受験に勝つノートを効率的に作る!!

名古屋大学 工学部 2年 よっしー特派員

ノートの使用用途
学校の授業用のノート

POINT1板書以外の事柄もメモする!!

先生が授業中に板書した内容をノートにメモする人はほとんどだと思います。しかし、先生は板書しないけれど重要なことを話していることが多々あります。例えば、「多くの生徒が間違えやすいポイント」、「暗記事項の語呂合わせ」や「教科書には載っていないが知識の背景事情」など授業では知っていれば受験で有利になるポイントがたくさん詰められています。そのような事柄をメモすることで、再び見返したときに「そんなこと言っていたなあ」と授業シーンを思い出すことができ、より授業内容の理解、復習がやりやすくなり、記憶の定着につながると思います。

POINT2復習での間違いの原因をノートに転記する!!

一度予習で解いた問題は、多くの人が復習すると思います。しかし、この復習のときに「問題をただ解いて終わった人」と「自分が犯しやすい間違いの原因を記録した人」ではこれからの成長に大きな違いが生まれると思います。私の場合は、復習していて疑問に思った知識、計算方法や有効数字など小さなことでもミスしたことは、たびたびノートにメモして模試の前など定期的に見返して、再び同じようなミスをしないように工夫をしていました。

POINT3色を多用しすぎない!!

皆さん、多少は「ノートはきれいにとりたい」と思っていると思います。しかし、きれいにとりたいからと言ってあまりに多くの色ペンを使わないことをおすすめします。なぜなら、色を多く使用しすぎると「一目見ただけではどこが重要なのか」、「前回間違えたところはどこなのか」ということが分かりにくくなり、自分の理解のしやすさではなく、ノートの見た目が目的になってしまい、受験勉強においては本末転倒となるからです。おすすめなのは、自分で色の法則を決めることです。私の例では、「黒…先生が板書した内容」、「赤…板書の中で先生が強調した内容」、「青…先生の追加の知識、自分が重要だと思ったこと」の3色を主に使っていました。できれば3色、多くても5色くらいまでには抑えるようにするといいと思います。

ノートイメージ①
ノートイメージ➁

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ADVICE
受験においてノートづくりは「自分の理解の手助け」というようにあくまでサブ的な手段だと思ってください。ゆえに自分にとって見やすい、わかりやすいノートであればよく、「人より汚い」など他人と比べ優劣をつける必要は全くありません。ネット上にはいろいろな見た目のノートがアップされていると思いますが、同じように書こうとノート作りに時間をかけすぎてしまうと、「時間のわりに勉強が進まなかった」と受験に失敗する原因にもなりますので、あくまで「自分にとって見やすいノート」を目標にしましょう。

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