白文を読めるようになれば君は最強!

横浜国立大学 経済学部 1年 Hello特派員

ノートの使用用途
学校の漢文授業ノート

POINT1ノートを準備しよう

A4のノートかB5のノートかはお好みで選んでください。個人的にはA4のノートが余裕をもって書くことができ見開きで見た時の情報量が増えるのでおすすめです。1ページを真ん中で分けて見開きで4段になるようにしてください。ノートは縦書きで使います。4段の内訳としては1段目が白文、2段目が訓点付きの漢文、3段目が書き下し文、4段目が文法事項や単語などの説明になります。

POINT2ノートを作成しよう

ノートの作り方ですが、まず初めに1、2段目に白文を書きます。この作業は少し大変ですが、後々白文だけで読めるようになりたいので頑張りましょう。慣れてくると白文を書いているときにも意味がわかったり読めるようになってきたりします。次に教科書などの訓読付き漢文を見ながら書き下し文を3段目に書きます。学校や予備校の授業の予習であれば、ここまでやって授業に行くといいと思います。授業があるのであれば、授業の内容を4段目にメモしたり、自分が書いた書き下し文が間違っていないかチェックしましょう。ない人は解答解説や参考書を参考にやりましょう。その後、自分が書いた書き下し文を見ながら2段目の白文を訓読付きの漢文にしていきましょう。

ノートイメージ①
ノートイメージ①

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POINT3ノートを活用しよう

ノートを作っただけでは終わりません!このノートを見ながら何回も音読することに意義があります。白文を見ながら漢文を音読しましょう。はじめは訓読付き漢文や書き下し文を見ながらでもOK!最終的に白文が読めるようになるまで練習しましょう!

ADVICE
私は漢文を使ったのは共通テストのみでしたが、秋冬に比べて比較的余裕のありそうな高校3年生の夏前までに国語ができるようになりたいと思い古文漢文に時間を割いていました。問題をひたすら解いたり、文法事項をひたすら暗記したりするよりも(もちろんある程度の演習量と暗記は必要ですが)、授業をしっかり受けて音読をするというほうが効果があったように思います。白文を読めるようになるまでは時間がかかりますが、コツコツとやっていれば読めるようになります!読めるようになれば一気に問題が解きやすくなるし、解くスピードも上がると思います!毎日の隙間時間にぜひ音読してみてください!

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