやすい分野なので、後回しにしない方がいいです。ただ暗記するだけでは本当に定着しているのかわからないですし、だんだん辛くなってくるので、ある程度覚えたら演習問題を解いてみて弱点分析をするといいと思います。そうすればどこから勉強したらいいかどこが自分の強みなのかが見えてきて効率よく勉強できますし、できる分野が増えたとわかれば自信にも繋がるのでおすすめです。