メモで理解を深めよう
大阪大学 医学部 1年 あっぷる特派員
ノートの使用用途
- 学校の地理の授業用
POINT1先生の話をメモしまくる!
このノートは、学校の授業用のノートです。授業の板書を少し左寄りに書き、右側の方に少しスペースを作って、いつでもメモをできるようにしていました。私は、単語だけを暗記するのがとにかく苦手でした。学校の先生は、授業中に先生なりの単語の覚え方や、地形や気候などの地理的な特徴に関して、なぜそういう特徴があるのかまで詳しく説明してくださっていたので、覚えたいところに関する雑談なども含めてメモを取るようにしていました。人によってはノート内の文字が多いうえに小さいので、見づらいと感じることもあると思います。また、実際のテストや模試で、先生の話の内容が出題されることはないかもしれません。しかし、そういうこともメモを取っておくことで、背景と一緒に覚えることができたので、単語だけをひたすら暗記することが苦手なわたしにとっては覚えやすいと感じました。模試のときには、このノートを見返すことで、「あのとき先生がこう言っていたな」「こういう地形だからこの場所にはこういう特徴があるんだな」というふうに思い出すことができました。
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POINT2場所と単語を結びつける
地理は、ただ単語を覚えるのではなく、場所と一緒に覚えることが大切です。実際に自分で地図を描いて、そこに情報を書き込むことで、よりその地形的な特徴が捉えやすくなります。また、色をつけることで、さっと見るだけでも見やすく、思い出しやすくなると感じました。山地や河川などの自然環境や、緯線・経線を書き込むことで、その国の理解が深まると思います。
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- ADVICE
- わたしはメモをたくさん取って、いろいろな情報と一緒に単語を覚える方が覚えやすいと感じましたが、要点だけをまとめたノートのほうが見やすいと感じる人もいると思います。人によって合う勉強の仕方が異なると思うので、自分が一番見やすい・覚えやすいと感じるノートをつくり、知識を定着させることが重要です。自分なりのノートは、入試のときのお守りのような存在になり、自信にもつながると思います。たくさん試行錯誤して、自分が一番見やすい・覚えやすいと感じるノートをぜひ作ってみてください!