本番直前に見返す!数学の基本公式証明まとめノート!
大阪大学 基礎工学部 1年 ひつじ特派員
ノートの使用用途
- 受験当日の確認用の基本公式証明まとめノート
POINT1受験当日見返しやすく!
私は証明問題が苦手だったので受験当日、数学の試験直前に見返すつもりで基本公式証明まとめノートを作成していました。そのため、パッと見てわかるように証明の流れの中で重要な要素だけを抜き出しでまとめたり、証明にかかわる補助線を入れた図を書き込んだりしました。また、色を使って式変形のポイントなどを目立たせました。
POINT2証明問題のエッセンス
基本的な公式の証明は最近、難関大学でも出題されるため、もしも当日出たらラッキー、出なくても基本的な公式の証明の過程には大学入試本番レベルの証明問題にも使える技術が詰まっています。まとめノートを作る時に、はじめは答えを見ずに自力で証明を書いてみることで証明問題を考える思考力もつくのでおすすめです! 「受験当日見やすく!」に書いたように重要なポイントだけを抜き出してまとめることは、「どこが証明の中で重要なのか」つまり「証明問題の答案作成の時に抜かしてはならないポイントはどこか」を見極める力をつけるうえでもとても役に立ちました!
POINT3本番、自信をもって戦える!
基本的な公式だけでも証明を書くと数ページになるので、試験直前にまとめノートを見て、これだけの証明は覚えている!と思って試験本番に臨めました。間違った問題をストックしたまとめノートを直前に見るという人もいますが、もしその時解き方を思い出せなかったりすると不安な気持ちで本番に挑むことになるので、私はそれはせず、このまとめノートだけを見返していました。間違いまとめノートほど量がなく、すべて無理なく頭に入れられる量なので当日も思い出せない!と焦らず余裕を持って取り組みました。
※画像をクリックタップで拡大
- ADVICE
- ノートを作る時には「ノートの目的」と「ノートはあくまで自分用」であることの二つを意識するのがおすすめです! 例えば、見返す用のノートは色分けしてきれいに書く、演習用ノートは本番解答用紙に書くのと同じようにシャーペン一本で書く、といったように、「ノートの目的」を意識してノートを作ることで時間を有効活用できます。 また、「ノートはあくまで自分用」なので、まとめノートを作る時などにわかると思った部分は飛ばしてまとめたり、自分にだけわかる記号を使ったりして見返しやすいノートを作るのがおすすめです。誰が見てもきれいなノートである必要はありません! ノートは合格のためのツールです!ノート作成にこだわりすぎず、ノートを有効活用して志望校合格を目指しましょう!