自分だけのノートで過去問攻略

東京大学 文科三類 4年 てくてく特派員

ノートの使用用途
東大の世界史大論述の過去問対策用ノート

POINT1情報の一元化

東大の過去問には多数の解答例、解説があります。そのため問題を解いて、解説を聞いたり読んだりするだけでものすごい情報量になります。そこでこのノートでは、問題と赤本の解答例をコピーして貼り付け、そこにはない関連知識、周辺事項、別解はノートに書き込んで追加していくようにしました。これによってその問題を解くことで得られた知識をノートに一元化できるようにしました。また、問題の全体把握のために解答構成の枠組みのレジュメなども書いておいたので、直前期に見返す際に知識の確認と同時に解答の組み立て方の復習も一気にすることができました。東大の問題はどれも解きっぱなしではもったいないような良問ばかりです。さらに、類似問題も頻繁に出題されるため(2021年も1995年の類題)、このノートは大変効果的でした。

ノートイメージ①

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POINT2採点者の視点になって

何度も論述問題を解いていくと、よく出るフレーズや自分がよく間違えるフレーズがわかってきます。そういった部分も赤本の解答例のコピーから矢印を引いて書き込みました。また、解答例も完璧ではありません。他の解答例などと比べた上で「最高の解答」を作り出すために、解答例を添削していくようなイメージでノートを作りました。これによって、採点者の視点で解答例を眺める習慣が付き、論述力向上につながりました。

ノートイメージ②

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ADVICE
私にとってはこのノートは受験前、学力面でも精神面でも大変自信につながりました。ノートまとめは時間の無駄だという人もいますが、ノートまとめにかけた時間に対して効果が出せるようなノートを作れば良いと思っています。それに、自分の勉強の成果を形として残していくのは意味のあることだと思っています。しかし、「自分にはノートまとめは向かない」と思ったらする必要はありません。自分に合った勉強法を見つけていきましょう。応援しています。

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