考え方と知識の両方をメモしたノートで効率的に復習しよう!

茨城大学 理学部 1年 ひだまり特派員

ノートの使用用途
予備校(河合塾)の講義で用いたノート

POINT1ノートはぜいたくに使う

字は大きく書く、そして図も大きく描いていました。また、模試や入試のときは、答案用紙を半分にして書くとよいと指導を受けていたので、それに倣ってノートを半分にし、先生の答案の書き方を参考にしていました。一行を空けることで、ふと先生が口にしたことでもメモをとるスペースにしたり、分数を大きく書いたりするスペースを作っていました。

POINT2ペンの色は必要最小限にする

赤、青、黒の3色を基本とし、後は赤と青の系統色しか使っていませんでした。色を多くすると見づらくなってしまうのと、どれが重要なのかわかりにくくなってしまうと思ったからです。自分の中で大まかに色の使いわけがあって、別解や考え方、思考の流れとその注意点などには青色を、答案の書き方や誤りやすいポイントの注意などの重要ポイントには赤色を、図の中で色分けするときに系統色を使っていました。

POINT3ノートは大きな「メモ用紙の集まり」

一番はじめに、「ノートはぜいたくに使う」と書いたことと通じますが、ノートは、基本自分しかみないメモ帳です。つまり、ノートは自分の復習にいちばん役に立つツールであればよいのです。振り返る上で必要と思ったことは必ずメモをしておきました。例えば、先生が振り返ってほしいと言った問題だったり、思考の際に通る疑問点とその対処方法を記入したりしていました。

ノートイメージ①

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ADVICE
ノートはしっかりとると、復習の「教材」として役に立ちます。時間がたってからもう一度ノートを見返すと「なんであの時こうやってメモしておいたのだろうか?」となった個所があった、そんな経験をしたこともあるでしょう。人間は忘れる生き物ですので、それ自体は仕方がありません。ですが、そこを復習することで、「なるほど、ここでこういうミスをしたからこのように書いたのだな」とわかるでしょうし、その講義を鮮明に思い出すことにつながるでしょう。入試においては、授業で得た知識や考え方をどれだけ思い出せるかが勝負の鍵を握ります。ぜひ自分にぴったりなノートの取り方を見つけて、効率的に復習できるようにしてみてください。

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